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人生が変わる水族館 [雑談]

先日(といっても1ヶ月半くらい前の話だけれど)、サンシャイン水族館のプレオープン取材に行った時のこと。
プロデューサーの中村元さんに「これ撮って~」と声を掛けられた。
中村さんの新著、「水族館哲学 人生が変わる30館」。
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本の内容は各自読んでもらうとして、「人生が変わる」というサブタイトルには感じるものがあった。
だって、オレの人生が、水族館によって大きく影響を受けてきたものだから。
その影響は相当大きくて、まさに人生が変わったと言っていいレベルだと思う。

今現在の好き嫌いは別として、オレが大きく影響を受けた(人生を変えた?)施設を10施設、選んでみた。
ここから下は、本の内容とはまったく関係ないオレの話ね。

まずは何と言っても、須磨水族館。
現在の須磨海浜水族園ではなく、その前身、須磨水族館。
今から40年前、オレのデビュー水族館であり、今、水族館好き、魚好きのオレがいるのも、その時の強烈な体験があったからだ。
旧水族館は、今と比べるとかなり規模は小さかったけれど、閉館して30年が経過した今でも、当時の水族館の見取り図が書けるくらいには記憶に残ってる。
幼稚園時代のオレには、そのくらい強烈なインパクトがあったということだ。
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40年前からあるノコギリエイの標本。

現在の水族館のリニューアル話が立ち上がり、旧水族館時代の名残りを残す場所はほとんど残っていないけれど、やっぱり、水族館の話をするとき、須磨は避けて通れない。
まさしく、その後のオレの人生を変えた水族館だ。

同様に、上野水族館の印象も強く残ってる。
ここで初めて見たのがシュモクザメ。それから、ガー水槽にいたマンファリは、ガー好きのオレの原点と言ってもいい展示だった。
展示されていた古代魚類やカメのことはよく憶えているのに、海の魚の記憶がまったく残っていない。いなかったのだろうと思っていたら、後日、たまたま見掛けた資料に、海の魚も展示していたことが載ってた。
小さい頃は、今以上に、興味の対象以外は見てなかったってことらしい(笑)

中学生になり、外国産の魚を自分で飼うようになった頃のオレを虜にしたのは東京タワー水族館だった。
本でしか見たことがない、憧れの魚たちの姿にひたすらときめいていた。
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東京タワー水族館にいる魚は、観賞魚として流通しているものが中心だから、お金さえあれば自分でも飼える、現実的な“夢”。
もちろん、当時のオレには買えるようなものはほとんどなかったけれど、ホント、よく足を運んだ。
その頃の熱帯魚店というと、怖いオヤジがいて、ガキだけで行くと、帰れと言わんばかりのプレッシャーを掛けられるのが常だったから、入館料は必要だったけれど、いくらでも見ていられる東京タワー水族館は天国だったのだ。
最近は滅多に行かなくなっちゃったけど、その頃のオレにとっては、ひたすら“夢の国”だった。


数年後、オレが18~19歳くらいの頃、世の中はバブルに浮かれていた。80年代後半頃の話だ。
その頃、巨大水族館のブームが起こった。
須磨海浜水族園のリニューアルを皮切りに、現在の鳥羽水族館、葛西臨海水族園、海遊館、八景島シーパラダイスと、各地に大規模水族館が作られていった。
その中で、オレに強烈インパクトを与えたのは、海遊館だった。

初めて海遊館に行った時、信じられないくらいに大きく、広く、深い大水槽。そしてその中を泳ぐジンベエザメ。とにかくその大きさに驚かずにはいられなかった。
でも、そんな驚きや感動を吹き飛ばすくらいのインパクトがあったのが、目の前を突然横切ったシノノメサカタザメだった。
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その時まで名前すら知らなかったその魚は、それこそ魂が震えるような気がしたくらいに強烈な感動を与えてくれた。
「こんなにカッコいい魚がいたのか!!」って。
その後しばらくは、シノノメ飼いたい!! って、ひと時、恋煩いみたいになってた(笑)
エイとかサメとか、オレの板鰓類好きの基礎は、この瞬間に築かれたと言っても過言じゃない。

海遊館はその後も、オレに沢山の“初めて”をくれた。
その後のオレにとって、非常に重要な存在となったマンタを初めて見たのも海遊館だったし、イトマキエイもそうだ。
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イトマキエイが初搬入された時なんて、いろいろ苦しい時期で、明日の生活もどうなるか…… みたいな経済状態。そんな中、何とか交通費を引っ掻き集めて駆けつけたから、実物を目にしたときの感慨もひとしおだった。
これが、海のどこか、とかいう話だったなら、そもそもそこにすら行けていなかったはずで、とりあえず行きさえすれば目的を達成できる水族館でホント、よかった(笑)
その時々の感動は、生涯忘れないだろうなぁ、ということで、ノミネート。

海遊館でイトマキエイと言えば、結局、見られなかったけれど、タイワンイトマキエイの時も強烈な期待と落胆が一緒にやってきた、みたいな感じで、これまた一生忘れないだろうなぁ。
他にもエビスザメとか…… いろいろあったしね。

続く
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