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新生・サケのふるさと 千歳水族館(北海道) [水族館レポート(認定)]

昨年、2015年は新規オープンや大規模なリニューアルなどが続いた水族館の当たり年だった。
7月25日にオープンした「サケのふるさと 千歳水族館」もそのひとつ。
「千歳 サケのふるさと館」が大規模リニューアルを経て生まれ変わった施設だ。
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オープンしたのは昨年7月。オレが行ったのはその約3ヶ月後の10月末。
今頃? と言われてしまいそうだけど(汗)… 半年以上も前の話で、それ以降行っていないので、変わっている点もありそうだけど……

千歳水族館、というか、サケのふるさと館は、立地の利便性もあり、北海道の水族館ではもっとも多く足を運んだ施設であり、個人的にも好きな水族館のひとつだ。
それが大規模リニューアルするというのだから、当然、期待してしまうというものだ。
とは言えそこは北海道の水族館である。行きやすい場所にあるとは言え、簡単には行けない場所。どうせ行くならサケの遡上時期に合わせたいところだが、2015年のサケ遡上遠征は標津に行ってしまっていたので、2015年中には行けないかも、なんて思っていたところに、降って沸いたように北海道での仕事。幸運にも行くことができた。

ふるさと館の時代から、館の横を流れる千歳川の水面下を館内から観察できる観察室が自慢であり、この施設ならではの見所ともなっているため、サケの遡上時期には1年でもっとも多くのお客が集まるという。まぁ、オレもそのひとりではあるのだけど、サケが遡上しない時期の観客の満足度を高め、年間を通して入館者数を増やすというのも、リニューアルの目的だったようだ。

先にも書いたように、オレが行ったのは10月末。それも3連休の中日というタイミング。
リニューアル3ヶ月後のサケの遡上時期、3連休中日。もう完璧なまでの混雑条件。
ええ、それはもう激混みでしたよ。水族館に隣接する道の駅もリニューアルしていたことも手伝って、駐車場に入るだけでも待ち時間が発生していたほど。
流石にそんな混雑は落ち着いているのだろうけど、条件が揃うとそのくらいの混雑もあり得るということ。

人の波を掻き分けるようにしながら入館。
入館直後からそれまでとは雰囲気が変えられていて、違う施設であることが演出されているのだけど、メインの大水槽とその脇に並ぶ大きめの水槽の配置は変わっていないが、フロアも以前より暗くされ、水槽がより際立った印象。
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大水槽の照明も変更され、それまでよりも暗くなった反面、今まで以上の奥行き感のある、より大きな水槽に見えるように演出され、今どきの水族館らしい雰囲気の水槽となった。

水槽の数も増えていて、中でも注目は新設された支笏湖大水槽だ。
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千歳川の源流でもある支笏湖は、千歳市にある湖であり、千歳川をテーマにする水族館としては避けて通れない? 展示である。
以前のふるさと館にも支笏湖水槽はあったけれど、新水槽は大水槽と銘打たれているくらいで、チョウザメの泳ぐ大水槽に次ぐ大きなもの。
天井に向かってそびえるようなクリアで大量の水と、その奥に広がる青さ、そして水に揺れる水草。そのどれもが清涼感たっぷりで、暑い時期ならとても気持ちよく見えるのだろうと思う。
水槽の中を泳ぐのは、支笏湖を代表するヒメマスの他、ニジマスやフナ、エゾウグイなどと、いずれも小ぶりで色味も地味な小魚ばかり。
この水槽で楽しむべきは、魚そのものよりも、水の透明度や冷たさなど、支笏湖のイメージを膨らませられることなのかなぁ、と思ったり。
ただ、気になるのは揺らめく水草が本物だったこと。オレが見た時から、既に半年が経過しているのだけど、ちゃんと綺麗なまま育っているのかなぁ、とちょっと心配。あの水草がなくなると、水槽の印象もかなり違ったものになりそうだから……

新しい支笏湖大水槽、そしてその裏手には大きなタッチング水槽が2つ。
よくこんなスペースがあったなぁ!! と驚くところだが、ここは以前あったシアターの跡地。立派なシアタースペースを持つ水族館は少なくないけれど、個人的に水族館にシアターは要らない!! と思っているので、それが水槽に代わったことはいいことだと思う。

その先の千歳川ゾーンも大きく変更された。
壁面に沿った水槽は、それまで片側だけだったのが両側に水槽が作られ、その周辺には擬岩まで配されている。
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ただ、その分、通路が狭くなったので、館内が混雑している時には渋滞発生ゾーンになってしまう。通路の両側に水槽があるため、狭い通路が完全に詰まってしまうのだ。
だから、というだけの理由ではないけれど、通路の水槽はこれまで通り、片側だけで良かったんじゃない? というのがオレの意見。

そしてその先、世界の淡水魚ゾーンも大きく変更された展示ゾーンだ。
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先にも書いたように、ふるさと館時代は、サケの遡上のない時期は、来客数が少なくなる傾向があったそうだ。
そんなサケがいない時期でも水族館の楽しさを高めることを目的に作られた展示ゾーンだ。
変わった形の置き型水槽に、ピラニアや淡水エイなど、驚くほど珍しいものではないけれど、普通の人には“ちょっと変わった”魚たちが顔を揃えている。
淡水魚の水族館だから、こういうのがいてもいいと思うのだけど、それぞれ形の違った水槽が並び、そのいずれもが中の魚にマッチしたとは言い難い形状、サイズだったりする。
タッチング水槽のところでも感じたのだけど、まるで水槽のショールームのような感じで、見せたいのは水槽? みたいな印象。
正直、ちょっとガッカリした部分でもあった。

千歳川にサケがおらず、館内は大混雑。外は大雨という三重苦でしっかり楽しめなかったことも影響していると思うのだけど、個人的にはリニューアル前の方が好きだったかも、と思ってしまった。
その時受けた印象がそのままなのか、気分の問題だったのか。
また足を運んで、再確認してこなくちゃ!! と思っている。
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