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長崎バイオパークのピラルクー水槽 [ピラルクー]

今回の長崎遠征、ブログでは海きららからスタートしているが、実は最初に向かったのは西海市にある動物園、長崎バイオパークだった。
水族館遠征で動物園に何をしに行ったかって?
目的はピラルクー。バイオパークには長崎で唯一? ピラルクーが展示されているからだ。
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以前のブログでも書いた通り、水族館の分業? がしっかりしている長崎では、ピラルクーを見ようとすると、バイオパークに行くしかないのだ。

というワケで足を運んだワケなんだけど、クルマでないとなると、正直、行きにくい。
公共交通手段は路線バスのみで、それも本数が少なく、なかなかいい時間に辿り着けない。
でも、ハウステンボスまで行けば、シャトルバスが出ていて、空港から直接向かっても、そのバスの時間に間に合うことが分かった。
シャトルバスは30分以上かかるドライブながら、何と無料!! 道中、ドライバー氏が園内の解説や、ちょっとした観光案内もしてくれて、それ自体がなかなか楽しい。
県外からバイオパークに行こうという人は、オススメの行き方だと思う。

順路1周約2㎞の園内は、あちこちに花が咲き、動物たちも放し飼いに近い形で展示された綺麗な公園様で、なかなか楽しい。
そのせいか、雰囲気はネオパークオキナワやアドベンチャーワールドにも通じる感じ。
ただし、アップダウンが多いので、最後の方はそこそこ疲れる。
ピラルクーは順路のほぼ最後で出てくるので、それが目当て(あんまりいないと思うけど)の人は、そのつもりで。

ピラルクーがいるのはアマゾン館。フラワードームという温室に隣接した建物内にいる。
行きに水上を、帰りに水中を見る順路設定になっている。

最初の水上部分は、魚の水槽にしてはやけに広い陸地が作られていて、そこにヌートリアがウロウロしている。
陸地には何本もの止まり木が渡されていて、ナマケモノやオオハシ、リスザルなんかもいたりするが、ピラルクーがいる水面は、通路より少し低い位置にあって、水面近くにいる個体が目に入る程度で少々見にくい。
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ピラルクーは2匹いて、体色が白っぽくて、体が小さい(それでも2m近くあるけれど)方の個体は、水面に近い位置を泳いでいることが多く、目に付きやすい。

園内を歩き回り、出口が近づきつつある順路終盤、アマゾン館の地階部分となる水中部分が登場する。
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そこからは水槽のほぼ全貌が見えるが、今度は水面付近にいる魚が見えにくい。
この水槽、容量は100tと比較的大きいが、幅、奥行きに対して、深さが深いという、ピラルクー水槽としては少々変わった作り。
陸地部分の広さも? だが、実はこの水槽、かつてラッコが暮らしていたものらしい。
それなら広い陸地も、水深の深さも、観覧面から水面を見下ろすような作りにも合点がいく。
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地階の水中部分から水槽を覗くと、餌の時間以外は着底してほとんど動かないもう1匹のピラルクー(黒っぽい体色で大きい)とコロソマ、4種類のナマズ、カメなどの姿を見ることができる。
普通、この手の水槽でナマズと言えば、レッドテールキャットにタイガーショベルが定番だが、ここではオキシドラス、バクーペドラ、メガロドラスという3種の大型ドラスが主力。それに加えて1匹のセルフィンキャットがいるという少々変わったラインナップ。
もっとも、ナマズたちはオキシドラス以外、まったく動かないので楽しませてはくれないのだけど…

肝心のピラルクーはと言うと、まずまずのクオリティ。
あまり泳がない黒い個体(大きい方)の方が綺麗。

長崎バイオパークは、最近、水族館でもしばしば見掛けるようになってきたカピバラをどこよりも多く飼育しているのだとか。
そのため、それが好きな人にとっては、聖地的な場所らしい。
放し飼いになっていて、好きに触ったり、餌を与えたりできるからね。

残念ながら、オレはカピバラを含む齧歯類が嫌いなので、そこに有り難みは見出せないのだけど、そんなオレの所にもカピバラたちは集まってきてくれる。
ひょっとして、可愛い可愛いと触ってくる人よりも、無関心な人の方が好み?
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池でカメを眺めてたら、濁った青水の中からヌッと姿を現した大きなカピバラ。

とりあえず、好物らしい笹の葉の与え方だけは憶えてきた。今後それが役に立つことはまずないだろうけど…

他にも、可愛いカバの仔なんかもいて、ピラルクー以外も楽しめる(←当たり前)自然動物園だった。
とりわけ、動物に積極的に触りたい人には、たまらない場所なんじゃないかな?

