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遠い水族館の話 [雑談]

日本中に点在する200館以上の水族館や相当施設の中で、一番遠い水族館はどこだろう?
オレの住む東京からだと、東西南北、端にある施設ということになるはずだ。

端にある施設というと……

東の端:標津サーモン科学館
西の端:黒島研究所(認定施設なら沖縄美ら海水族館)
南の端:黒島研究所(認定施設なら沖縄美ら海水族館)
北の端:ノシャップ寒流水族館

これらの施設、“端にある”割に、東京からなら、案外、行きにくくない。

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黒島研究所

標津サーモン科学館は中標津空港まで行ってしまえば、そこからレンタカーで30分もあれば行けてしまうし、距離だけで言えばもっとも遠いはずの黒島研究所は2000㎞も離れた離島にあるにも関わらず、交通の便がいいから、その気になれば日帰りもできる。
ノシャップ寒流水族館も比較的近いところに空港があるし、稚内駅からもそれほど遠くない。
端にある施設の中では、もっとも行くのが面倒なのが美ら海水族館だが、それだって、空港からバスに乗れば、そのまま直行することができる。
つまり、上記の施設は、交通手段やその金額を問わなければ、意外と簡単に行けてしまうのだ。
とは言っても、それなりに遠いので、行きやすいと言っても“難訪問施設”の中では、だけど。

これらの施設より距離は近いはずなのに、気分的にはよっぽど遠く感じるところがある。
交通の便が悪かったり、あまりにも僻地にあったりする施設だ。
中には“なんでこんなところにあるの?”と思ってしまうような施設も結構あって、その「行きにくさ」や「遠さ」の前に心を折られたことも1度や2度ではなかったような……

訪問難易度の高い水族館とは、

・空港、新幹線などのターミナル駅から遠い、または近くにそれがない
・鉄道、バスがない、あるいは極端に本数が少ない
・クルマ(レンタカー)でなければ行けない
・クルマで行っても行きにくい(片道2時間以上掛かる)

といったところが主なところだろう。
これを踏まえた上で、訪問難易度の高い施設をリストアップすると

●横綱級
串本海中公園
太地町くじらの博物館
小笠原水産センター 小さな水族館

●大関級
GAO 男鹿水族館(秋田市街から約1時間半)
シードーナツ(熊本駅前から約2時間)
もぐらんぴあ(八戸市街から約1時間半。久慈駅からなら15分くらい?)
なぎさ水族館(岩国市街から約1時間半)
森の水族館(岐阜駅前から約2時間)
志布志湾大黒イルカランド(鹿児島空港から約1時間半)

●関脇級
沖縄美ら海水族館
城崎マリンワールド
のとじま水族館

こんな感じだろうか?

最強はやはり、紀伊半島の先っちょの2館と小笠原で決まりだと思う。
船でしか行けず、しかもそれが24時間掛かる小笠原はともかく、本州にありながら、近くに空港や新幹線駅がなく、クルマでも名古屋からも大阪からも遠くて、鉄道もものすごく本数が少なく、さらに最寄り駅からも遠い太地&串本が最強だろう!!
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串本海中公園

大関級とした施設はいずれも、最寄りの街や空港などからクルマで2時間前後掛かる施設。
オレが長い移動時間が好きではないのもあるけれど、気分的に遠さを感じさせる施設、と言ってもいいかも知れない。
土地勘のない地を1時間半以上走り続けていると、道、合ってる? という不安感も手伝って、到着する頃には、遠いなぁ……!! と、飽き飽きした気分になってしまうのだ。
いずれの施設も、公共交通機関では圧倒的に行きにくい点でも共通している。全国制覇を目論む巡ラーには、立ちはだかる難敵、と言ったところだろう。
そう言えば、先日オープンしたむろと廃校水族館も、ここに並びそうな予感。
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GAO男鹿水族館

関脇級は、公共交通機関で行けるけれど、その時間が長い施設。
そうした移動も、人によっては旅情感を味わえる楽しみのひとつかも知れないが、オレはさっさと目的地に着きたいタイプなので、移動時間は短い方が嬉しい。
それを踏まえた上での最強はのとじま水族館だと思っている。その遠さはほぼ大関級だ。
北陸新幹線が開通するまで、金沢自体があまり行きやすい場所でなかったことに加え、金沢からの列車移動、最寄の七尾駅からのバス移動のどれもが長い。
その移動時間の長さは、また行こう!! という気にさせない障害になっていると思う。

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のとじま水族館

遠く行きにくい水族館っていうのは、そこまで行くのに時間はもちろん、費用も掛かるので、その時点でハードルが上がる。
“何かいいもの”が見られなければ、ガッカリ感ばかりが大きく残ってしまう難点はあるものの、反面、その施設がなければ、その地に行くことはなかったような場所も多いから、結果的に良かったのかなぁ、と思うようにしている。知見も広がるしね。

こうした水族館巡りをして思うのは、“日本に水族館ありすぎだろ!!”に尽きるよね、やっぱり。
タグ:水族館
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5月26日 イベント追加開催のご案内 [雑談]

先月17日、

「日本で一番“いい”水族館、決定!?
禁断の!?“いい水族館ランキング”ついに公開」

というイベントを開催させてもらいました。
おかげさまで、昼夜2開催、定員いっぱいとなる参加をいただきました……

のですが、

何と!!

