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久しぶりの… 海響館 [その他]

久しぶりに海響館に行ってきた。
特別な目的があったワケではないんだけど、行きたがってた人のお付き合いといったところかな? HPによると、マナガツオがいるとのことだったので、それを見るのが個人的な楽しみだった。
そもそも、明確な目的のある遠征ではなかったから、行ったのも日曜日。
館内は当然、激混み。ええ、もうすっかりやる気をなくしましたよ(笑)
以後は人の少ない水槽を見計らって館内をウロウロ。

そんな中で、もっとも印象に残ったのはペンギンだった。
それにはワケがあって、2月に開催された「中村元の超水族館ナイト」で、ペンギンの生息地のひとつであるフォークランド諸島が話題になったから。
そこで見聞きした野生のペンギンの生活は、水族館で見知ったものとはまるで別物。
もちろん、きわめて過酷な環境と、飼育下での安穏とした暮らしを比較するのは無理があるというものだけど、海響館のペンギン村のフンボルトペンギンの展示ゾーンは、“本来のペンギンの姿”を感じさせてくれる現状、唯一の施設じゃないかとあらためて思ったからだ。

屋外の展示ゾーンに出ると、造波装置付きのプールに出迎えられるが、誰も泳いでいなかった。
遊歩道風の観覧通路を進むと、ペンギンたちの大半は巣にこもっていて、外にいる個体でも、プールから離れた位置にばかりいた。野生では、力がある者ほど海から離れた場所に巣を作るというけれど…
3月に入っていたとは言え、北風が吹きすさぶ寒い日。ペンギンも水に入りたくないのだろうか?
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そもそもペンギンは何をしに海に行くのか。
答えは簡単。餌を採るためである。
しかし、水族館では時間が来れば餌をもらえる。つまり、わざわざ水に入る必要はない。
入る必要がなければ、寒い日に好きこのんで水に入ることはペンギンでもしない、ということなのかも!?

その日はほとんど水に入らなかったフンボルトペンギンたちは、飼育スペースに植わっているススキの葉をむしって、巣に持ち帰り、快適な住まい作りに精を出していた。
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草むらの中でひと休み

餌の心配がないのなら、次に優先されるべきは住処のこと、のようだ。水族館で生まれ育ったはずなのに、鳥としての本能がきちんと受け継がれていることに感心させられる。

水の中で餌を採らなくていい水族館のペンギンにとって、水は何のためにあるのか。
体を綺麗に保つための風呂としての要素と、あとは遊び場、といったところだろう。
野生では、海の中には捕食者が待ち構えているため、水に入るまで1時間以上も水際で右往左往してるらしいが、水族館では、気が向くとプールへ飛び込んでいく。
特に館内の亜南極ゾーンでそうした傾向が顕著で、ジェンツーペンギンたちを中心に、プールへ飛び込んでは泳ぎ回ったり、プールから跳び上がっては飛びこむを繰り返す者、アクリル越しに観客に愛想を振りまく者など、水遊び? を楽しんでいる様子。

ペンギン村の水槽は、亜南極種が暮らすエリアもとても立派だ。
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背景は岩場。野生のペンギンの生息環境をイメージしたもので、ペンギン=雪や氷、といった固定概念の転換に挑戦した? 作りと言っていいと思う。
ペンギン村にも生息地の写真が大きなパネルとなって壁に貼られていたり、現地の映像が流されていたりするのだけど、それらと見比べてしまうと、やはり多少の違和感を憶えてしまうのだ。
オウサマもジェンツーも、雪や氷の上では営巣しないし、オウサマなんて雪を避けようとする傾向すらあるとか。写真で見た現地のペンギンは土の上や草地で営巣していた。
それを屋内の展示プールで再現するのは不可能に近いような難しさ、限界と言った方がいいかな? もあるのだろうけど、本来の生息環境に近ければ、フンボルトペンギンが見せてくれているような、野性的な表情を見せてくれるのかも? なんて思ったり。無い物ねだり、なんだけどね。

だが、ペンギンの遊泳力の素晴らしさは、どこよりも明確に紹介されている。

閉館が迫った頃、何羽かのジェンツーペンギンが水に飛びこんだと思ったら、ビュンビュンと泳ぎ始めた。
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ジェンツーペンギンはペンギン随一のスピードで泳ぐというが、スピードだけでなく、遊泳軌道を急激に変化させるので、写真を撮ろうにもピントが合う合わない以前に、あまりに速過ぎてカメラを向けられない。それ以前に目が追いつかないのだ。たった30~40㎞程度のスピードだというのに…
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来た!! と思ってカメラを構えても、シャッターを押した頃には行きすぎてる… こんなのばっかり。

もちろんこれも、餌を採るワケでも、外敵から逃れるためでもないから、ペンギンたちからすれば暇つぶしみたいなものなのだろうけど。

外敵と言えば、野生のジェンツーペンギンの天敵はヒョウアザラシ。
水槽と違い、広さに限りのない海の中で、4m近い巨体で追いかけ、追いつき、捕食しているワケだ。
ペンギンたちだって、命がけだから、水槽で泳ぐよりさらに速く泳いでいるはずなのに。

自然ってスゴイよね、いろいろ…
何だこのまとめ方…(汗)
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