鳥羽水族館の極美ピラルクー [ピラルクー]

今回の鳥羽水族館で、オレをもっとも驚させたものは、実はピラルクーだった。
今頃? という声が聞こえてきそうだけど、自分でもそう思った(笑)
鳥羽水族館に来れば、いつも長い時間眺めているはずの水槽だったのに、一体オレは、今まで何を見ていたんだろう? と少々恥ずかしいような気分になったくらい。

何に驚いたかって、水槽を泳ぐピラルクーのクオリティ。
ビックリするほど赤い、というか発色部分の面積が広いのだ。
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スゴイでしょ!?

以前から、割と赤みの強い個体がいるなぁ、とは思っていたものの、ここまで見事だったという認識はなかった。
とは言え、昨日今日入ったような個体とは思えず、また、これだけの個体を見落とすとも到底思えない。
そこで、過去の写真を漁ってみた。
確かに、赤みの強い綺麗な個体はいた。しかし、ここまで綺麗とは思えず…
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2011年に撮影したもの。※別個体の可能性あり
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2009年に撮影したもの。※別個体の可能性あり

とびきりの1匹以外にも、レベルの高い個体が他にも数匹。
そんな良個体が揃っていたという記憶もないから、2年前から綺麗になった、ということなんだろうなぁ。
成長期の個体ならいざ知らず、2m級の個体がさらに綺麗になるなんて!!
鳥羽水族館、スゲェ!! 
最高のピラルクー水槽とは思っていなかったんだけど、そんな風に思っててゴメンナサイって感じ。

でもね、これだけ綺麗な個体が揃ってるとなると、鳥羽水族館のピラルクー水槽は、ちょっと惜しい感じもしちゃうのね。
ピラルクー水槽としては国内トップ5に入る大きさがあるというのに、見にくいのだ。
観覧面よりも水底がずっと低い位置にあって、ガラスに面しているのは水深の1/3くらい。
ピラルクーは比較的見やすい位置にいてくれることが多いものの、観覧面に近い部分はどうしても死角になるし、底の方に行ってしまったり、また、底の方にいるナマズたちはしっかり見ることが難しい。
鳥羽水族館の大きい魚類水槽には、そういう作りのものが多いようだ。

また、見るのに支障があるほどではないのだけど、水槽が薄暗い。
周辺の新しく作られた水槽は、本物の植物が育つほどの明るさで作られているから、ひと際暗く感じてしまうのだ。
一方ピラルクー水槽は、開館当初から大変更はなされていないトラディショナルスタイルのアマゾン水槽だから、暗さも含めあんな感じに作られているんだろうけど、ピラルクーが鮮やかなだけに、もっと明るい中で見たらどれだけ綺麗だろう… そんな風に思うと残念に感じてしまうというのが惜しい理由だ。
残念ついでに、水槽の暗さ、周辺の明るさなどの悪条件に加え、このピラルクーの水槽は何故かアクリルではなくガラスが使われていて、等間隔でガラスを支える支柱が立っているのも手伝って、写真も非常に撮りづらい。
綺麗だから撮りたい!! でも撮れない。その姿を綺麗に収めたいと思えば思うほど、歯痒い思いをすることになる。
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でもね、2m級の個体があの数いて、しかもそのほとんどが驚くほどの綺麗さ。
日本各地の水族館でピラルクーを見てきたけれど、そんな水族館、なかなかないよ。
ピラルクーを目的に水族館に行くのなら、鳥羽水族館はアリです!!