驚いたことに5月26日、同じイベントをもう1回、開催させていただくことになりました。

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3月のイベント終了後、予約の連絡をいただいたのに、定員いっぱいで来てもらうことができなかったキャンセル待ちの人に、かなざわ珈琲からお詫びの連絡をしてもらったそうなのですが、その際、追加開催の希望をいただいたとのこと。

だからと言って追加開催なんて、調子に乗ってるんじゃないの? と思わずにいられませんね(汗)

ということで、もう1度だけ、開催させていただきます。


とは言え、内容ネタバレのイベントですから、来てくれる人いるのかな?

と、不安に思う反面、身内の話で恐縮なのですが、3/17のイベント開催にあたって、めnちが作ってきてくれた沢山のスライドや、かめきちさんが調べてくれた各地の水族館情報をたった1回きりで終わらせてしまうのも勿体ないなぁ、なんて思ったりもしていたので、それを活かす機会を得たという意味でも、ものすごくありがたい話でした。

話す内容は3/17の時と基本的に同じです。

既に答えが出てしまっているイベントなので、新鮮味はないかも知れませんが、3月は都合が悪く行けなかったとか、ちゃんと説明を聞きたい、内容にひと言モノ申したい、という方は足を運んでいただけますと幸いです。

昼夜2開催だった3月とは異なり、今回は夜開催1回のみです。
イベント終了後、そのまま我々3人や、来てくれた水族館好きの人たちと水族館話を楽しんでもらってもいいですし、おいしいコーヒーやお酒、料理を楽しみに来てもらうのもアリだと思います。

内容や話についても、前回開催時の反省点等をブラッシュアップし、若干洗練度を高めたイベントをお届けできると思います!!

皆さまのご来場をお待ちいたしております!!

参加申し込みはかなざわ珈琲までお電話ください。
03-6804-0990

「日本で一番“いい”水族館、決定!?
禁断の!?“いい水族館ランキング”ついに公開」

日時:5月26日(土)17時~(16時半開場)
会場:かなざわ珈琲世田谷店
世田谷区若林5-14-6若林ゆうクリニックビル1F
03-6804-0990
※東急世田谷線若林駅徒歩5分(三軒茶屋から3つめ)

参加費:2500円
定員:17名
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レゴランド シーライフ名古屋(愛知) [水族館レポート(認定)]

今年の水族館関連のニュースの中で、いろいろな意味でもっとも注目度が高いのがレゴランドの水族館「シーライフ」ではないだろうか?
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そのシーライフ名古屋がようやくオープンする。
水族館「シーライフ名古屋」は、すでにオープン、営業しているレゴランドと向かい合うように建てられたレゴランドホテルの一角にある。
11の展示ゾーンに展示されているのは、魚類を中心とした約150種類(公式発表)。
オープンよりずっと前から「知能が高いとされる生き物は扱わない」という、感じの悪い宣言がされていたため、海獣類の類はいない。

オレが行ったのは、速報で紹介するため、3月半ばのプレスプレビュー。
オープンより3週間以上も前ということもあり、まだ展示されるべき生き物が入っていない水槽や、魚の数が少なかったりした水槽もあったので、本来の姿ではなかったのだけど、水族館の雰囲気は掴めたと思う。

見学を終えての感想は、

「ここは外国の水族館だな」

レゴランドが運営するシーライフは、スコットランドで開業し、現在は世界50か所以上で展開している一大水族館グループだそうだ。
海外のシーライフを見たことがないので正確ではないけれど、海外の施設をほぼそのまま日本に持ってきたのがこのシーライフ名古屋なんだろうなぁ、と思ったからだ。

館内のところどころに設置された、タッチパネル式のゲームプログラムは、海外のものを言語だけ変更して持ってきているそうで、世界共通のシーライフ(レゴランド)の世界観で統一されているのだけど、そんな部分以上に、水槽内のレイアウトや装飾に“外国風”を強く感じた。

レゴランドの水族館だから、レゴのキャラクターが水槽に入っているのはともかく、大水槽には浦島太郎とか、ちょっと怖い乙姫? のでっかいオブジェが沈んでいて、水槽内の見えやすさや、そこにいる生き物の魅力を引き出すことよりも、独自の世界観を作り出すことの方により重点を置いているような印象。
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また、その世界観の演出に関係しているのか、水槽内の装飾サンゴや水草も、色も質感もいかにも人工的。下手に自然ぽく振る舞おうとしていないと言うか、はたまた価値観の違い? 潔いくらいに不自然さを隠していない様は、却って斬新に見えた。
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レゴランド自体が5歳から12歳とその家族をターゲットにした施設、つまり、子供向けなので、当然、シーライフもそんな年齢層の子供たちのための水族館だ。だから水槽の位置も低めになってたりする。
5~12歳の時代をはるか昔に通り過ぎてしまった現オッサンのオレには違和感な展示や水槽も、その年齢層の子たちには素敵で楽しいものに映るのかも知れないし、大人だって他所の水族館とは大きく異なる雰囲気を気に入る人もいるかも知れない。
そもそも、水族館と言っても、ここは世界共通の世界観を持ったテーマパークの一部。“ごく普通”の水族館になる訳はないのだけれど、日本の水族館を見知った子供が、この水族館を見るとどう感じるんだろう? 聞いてみたいところだ。

