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沖縄美ら海水族館 マンタの話あれこれ [エイ]

2010年以降、沖縄行きの原動力となっていたのは、美ら海水族館のマンタの出産シーンを見ること、だった。
連続出産を成し遂げていた母親個体が昨年死んでしまい、その目的を失ってしまったというのは、以前のブログでも書いた通り。
昨年の時点で大水槽を泳いでいた5匹は、いずれも血縁関係があるのに加え、その内4匹は大水槽生まれの個体のため、年齢的にも若く、今後の繁殖計画はどうなってしまうんだろう? オレが貴重なシーンに遭遇する可能性はもうないかも知れない…
悲観的な気分になるばかりだった。

そして今年。オレが行くより1ヶ月半ほど前に行った友人によると、マンタが4匹とあった。
5匹いたはずなのに…
いろいろ気になって仕方がない。
そして今年の沖縄遠征。到着初日は水族館に行かない予定だったのに、時間的に行けそうだったので、1時間半ばかり。
オレを美ら海水族館へと導くのは、結局、いつもマンタだ。
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早速、大水槽に向かうと、確かに4匹しかいない。
しかし、昨年までいた個体とは違っているようで、少なくとも2匹は確実に変わっていた。
ちょうど、その場に飼育スタッフ氏がいたので聞いてみると、昨年までの個体とはやはり入れ替わっているそうで、その時からいる大水槽生まれの個体は1匹だけ。
それ以外の4匹は予備槽へと移動になったのだとか。
その理由は、もちろん繁殖を見越してのこと。以前の5匹は先にも書いた通り、血縁関係にあるため、そのまま同居を続けていると血が濃くなってしまう恐れがあるから。
つまり、将来的なこともいろいろ考えた上でのメンバーチェンジだったという訳だ。

水槽のマンタに目をやると、雄が雌を追い回すこともしばしば。
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交尾を終えると、それ以降、追尾することはあまりないらしいのだけど、このオスはかなりやる気があるらしい?

「あれなら、近い将来、繁殖もうまくいきそうですね」なんてスタッフ氏に投げかけると、「実は、今年、交尾が確認されてるんですよ」とそのスタッフ氏。
「!!!!!!!」
昨年までの母親個体の死亡で、見ることを切望していたシーンが再び見られるかも知れない、ってことだ。
目の前がパアッと明るくなったような気がした。
もちろん、来年見られるとは限らないし、見られない可能性の方がはるかに高いのだろうけど、飛び跳ねたくなるみたいな気分だった。
その後、今後の計画についての話をいろいろ聞かせてもらっていると、その会話の中で、「オニイトマキエイをやってみたいんですよね」

ちびりそうになった(笑)

オニイトマキエイもマンタの1種だが、美ら海水族館にいるナンヨウマンタ(Manta alfredi)よりも大型化するとされるM. birostorisのことである。
沖縄の近海なんかにはいないのかと思っていたら、定置網に入ることがあるそうで、しかも、展示を目指して水族館へ搬入したことがあるとのこと。
だが、展示されていないのは、捕獲されるものが大型個体であることも手伝ってか、同属でもナンヨウマンタより扱いが難しいらしい。
とは言え、それを見られる可能性はある訳で、いや、実際に見ることができないとしても、見られるかも知れない、という夢が見られただけでもラッキーだ。
だって、見られる可能性があるなんて、思いもよらなかったのだからね。
ただ、稀種であることは間違いないようで、話を聞かせてくれたスタッフ氏も「2回しか見たことないです」と言う。
でも、2回も見たことがある訳で、これは期待せずにはいられないよね。

ラッキーついで? に、5月にオレが失意のどん底に落ちる原因となったモブラ(イトマキエイ)についても聞いてみると、イトマキエイやヒメイトマキエイが定置網に入網することがあるそうで、こちらも展示に向けた取り組みを行ったことがあるとのこと。
こちらは餌付けが難しいそうで、いい状態で運べても、餌をなかなか受け付けてくれないらしい。
でも、こちらについては、オニイトマキエイよりも見られる可能性は高いのかなぁ? 話を聞いていて、そんな風に感じたのだけど…

話の内容がないようだけに、すっかり時間を忘れてしまい、宿の食事の時間を過ぎてしまった。後ろ髪を強烈に引かれながら、その場を後にしたのだけど、惜しむらくは、そのスタッフ氏の名前を聞いてくるのを忘れたこと。
オレの心を見透かすかのように、オレ好みな話題を次から次へと。心をがっちり掴まれた感じですわ(笑)まったくありがたい限り。

美ら海水族館では、出口前で「わくわくアクアラボ」という簡易的なトークショーが日に2回、行われている。
タイミングよくその近くを通ったので、話を聞いていくことに、お題は魚の給餌について、だった。
そこに出てきたのがマンタ用の給餌器。飼育スタッフ氏によって作られたものだ。
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長い竿の先に付けられた柄杓に、500~800gの餌を入れて、ひとりが2匹のマンタに給餌をするのだそうだ。ちなみに、水温が高く活性の高い今時期は、1匹あたり8㎏ほどの餌を食べるらしい。

マンタの餌やりは、エプソン品川アクアスタジアムで何度も経験しているし、水族館が違ってもやり方は同じ。だから、美ら海水族館でもやってみたいなぁ、なんて思ってた。
しかし、エプソン品川よりも水槽も個体も大きい。ヒレが壁に触れないよう、できるだけ壁から離れた位置で給餌したいと、竿はかなり長め。3mくらいあるだろうか?
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美ら海水族館の給餌風景。撮影したのは今年じゃないけど。

そこに1回分500gの餌(と同量の重り)を入れたものを持たせてもらったのだけど、端を持っていることもあって、数字からは想像もできない重さで、両手がプルプルしてくる。
その場で話を聞かせてくれたスタッフ氏によれば「重いですけど、女の子のスタッフもやってますよ」とのこと。
最初はフラフラしながらでも、だんだん慣れて(力が付いて)、できるようになるらしい。
でも、夏場の今時期の給餌量なら1匹あたり約15回。2匹でその倍。
やっぱりオレには無理そうだ…

と、マンタについていろいろ聞かせてもらうことのできた今回の美ら海水族館訪問。
話的には、これまででもっとも内容充実で満足感が高かった。
やっぱり、美ら海水族館って凄いねぇ… 結局はそのひと言に尽きるような気がしたよ。
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