出の山淡水魚水族館のピラルクー水槽 [ピラルクー]

出の山淡水魚水族館の存在を知った時、見なかったことにしようと実は思った。
だって、遠い(行くのにお金がかかる)のに、とても小さいことが分かっていたから。
それでも、遠く宮崎の小林市まで出掛けたのは、そこにピラルクーがいると分かったから。
もちろん、ピラルクーなんて珍しくないけれど、そこにいると知ってしまった以上、行かないワケにはいかないよね(笑)

目的でもあったピラルクー水槽は、珍しい円柱形の水槽で、直径3.5m、高さ2m、水量19.2tというサイズ。
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台の上に載っているので、水面を見上げるような感じになるため、実際のサイズよりも少し大きく見える。だが、ひとつ前のブログにも書いた通り、宮崎の水族館では最大の水槽だ。
水槽台のまわりはカウンターのようになっていて、イスまで置かれている。つまり、水槽直下で水槽を泳ぐ魚たちを眺めることができる。この水族館では唯一に近い、リラックスポイントでもある。
だが、水槽専用の照明はなく、室内の灯りのみ。そのため、水槽内は薄暗く、しかも周囲の電気や水槽のライトの映り込みが激しく見にくい。その点は改善を望みたいところだ。

水槽の直径は3.5mなんだけど、水の循環経路が水槽の真ん中に集まっているらしく、直径1mほどの塔が中心を占めていて、水槽内は直径の数値よりはだいぶ狭そうな感じ。
実際、ピラルクーが着底する時には、中心の塔に対して斜めになるようにしていたし。
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水槽の中にいるのは、2mほどのピラルクー1匹を筆頭に、アリゲーターガー、コロソマ、レッドテールキャット、タイガーショベル、アロワナ(アジア、ノーザン)、スッポンモドキといったところ。
比較的過密な環境ながら、水族館にいがちな肥満個体がおらず、どの個体もそこそこのクオリティ。中でも特に、レッドテールキャットとアリゲーターガーにそれぞれいい個体がいた。
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ピラルクーはやや背曲がりな感じがするものの、なかなか綺麗。赤みはそれほどでもなかったけれど、悪くない個体だ。
水槽内でターンすることが簡単ではないため、一方向にしか泳がず、同じ向きの写真誌か撮れなかったのがちょっと残念。
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写真では眼が下に向いてしまっているが、反対側は眼が下を向いていないため、顔のアップを撮るには、反対側の方がよかったのだけど…

この水槽で注目なのは餌の時間。
生きた魚(ニジマス?)を与えているらしい。HPなどには餌やりがあることは書かれているが、それ以上の情報はないため、毎日行われているのかと思っていたら、火木土日のみとのこと。
水槽の水には、湧水が使われているらしいが、冷凍ではない餌が使われていることも、ピラルクーやレッドテールキャットが綺麗に育っている要因なのだろうね。

というワケで、残念ながらオレは見ることができなかったのだけど、あの水槽の魚が生き生きとする姿が見たければ、その曜日の3時頃に行くといいようです。

サンシャイン水族館・超水族館ナイト発言補足・その2 ピラルクー編 [ピラルクー]

ひとつ前のブログで、書いた本人にそのつもりはないけれど、批判とも取られかねない話をしたので、フォローの意味合い? も兼ねて、オススメの話も(笑)

オレがサンシャイン水族館に行って、絶対に見に行くのがピラルクーだ。
トークライブの中で、「この人はピラルクー好き…」と中村氏に紹介された通り、物心ついた頃から大好きな魚のひとつ。
オレがライター業、つまりは人に何かを伝えるということを生業に選んだのも、このピラルクーが少なからず影響してる… 自分でそう思うくらい、オレの中では特別な存在だ。
サンシャインに限らず、水族館で見たいものの中でも、個人的にはもっとも重要なものだ。
だから、生まれ変わった水族館でも展示されたことは嬉しいことだし、それも今までとは段違いに大きな水槽があてがわれたことも、喜ばしく思う。
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同じピラルクーでも、サンシャイン水族館にいる3匹に関しては、どこにいるものよりも思い入れも強い。
1年前のブログにも書いた通り、オープン2ヶ月前くらいの時点で“サンシャイン水族館がピラルクーを探している”という話を聞いて以降、物がピラルクーだけに? あちこちから様々な、詳細な情報がオレの所に集まり、オープンするまで、まるで自分のことのようにドキドキ(笑)
オープンの日に水槽内を泳ぐ2匹の姿を見て、関係者でもないのにホッとしたものだ。
昨年のサンシャイン水族館ナイトの時には、スタッフ氏からの移送作戦の話を聞くことができたので(オープン時からいた大きな2匹は沖縄から2日間かけてやってきたのだ)、それが見られるありがたみもより一層高まったような気がした。
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3匹目。あとの2匹より少し小さい。
現在、3匹のピラルクーが泳いでいるが、その3匹目についても、搬入されるずっと前から(水族館がリニューアルオープンするより前から)聞いていて、それがどうやって搬入されたかも知っていたから、これまた思い入れの強い1匹に。
水族館にやってきたのは、オープンから約2ヶ月後くらいのことだが、展示されたその日に会いに行ったくらいだ。
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餌の時間は15時~15時半頃。そのくらいにピラルクー水槽の周辺にいると遭遇率が高い。