シーライフ名古屋には、日本独自の展示エリアがある。木曽川と竜宮城の2つがそれ。
竜宮城は最後の水槽にして、トンネルもあるこの水族館最大の水槽でもある。
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いずれも、日本独自の展示エリアにも関わらず、その世界観はしっかり統一されていて、むしろ、この水族館の“外国風”を強く感じさせるようさえに思った。
件の浦島太郎像や、乙姫像があるのもこのエリアだし、木曽川のエリアも、外国人が考えて作った日本、みたいな感じ。
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ただ、木曽川ゾーンには、地元愛知の特産品でもある弥冨の金魚が展示されている水槽があって、そこを泳ぐ金魚が綺麗で大きなものが揃っていたのは印象的だった。
木曽川にそんな金魚はいないだろ!! そんな指摘は、ここでは無粋だ。きっと。

料金が高いことが話題になったレゴランドだが、このシーライフの入館料は1900円(大人)と、まぁ、普通。もちろん、水族館だけの入館も可能だ。ただ、3歳以上から必要になる子供料金は1500円と少々お高めの設定になっている。

日本の水族館では“変わり種”の部類なのだろうけど、水族館フリークには新鮮な驚きがあるんじゃないかと思う。
シーライフ名古屋の近くには、国内最大規模の超正統派水族館、名古屋港水族館がある。
その牙城に挑む海外のチャレンジャーがこの先、どんな戦いを見せてくれるのか。そこも含め、今後の展開が楽しみだ。
ただ、アクセスはクルマでも電車でも、名古屋港水族館よりもよっぽど便利で行きやすい。
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水紀行館 水産学習館(群馬) [水族館レポート(認定)]

少し前の認識では、関東の水族館はほぼ制覇のつもりだった。残すはあと1館……
今となっては、そうじゃなかったことはよく分かっているけれど、その“最後の1館”のつもりだった施設が、群馬にある水紀行館 水産学習館だ。
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群馬は海がないせいか、水族館の空白地域で、それらしい施設がほとんどない。
そんな群馬で、ほぼ唯一に近い水族館施設がこの水紀行館。
道の駅の付属施設だが、厚岸のプティみたいなオマケ的な感じではなく、入館料も必要で、大きな水槽もちゃんとある水族館だ。

群馬県北部に位置する水上は、利根川の上流域に当たる。
そんな利根川に面した場所に建っているのが水紀行館で、その展示テーマも利根川だ。
淡水魚の水族館によくある、特定の河川をテーマにした施設である。展示されているのも淡水魚のみだ。

館内は、コの字型の順路の左右に展示が並ぶ作りで、水族館らしいサイズの水槽は2つ。
そのひとつめが、入館してすぐに目に入ってくる壁にそって並ぶ川の水槽だ。
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利根川の上流域をイメージした作り? になっていて、水槽の周りは沢山の擬岩でデコレートされている。奥側には小さな滝もあって、そこから流れ落ちる水の周辺が苔むしていたりして、なんとも涼しげな雰囲気。
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オレが行ったのは昨年7月。施設を出ると外はとても暑かったから、この涼しげな感じは見た目にも気持ちが良かった。
余談ながら、水上は群馬でも北に位置しており、寒く雪も多い。今の時期の紹介しておいて何だが、この涼しげな雰囲気を楽しむには、できれば暖かい(暑い)時期の訪問をお薦めしたい。
水槽を泳ぐ魚は、上流域をイメージした水槽らしく、マス類が中心だ。

コの字型の順路を、流れの水槽を横目に見ながら進むとトンネル水槽が出現する。
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このくらいの規模の水族館にしては、かなり立派なトンネル水槽だ。
とは言え、トンネル水槽としてはやはり小ぶりなので、中を泳ぐ魚は種類数も3種ほどしかおらず、数も少ないが、利根川らしい? アオウオとソウギョ、コイが泳いでいる。
いずれもその巨大さで驚く、みたいなサイズではないけれど、アオウオを下から見上げられる施設は全国でもここだけ。
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それ、魅力的? と言われてしまうかも知れないけれど(笑)、アオウオ好きならそんな体験にも価値を見出せる… はず!?

小規模だし、驚くほど珍しい何かがいる訳ではないし、それどころか、突っ込みどころと言うか、粗もあって、何て素晴らしい水族館!! とはいかないけれど、ドライブや温泉旅行のついでに立ち寄るには、非常に立ち寄りやすい施設なのは間違いない。
高速のインターからも近いしね。

川遊びなども楽しめるので、水の冷たさが恋しくなったら、ピッタリな施設だ。
先にも書いたように、暑い時期には、この施設の涼しげな雰囲気が気持ちよく感じるだろうから。
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