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ニフレル(大阪) [水族館レポート(認定)]

昨日19日、大阪の万博公園に「NIFREL」(ニフレル)がオープンした。
新規オープンや大規模なリニューアルが連続した2015年の最後を締めくくる大型施設。
“感性に触れる”をテーマに、海遊館がプロデュースする“生きたミュージアム”だという。
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ニフレルの周辺には、ららぽーとやシネコンを備えた超大型の複合商業施設が同時にオープンしている。大阪に新名所誕生、というワケだ。
大阪モノレール、万博記念公園駅から徒歩2分とアクセスは抜群に良好で、新しい商業施設群の中でも、もっとも駅寄りの位置にあるのがこのニフレル。しばらくはかなりの混雑を覚悟した方がよさそうだ。

このニフレルの展示、水族館とか動物園とか、既存の枠には当てはまらない新しい見せ方、展示を目指した施設であることは間違いない。
日本の水族館のほとんどを見てきた者からすると、例え新たにオープンした水族館でも、「この水槽はどこそこの水槽に似てる」とか「この水族館の雰囲気はあそこに似てる」みたいなことがあるものだが、このニフレルにはそれがない。
そもそも、ニフレルを手掛けたのは同じ大阪の海遊館である。同じような水族館を作ったところで、客の奪い合いにしかならない危険性もあるワケで、既存の水族館を作るわけにはいかない、という事情もあったのだろうと推測する。

最近オープンした水族館の例に倣い? 真っ白な外観を持つ建物に入館すると、そこに並ぶのは綺麗にディスプレイされた水槽群。
館内の展示ゾーンは「いろ」「わざ」「すがた」「みずべ」「うごき」「つながり」と、フロアごとにテーマが設定され、それに沿った展示がなされていて、魚類など、いわゆる水族展示は1Fの「いろ」「わざ」「すがた」の3つ。
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水槽はいずれも高さが低く、蓋がない。魚名板は小さなプレートが水槽の中に設置されているのみ。並んだ水槽そのものがガラスアートのようで、それ自体で完結しているようにも感じた。
一般的な水族館の展示とは一線を画しているけれど、水槽の中身が入ってようと、何もいなかろうと、見え方は変わらないのかなぁ、と。

水槽の展示ゾーンを抜けると、ニフレル最大の展示物である「ワンダーモーメンツ」というプロジェクション投影される大きな球体が現れる。
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フロアぶち抜きの大きな球体と床に描き出される流行りのプロジェクションマッピング。
水槽や壁に映し出されるものとは違い、そのために作られたものだから、規模も迫力も段違い。でも、水族館や動物園の展示…!?
それがここの最大かつ象徴的な展示になっていることからも、ニフレルの施設としての性格が見て取れるのではないかと思う。

2Fは「みずべ」「うごき」「つながり」の展示ゾーン。
行ってみるまで“ニフレルは水族館”だと思っていたのだけど、そこでそんなイメージは覆された。
2Fは陸上動物、それもかなりの大型動物が中心。水族館だと考えた場所で白いベンガルトラを見ようとは!!
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トラの所だけでなく、同じフロアにいるイリエワニやコビトカバのプールにも魚が泳いでいるのが水族館らしいところか。

さらに進んで「うごき」のゾーンに進むと、そこには放し飼いにされたワオキツネザルや鳥たちが飛び回る小動物園的なフロア。
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観客の足元をキツネザルが歩いていたり、頭上を鳥が飛んでいたりと、動物たちを身近に感じることのできる展示ゾーンで、ペンギンやカワウソもいたりするけれど、水族館的な“水感”はほぼなし。
でも、もっとも人気を集める展示ゾーンは、多分、ここだと思う。

驚いたのは、臭いがしないこと。
水槽はすべて上がオープンになってるのに、飼育水の臭いがしないし、動物がいるゾーンでも、飼育舎はすべてオープンな作りで、トラとコビトカバの間にカフェがあったりもするのだけど、臭いがまったく気にならなかったのには凄いと思った。

斬新と思える、これまでにない展示。
個人的な好みはともかく、それがいいのか悪いのか、オレには分からない。
オレ以外の水族館好き、動物園好き、そしてそのどちらにも当てはまらない人。
そんな人たちがこの展示を見てどう思い、感じるのか。そこに一番興味を惹かれる。

まずは一度、見てみて欲しいと思う。
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