そんなだから、何を見なくてもこの3匹の元気な姿だけは、絶対に見に行くことにしている。そこで、元気に勢いよく餌を食べている姿なんかに遭遇すると、極端な話、自分の魚のように嬉しくなる。
というワケで、新生サンシャイン水族館でも、もっともお気に入りの水槽になっていたりする。

このブログでも何度も書いているように、東京近郊には沢山の水族館がある割に、ピラルクーを展示している水族館は少なく、それを見るのは意外と簡単じゃない。
でも、サンシャインのものに関しては、ピラルクーが見たい!! という欲求をしっかり満たしてくれる。

最近はろ過の状態が芳しくないのか、汚れが目立つものの、それでも東京近郊(東京、神奈川、千葉、埼玉)エリアでは最高のピラルクー水槽だと断言する!!
個体クオリティも高いので、オススメです!!

寺泊水族博物館のピラルクー水槽 [ピラルクー]

かつて、水族館になくてはならなかった展示が、ピラルクーを主役としたアマゾン水槽だ。今でこそそれがない水族館も増えているが、それらは大抵、90年前後にオープンしている所がほとんど。
それまで水族館に必要不可欠だったアマゾン水槽だが、その頃は、水槽の超大型化などが進み、それまでとは違った展示ができるようになった時代だ。偶然かも知れないけど、その頃よりピラルクーを展示した水槽は増えなくなった。
しかし、寺泊水族博物館は、80年代の水族館であるからして、ちゃんとアマゾン水槽があった。
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水位は水槽中央くらいまでの半水面で、水槽上部は植物でレイアウト、天井からは水が降り注ぐという、その時代に作られたものらしい、きわめてトラディショナルなスタイル。
できた当初は、暗くなってスコールが降ったりなどの演出もあったんだろうけど、今は照明によるエフェクトはなく、植物も伸び放題。天井からは気根が多く垂れ下がったままになっていた。
その照明も何となく薄暗くて、垂れ下がった気根と相まって、なんだか放置された廃墟のよう。ちょっと見苦しいんだけど、魚が入ったままだと対策できないとか、そういう事情なんだろうね。好意的に見れば、自然っぽいと言えるかも?

大きさは館の規模に比例して? 大きいとは言えない広さ
もちろん、ピラルクーやレッドテールキャットなどの大型魚が複数入れる程度の広さはあるものの、狭く感じるのは否めない。まぁ、それもこの水槽ができた時代を考えれば、こんなものかな? と言える大きさ。
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寺泊No.1個体。

その中身は、これまたトラディショナル? で、ピラルクーをメインに、コロソマ、レッドテールキャット、タイガーショベル、オキシドラスというラインナップ。
アマゾン基本5種のひとつであるアロワナは、水槽は端の方が一部仕切られた中にいた。
そちらには、アロワナが3種類と、カイヤン、オスフロが入っており、アジアを意識したものなのかも知れない。

しかし、仕切られた側にいるアロワナたちは特に狭くて、こちらはギュウギュウな感じ。
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そのお陰か、好戦的なアジアアロワナやノーザンバラムンディもおとなしくしているようだけど、あれは改善してあげて欲しいなぁ。
元はひとつの水槽だったと思しきものが仕切られているのは、やはりピラルクーや大型ナマズと一緒だと、どうしてもアロワナが競り負けてしまうからだろうか?

