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加茂水族館 クラゲドリーム館の大水槽 [無セキツイ]

新しい水族館ができる時、その館を象徴するような大(フラッグシップ)水槽が作られる。
その水族館が紹介される時には、必ずその水槽の画像や映像が使われるような、その水族館の顔とも言うべき水槽だ。

加茂水族館は世界一のクラゲ水族館であるからして、当然、そのフラッグシップ水槽もクラゲの水槽とされていることは言うまでもない。
大量のミズクラゲが漂う大水槽… その話は新しい加茂水族館がオープンするよりずっと前から、それができる(作られる)ことが公表されていたけれど、どんなに大きくても直径30㎝にも満たないミズクラゲを、いくら大量とは言え、大水槽で展示するなんて… 
デカけりゃいいってもんでもないだろう、実はそんな風に思っていた。

オープンの直前、完成した水槽の画像が公開されているのを見た時、大きな水槽の中を漂う白い小さなクラゲが、まるで宙を舞うホコリみたいに見えて、“ほら、やっぱり綺麗じゃないじゃん!!”と思っていたからだ。
実際に新生加茂水族館に足を運び、この水槽を前にした時、そこにあったのは自分が考えていたものとは違うものだった。
実際の水槽は、写真などで見たものとは、クラゲの大きさと密度、何より照明の色や光の向きなどがまったく違っていて、ひと目見ただけでその綺麗さに驚かされた。
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それまで、ミズクラゲで大水槽なんて、と思っていたオレの考えは瞬時に覆り、これはアリだな!! と考えを改めることに(笑)
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そんな力強い説得力を持ったこの大水槽、その前に立てば直径5mの大きな丸いアクリルパネルは、青い壁のようにも見えるけれど、容量はたったの40tと、数字上では大水槽と言うには小さすぎるくらいのもの。水量に対するパフォーマンスは随一かも知れない。
しかし、この大水槽がフラッグシップ水槽として機能し続けることができるのは、加茂水族館のクラゲ飼育技術があってこそ。
1日あたり最大で1000匹ほど殖やせるという量産体制? が整っていて、必要な数を常時確保できるからこそのミズクラゲ大水槽な訳なのだからね。

大水槽の主役を務めるミズクラゲは、加茂水族館にとっても大切な存在なのか、クラネタリウムの中でも、そこまでの展示の流れとは分けられた、独立した展示コーナーが与えられている。
大水槽もそのひとつなのだけど、その前にある2つの大きめの水槽には、大水槽に行く前の状態の小さなクラゲが無数に漂っている。
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こちらはオレが最初に思ったみたいな、漂うホコリみたいであまり美しくはないんだけど、大水槽を楽しむための序章と思えば、これもアリなのかな?
しかし、水槽の前に腰を下ろし、壁のようにそびえる大水槽を見上げていると、何となくゆったりした気分になってきて、水量の話とか、クラゲの量産体制とか、そんなことどうでもよくなってくる。
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水中をふんわりと、ゆったり漂うクラゲたちを眺めていたら、知らない間にそのまま寝落ちたりすることもあって、気付くと数十分が経過してた、なんてことも。
パッと見ただけでも綺麗な水槽だけど、できれば、水槽の前のベンチに座って、水槽全体をじっくり眺めてみて欲しい。
クラゲとそれを通して見る水のゆったりとした動きが、リラックス効果とでも言うのか、ゆったりした気分にさせてくれるのがこの水槽ならでの魅力だと思う。
水族館を評価する言葉としては、個人的に好きではないので普段は使わない“癒し”なんて言葉がしっくりくるのかも知れない。
いろいろな意味で、加茂水族館らしい大水槽だと言えると思う。

クラネタリウムにはもうひとつ、大水槽をそのまま小さくしたみたいな大きめのクラゲ水槽があって、大きなサムクラゲが1匹で展示されている。
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巨大なサムクラゲも、ミズクラゲの量産体制があればこその加茂水族館ならではの展示のひとつ。
英名では目玉焼きクラゲなんて呼ばれているけれど、ここまで巨大化すると溶き卵みたいな色は無くなり、白い巨大な塊みたいになってしまうんだなぁ、と。
種類の珍しさ、という意味では、大水槽のミズクラゲよりもこちらの方が稀少なので、こちらもお見逃しなく!!
と言っても、綺麗なのはミズクラゲ大水槽の方、なんだけどね。
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