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日本の水族館で見られるノコギリエイの話 [エイ]

ものすごく人気があるワケでも、特別話題になることも少ないけれど、実はとても貴重で珍しい魚がノコギリエイだ。
展示している水族館でも特別な扱いをしていることはないけれど、本当は見られて感謝!! な存在なのだ。
日本の水族館でノコギリエイを展示しているのは、全部で5館(のはず)。
そのひとつである登別マリンパーク・ニクスはまだ行ったことがないので、そこに何匹いるのか分からないけど、その他の4園館で見られるのは全部で10匹。ニクスにだって、何十匹もいるワケじゃないだろうから、日本中に十数匹しかいないのだ。そう言えば、その稀少性が分かるだろう。

そんな貴重で稀少なノコギリエイの仲間は、全部で7種類が記載されている。
驚きなのは、日本の水族館でその内の3種類(のはず)を見ることができるということ。
外見上はどれも同じような形をしているから、ひと目見ただけではそのありがたみが伝わってこないのが残念だけど、それって実はものすごい事なのである!!

ノコギリエイを見るのにおすすめの水族館は、エプソン品川アクアスタジアムだ。
パスを買って以降、やけにアクアスタジアムづいてるけれど、何かもらってるワケではありません!!
アクアスタジアムがオススメな理由は、世界でここだけしかいないドワーフソーフィッシュ(Pristis clavata)が見られることもあるけれど、それ以上にP.microdon(グリーンソーフィッシュ)のサイズがどこよりも大きいから。
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P.clavata(ドワーフソーフィッシュ)
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P.microdon(グリーンソーフィッシュ)
P.microdon自体は、ノコギリエイのいる5園館すべてで飼われている主力選手。即ち、日本でノコギリエイといえば、この種類を指すと言ってもいい種類だ。
条件が揃えば最大7mにもなる魚だから、大きさという要素は、その魅力を語る上で、重要な要素だと思うのだ。
しかし、どの水族館でも、ノコギリエイがいる水槽はそれほど大きくないから、中で暮らすエイも巨大化することはできない。
だから、ノコギリエイならではの巨大さを堪能できる個体はほとんどいないのが現状だ。
しかし、アクアスタジアムはちょっと事情が違う。
オニイトマキエイがやってくるまで魚展示の目玉だったこともあって、もっとも大きな水槽があてがわれている。それが余所のものよりも広いこともあって、体のサイズは3.7mもあるのだという。
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上から見るとより一層大きく見える。

飼育スタッフの話では、「この水槽ではそろそろ限界サイズじゃないかと思います」とのことだが、水槽サイズを考えると、その他の水族館では3.7mの個体は見られないから、それだけでも価値があるというものだろう。
それだけの個体が、ノコギリを左右に振るようにしながら、こちらに向かって泳いできて、そのまま正面から離陸するように自分の上を通過していく様は、個人的にトンネル水槽は好きじゃないのだけど、この瞬間だけは“これはトンネル水槽ならではの醍醐味だな”と素直に思わされる。
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だが、油壺マリンパークも捨てがたい。
何せ、国内最多の2種類5匹もノコギリエイがいるのだから、それだけでも満足感は高いというものだ。
ただ、ノコギリエイが暮らす水槽は、内壁の色が濃くなったり、水槽の一部分が暗くされていたり、何ともカッコ悪い魚礁が加えられたりと、オレには嬉しくないリニューアルがなされたお陰で、足が向きにくくなってしまったけれど、単純にノコギリエイを見たいならオススメだ。日本でここでしか見られないP.zijsronにも逢えるしね。
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油壺だけで見られるP.zijsron。

先にも書いたように、ニクスには行ったことがないので、もしかするとそこが最高だったりする可能性はあるのだけど、それが判明した時にはあらためて。
もっとも、このオレがニクスに行ったら、間違いなくノコギリエイはこのブログに登場することになるのだろうけどね。
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