ピラルクーは大きめの個体が2匹と、やや小さいのが1匹。大きい2匹は結構長く飼われているものらしい、ゴツゴツした顔つき。対して小さい1匹は、まだ若いのか、顔も体型も綺麗。とりあえず、寺泊のNo.1個体。ただし、3匹とも赤みは大したことないんだけど…
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2番目に大きな個体。

ピラルクーやアマゾンの魚たちを目的に出掛けると、ちょっと不満が残るかも知れない。
でも、ひとつ前のブログに書いた通り、近隣の小学生や子供たちが、初めて目にするピラルクーとしては、大きさ、迫力といい十分。
オレが35年前に初めて見たピラルクーは、大きかったことはよく憶えていても、個体のクオリティなんて憶えちゃいないのだ。

この水槽でピラルクーやアマゾンの魚たちに目覚めた子たち!!
君らが見たピラルクーやアロワナよりも、もっと大きくて、もっと綺麗な個体は他にもいる!!
季節はちょうど夏休みだ。そんなピラルクーに出会う旅に出てみてはどうかな?

上越市立水族博物館のピラルクー水槽 [ピラルクー]

上越市立水族博物館にはピラルクーもいる。
それについては、以前、ここの水族館に行ったことがあるという友人に聞いていたのだけど、水族館に入るとすぐに目に付く場所にその水槽はあった。
しかも、その水槽はマリンジャンボ、トロピカランド水槽に次ぐ大きさ。水族館としても大切にしている? 展示のひとつなのだろう。
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水槽は擬岩などが一切入っていないシンプルなベアタンクで、魚もピラルクーのみ。
ありがちな半水面ではなく、水槽の位置も少し高めになっているので、とても見やすいのが好印象だ。
余計な魚がいないこと、砂利なども入っていないことから、中はとても綺麗で清潔な感じで、水槽が明るいのも手伝って、見ていて気持ちのいい水槽だった。
先にも書いた通り、上越市立水族博物館では3番目に大きな水槽なのだけど、ピラルクー専用水槽と考えた場合、幅はともかく、奥行きが少々不足気味な感じで、展示されている個体がすべて2mとかになったら、かなり窮屈になりそうでちょっと心配。
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話では大きな個体が2匹、と聞いていたのだけど、実際には小さな個体が5匹だった。
サイズは80~90㎝といったところだろうか?

若い個体ということもあり、いずれの個体も綺麗で、その中の1匹はかなりの美個体。
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顔つきはあどけないけど、綺麗でしょ!?
このまま成長すれば、日本の水族館で見られるピラルクーの中では、間違いなくトップクラスになるはず。他の4匹も含め、どんな風に成長していくのかとても楽しみだ。

体型も色も綺麗ではあるんだけど、大きい個体が持つ凄みとか迫力に欠けているのも事実なようで、観客は“大きい~!!”と口にしながら水槽に近づいてくるんだけど、そこで振り返ると、その先には水槽いっぱいに育ったシルバーアロワナが目に入る。
若くあどけない顔つきのピラルクーに比べると、老成したアロワナの顔は迫力で上回る。
それを見た観客たちは「デカッ!!」とか「すご~い!!」とか口にしながら、そちらの方に行ってしまうのだ。
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迫力という点では、ピラルクーのお株を奪っているシルバーアロワナ。
サイズも1mを超えていそうな大きさで、少なくともピラルクーたちよりも少し大きい。
加えて、暮らしている水槽がピラルクー水槽の1/5程度の大きさなので、まさに水槽いっぱいな感じも、迫力の演出につながっている。
長年ここで暮らしているのだろう。典型的な水族館育ちの体型だが、体色はプラチナ個体ばりに白銀で、それ以外の色が一切なく、好きな人にとっては「おっ!!」と思えるかも。

とは言え、ピラルクーたちが大切にされているのは間違いない。
その大きさで、人々を驚かせてくれるようになる日もそう遠い話ではないはず。
綺麗な個体だから、そうなった時、大きさ以外の部分でも驚かせてくれることを期待したい。

なかがわ水遊園でピラルクーを食べる!! [ピラルクー]

我々日本人にとって、魚はまず“食べるもの”である。
食材として“タイ”“アジ”“マグロ”など魚の名前を憶え、水族館で生きた姿を見た時にも、その食味を思い出して、「美味しそう」という感想を漏らす。
食べることは、その魚の魅力をもっとも分かりやすく知らしめる方法なのである。

