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モラスコむぎ(徳島) [マニアック水族館]

日本中のあちこちに、大小様々な水族館がある。
それらをひとつずつ訪問していくのは楽しい反面、遠く行きにくい場所にある施設だと、費用対効果と言うか、そこに行くまでに掛かるコストと時間に対して、得られるもの(満足感)が少ないと、本当にガッカリしてしまう。
そのため、見つけた水族館に片っ端から行くのではなく、ある程度、事前に情報を収集して、これなら行ってもいいだろう、と思えた所にだけ行くと決めた。
これまで遠くまで出掛けて、何度か後悔したことから学んだ結果だ。

しかし、困ったことに、そういう水族館ほど、ほとんど情報がないことも多い。
周りに行ったことがある人も見当たらず、ホームページなどで得られる情報も少ない……
となると行ってみるしかないワケです。
そんな“未知の水族館”のひとつが、徳島にあるモラスコむぎ。
少々不思議な名前だが、“漏らす小麦”でも“漏らす子”でももちろんない(笑)
モラスコは貝類などを意味するイタリア語で、むぎは水族館のある場所が牟岐町だから。

徳島市街からはクルマで約2時間ほど。鉄道も通っていて、最寄りは牟岐駅だが、駅からは4㎞ほどの距離があるし、本数も少ない。
目的の水族館へは、牟岐駅前の交差点を曲がり、案内看板に沿って進んでいけば辿り着けるのだけど、途中、かなり細い農道のような道となるため「ホントにこんな所に水族館があるの?」みたいな気分になるが、その細い路地の突き当たりのような所に存在している。
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牟岐の海はダイビングでは有名なようで、立派なテーブルサンゴが見られるらしい。
モラスコむぎがある建物も、そんなダイビングのためにやってきた人が主に利用するもののようだ。水族館はおまけみたいな位置づけなのかも知れない。

入ってすぐのホール状のスペースから、細い通路でつながった先にある大きな円形のスペースが展示室。目的の水族館だ。
展示室には、貝の資料館のサブネームからも分かるように、展示室を取り囲むように、貝の標本が陳列されているが、水槽展示はというと、オレが行った4月は10本くらい置かれた水槽に、地元産の魚が展示されていた。
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置いてある水槽は魚好きの人の家にならありそうなサイズのものが中心で、最大のものでも容量1tしかない。水族館らしい大きさの水槽はない。
その中身も、先にも書いたように、地元の磯魚が中心。たまたまなのか、ネズミギスがいたのには少々驚いたけれど、それ以外では驚いたり、喜んだりはできなかった。
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その時に獲れた珍しいものに遭遇できることもあるようだ。オレが見たネズミギスもまさにそんな感じだったのだろう。
全体的な印象としては、水族館というより、企画展みたいな感じだろうか。

面白いと思ったのは、展示ケースに集められた魚の頭骨の標本。
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馴染み深い魚が中心だが、これだけ多くの頭骨を1度に見られる機会はなかなかないだろうし、それ以前に、「こうなってたんだ!!」と、よく見知った魚の構造? にあらためて驚かされる。
他の種類と見比べたりしながら、「骨になるとよく似てるねぇ!!」とか「骨はこんなにカッコいいのね!!」とか、様々な驚き方ができて楽しかった。
この水族館でもっとも興味深く楽しい展示だったので、一見の価値ありではあるのだけど、これを目当てにわざわざ行くのはオススメできない。何せ遠くて行きにくいのでね。

いずれにしても、わざわざ行かなくては行けないような場所にあるので、日本中の水族館を回りたい!! なんていう人には困った? 施設だが、先にも書いたように牟岐の周辺の海は、ダイビングスポットとしても知られているので、そのついで、とか。
また、牟岐から日和佐へ至る海沿いの国道147号線(南阿波サンライン)は景色も素晴らしく、オレが行ったのが緑も鮮やかさを増す4月の末頃だったこともあり、とても気持ちのいいドライブが楽しめた。それだけでもここまで行った価値があったのかなぁ、と。
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費用対効果を考えてしまうと、少々ハードルが高い施設だけど、行く時期がよければ、徳島の自然や海の景色に感動できる。
行く際は是非、それらとのセットで計画してみることをオススメします!!
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