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10月の串本の海@串本海中公園 [その他]

串本海中公園に行ってきた。
紀伊半島のほぼ先端という、遠く、きわめて行きにくい場所にある水族館で、しかも3月に行ったばかり。
でも、どうしても今の時期に行きたい理由があったのだ。

3月に行った時、その前年に行った時には乗ることができなかった海中観光船、ステラマリスに乗ることができた。

船から見る串本の海の中は、ただひたすらに感動的だった。
ただ、魚の姿は思いの他まばらで、美しいサンゴの海にしては、少々寂しい眺め。
船上で案内してくれるスタッフ氏によれば、水温の下がる冬場は、やはり魚の数は少なくなるのだという。しかしその反面、冬場は透明度はもっとも高くなる。
海の美しさを堪能するなら冬場がベスト。魚の数は水温が高い夏場だが、水の濁りも強く、透明度が5mほどしかない時もあるのだとか。
では、透明度と魚の数、どちらもいい時期はないのかと聞いてみたところ、そのどちらの条件をも満たすのが10月。水温は徐々に下がり始めるものの、まだ温かく魚の数も豊富で、透明度も高くなり始めるので、まさにベストシーズンと言うわけだ。
オレが串本にどうしても行きたかった理由というのも、まさにそれ。
ステラマリスの最初の出航時間である9時半を目指し、580㎞の道程を夜通し突っ走った。

オレが行った日は、予報では雨。行きの道中、多少の雨に降られ、残念な気分でいたところ、串本に近づくにつれ、空が明るくなり始め、串本に着く頃にはすっかり晴れに。
串本海中公園に行くなら、絶対に晴れがいい!! 予報に反して好天に恵まれたので、伊勢自動車道を走っているあたりでは、折れそうになっていた心もすっかり復活(笑)
そして予定通り、9時半出航のステラマリスへと乗船した。
IMG_4927.jpg
本州最南端の串本は、台風の影響を大きく受ける。
10月に立て続けにやってきた台風は、海の中のサンゴにも少なからず影響を及ぼしたらしい。台風の影響による海の濁りも、比較的最近まで続いていたのだそうだ。
透明度が戻ってきたのは、10月も末が近くなってきてからだったのだとか。
幸い、オレが行った日の透明度は18mとコンディションも良好。晴れたお陰で水中もよく見える。
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出港してすぐから現れるサンゴには、何度見ても新鮮な驚きがあるのだけど、サンゴの周辺に転がっている流木が少なからず目に付く。また、サンゴ自体も所々崩れていたり、折れて周辺に転がっているものがあったりと、台風の影響は見受けられた。
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しかし、それ以上に魚の姿は多かった。

メジナなど3月も見られた種類はもとより、チョウチョウウオなど色つきの魚の姿が多い。
IMG_4953.jpg
船を下りてからも、その足で海中展望塔まで行ってみたのだけど、やはりこれまでで一番魚の数が多く、小窓を覗き込む度に違った魚が見られるくらい、魚影が濃い。
オレが行った当日、周辺で見られた魚は40種以上が確認されていたとか。実際、オレの目の前にも次から次へといろいろ登場し、40種オーバーには届かなかったものの、ざっと20種類くらいは見られたんじゃないだろうか? それが水族館の水槽の話ではなくて、自然の海での話だから、まったく串本の海っていうのはスゴイ!!
そんな魚探しが楽しくて、ステラマリスと海中展望塔だけで、ほとんど午前中いっぱいを使ってしまったくらいだった。
IMG_4937.jpg
串本の海に強く感動できるのは、これが本州の海だからなんだと思う。
これが沖縄なら、もっと魚影も濃いのだろうし、カラフルな魚ももっと数多くいるはずだけど、沖縄ならそんなの当たり前の話。もちろん、それなりの感動はあるはずだけど、串本の海で得られるものとは種類が違うはず。
遠いとは言え、ウチからの距離は沖縄の約1/3くらい。自分が住まう本州にこんな海があるという事実には、やはり感動せずにはいられない。
とは言え、沖縄よりも行きにくいんじゃない? と思えてしまう不便さはあるのだけど…

魚が多く、透明度も高いコンディションはもう少し続くらしい。
もちろん、冬場でも海の美しさは十分に楽しめるけれど、魚も一緒に楽しみたいならやはり今の時期がベストだろう。
今シーズン中に見たい!! そう思った人はお早めに!! 多くの人に見て、オレと同じ感動を味わって欲しいと思う。
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コメント 2

ジュンイチ

こんばんは。
10月和歌山、かなりの収穫があったようで何よりです。海中公園でも、一度にこれだけの種類の魚が見られるというのは本当に素晴らしいですね。

和歌山には何度か行ったことがありますが、その度に「海が違う」と強く実感します。
海岸沿いに群れている小魚が、ルリスズメやハタタテハゼをはじめいかにも「熱帯魚」ってイメージのものだったり、
メジナやイシダイ・コブダイの大型個体が街道からすぐ近くの漁港内を平然と泳いでいたり。
沖防波堤に行くと足元(もちろんそれなりに深い場所ですが)に1mを越えるクエが居たり、運次第ではバショウカジキの成魚まで見られるとか。

アクセスの不便さは確かにいつも感じますね……和歌山に入ってからの移動が特に。ただ、その上で「また行きたい」と思わせる、そんな魅力がある場所でもあります。
今回の記事の写真を見て、またそんな気持ちが強くなりました。魚好きとしては、地元にお住まいの方が本当に羨ましいです。
by ジュンイチ (2014-11-01 21:01) 

ミストラル

>ジュンイチさん

こんばんは。

串本の海は、熱帯魚と温帯の磯魚が一緒に泳いでいるため、周辺で見られる魚種は沖縄よりずっと多いのだそうです。
海に潜らずにバショウカジキなんか見られたりしたら…

和歌山の海は本当に素晴らしいですよね。
仰るように、周辺に住んでいる人たちが羨ましくなります。

不便ですが、その不便さがあるからこそ、海の素晴らしさも保たれているのかなぁ、なんて思うところもあり、少々複雑な気持ちもあるのですが…


by ミストラル (2014-11-04 23:32) 

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