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イルカ事件について思うこと [雑談]

水族館でイルカを飼うのが許されなくなる日がいつかは来るのだろう。
欧米のヒステリックな圧力団体の活動を見聞きする度、そんなことを思わされる。
今回の一件は、その序章なのだろうなぁ、と。
5月20日、TVや新聞、ネット等々、ニュースを賑わせたイルカ問題(JAZA、日本動物園水族館協会がWAZA、世界動物園水族館協会から倫理規定違反を理由に除名される)のことだ。
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※画像はイメージです※

動物愛護を標榜する狂信者や偽善者たちがイルカをどう思おうが、崇めようが好きにすればいい。でも、WAZAもその片棒を担いでいるという部分は残念に思う。
動物園とか水族館って、実物を通して自然科学に触れる博物館なはずで、そんな非科学的な話を論ずるような場所ではないはずなのに……
残念だけど、JAZAとしてそれを受け入れる決断をしたのだから、仕方がないよね。

今回の一件はとても残念な話である反面、イルカの展示や飼育、ひいては水族館全体の飼育や展示をあらためて見直すきっかけになるんじゃないかとも思う。
確かに、新しいイルカの確保が困難になるだろうことは間違いないけれど、ビビリ過ぎというか、少々過剰反応なようにも感じるのだ。
個人的には、別にイルカなんかいなくたって、いいじゃん!! と思うからだ。
強がりとか意地になってる訳じゃなくて、オレ自身は水族館にイルカはいて欲しい。イルカや鯨類の魅力を知り、それに興味を持つことになったのは、他でもない水族館がきっかけだったからね。
でもその反面、いつぞやのジンベエザメの話にも通じるのだけど、イルカを飼育、展示する水族館が日本中にあるという現実を見直してみると、そんなにイルカ(を展示する水族館)、必要? とも思ってしまうのだ。そもそも、今回の問題の根本的な原因は、日本に水族館があり過ぎるからなんじゃないか、とも思っていたりする。
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※画像はイメージです

水族館は、イルカ(鯨類)の魅力や凄さを伝える役割を担っているけれど、だからと言って、そのための施設が日本中になければいけないということではないだろうし、野生動物を次々と飼い殺しにする理由にもならないと思う。

言うまでもなくイルカは野生の動物で、普段は海のどこかで暮らしている。
会いたいと思っても、そう簡単に会えるものではない。しかし、それが飼われている水族館に行きさえすれば、いつでも必ず会うことができる訳で、だとしたら、それが近所になくても、少々行くのが大変でも、そのくらいの苦労はしてもいいんじゃない? というのはオレの基本的な考えだからだ。
誤解の無いように書いておくが、オレはイルカの飼育、展示はもちろん、その漁についても反対ではない。

でももし、本当に野生からのイルカの搬入を諦めて、繁殖に力を入れていくのであれば、技術力や、設備が整った施設が中心となって、それに取り組んでいくしかないのだろうから、結果的にイルカを飼育、展示する施設は限られてくる方向なのだろうと思う。
でも、それはそれで、いいことなのかも知れない、とも思う。
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※画像はイメージです

何紙か読んだ新聞記事には、“水族館はイルカがいないと立ち行かない”“イルカショーは集客の要”“イルカの展示が継続的に行われなければ、経営にも影響しかねない”みたいに書いてあった。
確かに影響する部分はあるのかも知れないけれど、思い出してみて欲しい。
かつて水族館に膨大な人を集めたラッコがいなくなっても、それが理由で廃業した水族館はないし、ラッコがいなくなった後のプールも、何かしらが入って展示は続いている。
それがイルカでも…… 多分、同じだろうと思う。
実際、イルカやそのショーがなくても人気の水族館だってあるのだから。

水族館でイルカといえば、ショーありきなのは間違いない。
イルカショーはイルカの素晴らしい能力を分かりやすい形で伝えるための展示としては最適だと思うけれど、それをしなければイルカの能力は伝えられない?
ほとんどの人が好意的な目で見るイルカを魅力的に見せる展示なんて、それほど難しいものではないだろう。
まぁ、水槽設備的にはハードルは低くなさそうではあるけれど……

展示するための動物の入手がどんどん困難になっている動物園は、新しい展示手法を採り入れることで、魅力的な展示を続けようとしている。
言葉悪く言えば、手持ちのコマでやりくりしながら、減った量を質でカバーしようとしている。
水族館もそういう時期に差し掛かりつつあるんだろうなぁ、というのが今回の一件を傍観していて思ったこと。
いずれにしても、イルカ(鯨類)の飼育、展示はこの先、どんどんやりにくいことが増えていくのだろうと思う。
オレが狂信者だと思っている連中の言い分を聞いていると、自分の好きなものを徹底的に否定されているようで、何だか悲しい気分にすらなってくるけれど、水族館やそこで見られるイルカ、そしてそのショーが、この先も楽しめることを、そして日本の水族館の未来が、これ以上悪くならないことを願うばかりだ。
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