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激レア生物探訪@須磨海浜水族園 [海/淡水・魚全般]

もうずいぶん前の話なのだけど、クロウミガメのことを南知多ビーチランドと沖縄美ら海水族館でしか見られない!! なんて書いたら、ブログを読んでくれた人から“須磨海浜水族園にもいます”と書き込みをもらったことがあった。
以降、いつかは見に行かなくちゃ、と思いながら月日は流れ…… 昨年、ニフレルのオープンで関西に行く機会ができたのをきっかけに“そうだ!! 須磨に行こう”となった。
コメントをもらってから約4年、最後に須磨海浜水族園に行ってから6年が経過していた。
とは言え、帰りの時間が決まった日帰り出張。水族園にいられる時間は最大2時間ほどと、ゆっくり見ていられる時間もなく、気になるものだけを確認するという、実に慌ただしい訪問。ほとんど何も見ずに終わった感があるし、オレが行った時に行われていたリニューアル工事も終了し、新しい展示ではワニも展示されているらしい。
次に行く時は、じっくり時間を取ってちゃんと見学してくるつもり。今度はそう遠くない内に、ね。

スマスイに行ったからには、クロウミガメをチェックせねば!!
というワケで本館屋上のウミガメプールへ。
いた!! それもかなり大きな個体だ。
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オレの知る限り、須磨を含めて国内4カ所でしか見られない激レアウミガメなのだけど、見た目はアオウミガメによく似ているせいか、特別なものを見ている感は薄い?
プールの正面に説明が書かれたパネルが珍しい種類であることを伝えているけれど、ウミガメプール自体が屋上の片隅でひっそり、といった感じなので、見落としてしまいそうだが、実は珍しいカメがいるのです!!

激レアウミガメはもう1匹、ヒメウミガメがいたことには驚かされた。
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クロウミガメと同じく、こちらも国内で4カ所でしか見られない激レア種。
ただ、そこにいることを知っていたクロウミガメとは違い、こちらはいるとは知らなかった種類である。
後述するサメを見ようと、大水槽に行った時、アクリル面に向かって泳ぎ続けるウミガメが目に入った。
パッと見、若いアカウミガメだと思って特に意識もしていなかったのだけど、ふと見ると、アカウミガメにしてはやけに寸詰まった感じ。
ん? と思ってよく見ると、ヒメウミガメだったというワケだ。
ええっ!! 何でこんなのがいるの!! と驚いていたら、そこにちゃんとパネルが出てた。
ちなみに、ヒメウミガメとクロウミガメの両方を見られる施設は、国内2カ所のみ。結構凄いことなのだ!!

ヒメウミガメを見つけて驚いたが、大水槽に張り付いていたのはクロトガリザメを見るため。このクロトガリザメも目的のひとつだった。
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これまた結構前の話なのだけど、スマスイのオフィシャルブログに大水槽にクロトガリザメがいるという話が出ていたのだ。
それを見たのは結構前だったので、ちゃんと生きているか心配だったのだけど、ちゃんと見ることができた。何せサメだからね。
メジロザメっていうのは、どの種類見ても同じような色、形をしていて、どれを見ても“見たことあるような、ないような…”みたいな印象なのだけど、クロトガリザメだと思ってみているせいか、確かにハナザメやクロヘリメジロとは違うなぁ!! なんて思ったり(笑)
ちなみに、このクロトガリザメ、日本周辺では特別珍しい種類でもないようなのだけど、水族館で展示されることは少なく、明確にクロトガリザメとして見たのはオレも2回目。現状だと、これが見られるのは須磨だけじゃないかと思う。

同じく、須磨だけでしか展示されていない魚が、アマゾン館にいるドラードキャット。
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1匹しかいないが、80~90㎝くらいある、かなり大きな個体だ。
このドラードキャット、観賞魚としては比較的コンスタントな輸入があるので、これまた驚くほど珍しい魚ではない。しかし、それを育てる、というか大きくするのが難しく、このサイズまで成長しているのは、恐らく日本でこの1匹だけではないかと思う。
水槽飼育していると、とにかく突進して吻先を潰してしまうので、綺麗なまま育てるのも不可能に近い。須磨の個体もその例に漏れず吻先は下に向いてしまっているが、それがこの程度で収まっていて、かつこのサイズまで成長したという点は驚き以外の何物でもない。
同じ水槽にいるピライーバやジャウーに目が行きがちだが、余所の水族館でも見られるそれらとは違い、ドラードキャットはここのこの1匹だけ。いろいろな意味できわめて価値ある1匹だと言っていい。

日本で1匹という意味では、世界のさかな館にいるショベルノーズ・スタージョンもそうかも知れない。
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アメリカ、ミシシッピ川に生息するScaphirhynchus属のチョウザメで、一般的なチョウザメと比べると小型で、体型もヒョロッと細長い。
他の種類のように泳ぎ回ることもなく、専ら水底をモソモソ這うように動く変わり種だ。
昔(25年くらい前)は、観賞魚として幼魚が沢山輸入されていたが、それ以後、ピッタリと輸入が途絶え、観賞魚店で見掛けることはなくなった。
須磨で展示されているものは、恐らくその時の生き残りではないか? と思っている。
もちろん、沢山輸入されていたので、どこかで生き残っている個体もいるかも知れないが、チョウザメはいろいろな意味で個人で飼いきるのが難しく、その可能性は低いんじゃないかなぁ、と。少なくともオレは、須磨のこの個体以外、見たという記憶はない。
そうすると、この個体が日本で見られる最後の1匹なのかも?
そうでなかったとしても、激レア魚であることは間違いない。
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