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復活!! もぐらんぴあ (岩手) [水族館レポート(認定)]

ゴールデンウィークを目前に控えた4月23日、岩手県久慈市のもぐらんぴあがオープンした。
5年前の大震災で壊滅的ダメージを受け、閉館を余儀なくされてしまった水族館が、5年の歳月を経て、以前と同じ場所で再オープンを果たしたのだ。オープンというより、復活と言った方が相応しいだろうか?
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あれだけ大きな被害だったのだから、同じ場所で復活することはないだろう。そんな風に思っていた。
実際、震災後は久慈の市街で「まちなか水族館」として営業を続けていたから、そのまま続いていくのだろうな、と。
しかし、もぐらんぴあに関わる人や、久慈の人たちは、遠くで甘っちょろく考えていたオレとは違い、同じ場所で復活して見せた。
その強い思いと情熱には、ひたすらに頭が下がる思いだ。

もぐらんぴあに行ったのは実は今回が初めて。
だから、震災前の施設と比べて、という話はできないのだけど、行ってみて驚いたのは、その水族館がある場所だった。
もぐらんぴあは久慈市の国家石油備蓄基地の作業用トンネルが水族館に転用されてできた水族館なので、その名前の通り、トンネルの中にある。
それは聞いて知ってはいたけれど、大きくくり抜かれた岩盤のトンネルを目の当たりにすると「よくもまぁ、こんな所に水族館を作ったもんだなぁ…!!」と驚かずにはいられなかった。
トンネルと言っても、大きな重機が入れるほどの広さがある広大な空間。むしろ、心地よい暗さと、少しひんやりした空気。そして静けさ。
水族館としては、ここ以外にはない環境は、意外性というのか、新鮮な印象?
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水族館としての展示は、石油備蓄基地関連の展示を経た先にあって、まずは地元、久慈の海を紹介するコーナーから始まる。
震災前と復活後の両方に行ったという知人の話では、展示内容等も含め、大きくは変わっていない、というか、ほぼ以前のままに復活しているそうだが、このエリアは再オープンで新しく作られた水槽なのか、どれもピカピカ。
一番大きな久慈の海水槽では朝ドラで有名になった? 北限の海女や南部潜りの実演(土日祝のみ)も行われるらしい。
人が入って動き回るには、ちょっと狭いんじゃない? みたいにも思えたのだけれど、オレが行った平日にはその実演はなく、見てはいないのだけど……

トンネルはY字状に掘られていて、奥へ奥へと進んでいく感覚も何となく探検しているようで楽しい。
それなりに大きいとは言っても、そこは山をくり抜いたトンネルだから、水族館としての規模はそれほど大きくはない。
しかし展示は、南の海から深海、クラゲまで揃っていて、しっかり水族館、という印象。
とりわけ、加茂水族館からやって来たクラゲの綺麗さと、ダイオウグソクムシには驚いた。
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ダイオウグソクムシがいること自体が驚きだが、それが複数匹いて、しかも比較的明るい水槽で展示されていて見やすい。筆者の知る限り、日本で一番ダイオウグソクムシが見やすい水族館ではないだろうか?
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トンネルの奥深くにあるメインのトンネル水槽には、あの震災を生き抜いたことで有名になったアオウミガメの「かめ吉」も戻ってきていて、新生もぐらんぴあのイメージリーダーとして来館者の人気を集めていた。
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でも、館内通路の壁には“ここまで津波が来ました”と塗り分けられていたりして、それがオレの身長よりも上だったりするものだから、その時の恐怖が想像できるようで、ここから復活したんだもんなぁ…… と感慨深く思わされた。
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コメント 1

宮城

お盆に行ってきました!
震災前に行ったこともあったので感動。
久慈は自分が住んでる町に比べて復興してたなあ。
前に来たのは3歳くらい。
今は14です。すげー10年以上前。
0歳のころから水族館と秋祭りの記憶だけは残ってるから
不思議。
久慈の山の中を山下達郎聞きながら走る爽快感と、
古くの思い出に浸れた感慨深さが味わえたいい日でした。

ところで、久慈秋祭りの山車を見ようと立ち寄った
道の駅久慈・やませ土風館。山車展示スペースの
わきに円柱水槽が!水族館認定!!
・・・・・・アホか。
by 宮城 (2016-09-04 21:56) 

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