しかし、水族館は基本的に、生きた姿を見せる場所であるからして、魚の魅力を伝えるのに、“食べる”という方法は採られていないのが普通だ。
しかし、なかがわ水遊園はあえてそこに挑戦しているようなのだ。
恐らく、日本で最もアマゾンに特化した水族館のプライドに賭けて? 食べるという形でアマゾンの魚の魅力を伝えることを始めたのだ。
ピンタードからスタートしたその企画は、第二弾にピラニアと続いたが、去る3月24、25日に開催された第三弾の試食会には、満を持して? ピラルクーが供されることに。
物心ついた頃から憧れの存在であるピラルクー。よく知ったつもりではいても、その食味は知らない。それを食べると聞けば、やはりものすごく気になるものだ。
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ピンタードの時もものすごく気になったのだけど、その時は行くことができず断念。
しかし、今回のスケジュールなら行ける。
じゃあ、行くか!! と、1ヶ月前に行ったばかりのなかがわ水遊園へと再びクルマを走らせた。

春休みが始まったばかりなのに加え、古代魚類を展示したジュラシックアクアリウムという企画展がスタートしていたことなどが重なり、水遊園はかなりの混雑ぶり。
ピラルクーを食べる企画は、予約制なので問題はなかったけれど、オレが参加した昼頃の会は、定員が予約で埋まるほどの盛況ぶりだった。
ピラルクーの人気や関心の高さは、オレが思っている以上に高かったようだ。

提供されたのは、約200gほどに切り分けられた切り身。
ひと切れが600円。
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この2切れを3人でいただいた。

高い? ご存じの通り、ピラルクーはワシントン条約付属書Ⅱの該当種であるため、それが食材であったとしても、その輸入には輸出国の許可が必要で、少々面倒な手続きが必要になる。それもひっくるめた値段と考えれば、このくらいになるのだろう。

ご覧の通り、調理前のピラルクーは、うっすらピンク色の白身で、カジキの切り身みたいな感じ。
鱗はもちろん取ってあるが、皮の表面に残った鱗の痕跡がピラルクーであることを感じさせてくれるくらいで、ごく普通の白身の切り身だ。
調理法もアマゾン流。軽く塩こしょうをまぶして、少量のオリーブオイルがひいてあるフライパンに投入。ソテーにする。

10分くらいで焼き上がり、早速、いただいてみる。
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箸で突くと、サバのような感じでほぐれていく。
肝心の味はというと、ビックリするほど美味しい!! というほどでもなかったけれど、変な癖や臭いもなく、普通に美味しい。
味はタラに似てるだろうか。タラよりは身がしっかりしているから、やや歯ごたえのあるタラ、といった感じ。
油をひいたフライパンで焼いているから、その身にどの程度の脂があるのかは分からなかったが、どちらかというとあっさりした味だ。
余談ながら、オレたちの反対側には家族連れがいたんだけど、そこにいた少年はしきりに“うまい、うまい!!”を連発していた。

身よりもはるかに印象的だったのが皮。比較的厚めだったから、多少硬いだろうとは思ったのだけど、口に入れてビックリ。
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ものすごい弾力感。皮と身の間にはゼラチン質の層が厚めにあって、皮自体も厚いから、半身分くらいの皮を口に放り込んだら、喉に詰まるんじゃないかってくらい。しばらくモグモグしてないと口の中から無くなっていかなかったほどのモチモチ感。
あれだけ硬くて大きな鱗が並んでいる皮だから、このくらいのしっかり感がないとダメなのかも知れないね。

大昔に読んだ「オーパ!」には、どこを喰っても旨い! みたいに書かれていて、その食味に思いを馳せたワケだが、こうして実際に食べてみると、普通に美味しいけど、そこまででもないかなぁ… という感じ。小さい頃から積み重ねた期待度の高さが邪魔をしたかな!?

今回供されたピラルクーは水槽で泳いでいたもの… ではもちろんなくて、南米から食材として送られてきたもの。
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1.2mほどのものが冷凍され、丸のままやってきたそうだ。
どういう状態で冷凍されたのか分からないし、切り身になるまで解凍と冷凍が繰り返されているはず。つまり、本来の風味は損なわれている可能性があると言うこと。
それでもあれだけの味をキープしていたのだから、かなり美味しい魚であると言えるんだと思う。現地で食べれば、やはりビックリするほど美味しかったりするのかも!?

そう考えると、生のまま塩焼きにして食べてみたいところだけど、流石にそれを日本で体験するのは難しいだろうな。
今回はソテーで頂いたけれど、あっさり味だから鍋の具材でもいいかも知れないし、味噌漬けみたいな食べ方をしても美味しいんじゃないかなぁ、と。
でもまぁ、今後、ピラルクーを食べる機会なんて、再びあるかどうかはかなり微妙だけれど…

この試食会は第四弾も決定していて、お次はコロソマだそうだ。
現地で食べた人の話によると、これまたものすごく美味しかったらしい。

うみたまごのピラルクー水槽 [ピラルクー]

うみたまごで見るのを楽しみにしていたもののひとつが、ピラルクーの水槽だった。
聞いた話によると、水槽上部がジャングルになっていて、鳥などが放し飼いになっている、明るく太陽光が入る作りになったテラリウム。そんな水槽でなら、きっと綺麗に見えるだろうという期待からだった。
目的の水槽は、魚の水槽としては順路の終盤、サンゴ礁水槽の隣にあった。
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しかし、実際の水槽は考えていたものよりもずっと小さく、その前に立つだけで、隅々まで見渡せてしまうような大きさ。当然、中にいる魚も何がいるのか一瞬にして分かってしまう。
ピラルクーの水槽というと、半水面になったものが多いが、ここでも例に漏れずそのスタイルを採用。しかし、水深は1m程度と浅く、余計に小ささを強調する要因になっているような…
期待が小さくなかっただけに、ちょっとガッカリだった。
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しかし、作り自体は贅沢なのだ。温室風になった水槽上部や、そこに飼われていたショウジョウトキなどの鳥や、ナマケモノなんかも聞いていた通り。
ただ、聞いていたのと違ったのは、水槽の周りに植えられた植物は、作り物でないものはほとんど枯れ木のような状態で、そこがジャングルだとイメージしにくかったことくらい。
生きた鳥が動き回る中では、なかなか植物の育成も難しいんだろうね。

水槽上部に暮らす動物たちには、水槽にそって設置された階段を上がると見に行けるようになっている。だが、鳥やナマケモノが暮らすのは湿度と温度が高い水槽上。観客が立っているのは屋外。つまり、寒い今時期は内部の結露が酷く、中はほとんど見えない。
ナマケモノは2基がけされたファンヒーターの間で熟睡してた。代謝が低く、寒いのが苦手な動物だそうだが、熱くない? とちょっと心配に。でも、オレも寒いのは大嫌いだから、彼女の気持ちはよく分かる(笑)
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ナマケモノの姿は見えたものの、鳥はどんな種類がどれだけいるのかはほとんど分からなかった。

でも、そんなのは見えようが見えまいが、個人的にはどっちでもいい。
目的はピラルクーなのだから。

そのピラルクーは2m弱くらい(1.8~1.9mくらい?)の個体が2匹。
個体のクオリティもまずまず。どちらの個体も色、体型ともに悪くない。

同居していたのはコロソマ、レッドテールキャット、オキシドラス、ブラックアロワナ、モトロ、そしてピライーバ!!
でも、ピラルクーに限らず、この水槽の魚たちはどれもほとんど動かない。ものすごくテンションが低い感じで、ジッとしている。水温低い? と心配になってしまうほど。
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もっとも、水槽が狭く、水位も低いので、魚たちが泳ぎ回ると、それぞれの遊泳ラインが重なり、魚同士がぶつかったり、落ち着かないことになりそうなので、それを避けるために魚たちが編み出した最善策なのかも?
この水槽に限らず、うみたまごでは多くの水槽の側に、敷くためのマットが用意されていて、“どうぞ水槽の前に腰を下ろしてください”となっているんだけど、そうでもしなければ、この水槽の魚たちを満足に見ることは難しい。
水槽上部にはあんなに余裕があるのだから、水位を上げて欲しいものだ。それだけでも、あの小ささ感がかなり解消されると思うのだけど。
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ピラルクーは間違いなく見られるし、それもなかなかいい個体を、だ。
サイズもそこそこあるから、ピラルクーならではの大きさに驚くこともできるだろう。
しかし、その魅力を十分に引き立たせた水槽とは残念ながら言えないと思う。
もっとも、日本最高のピラルクー水槽を見た直後だったことが影響してる可能性も大きいんだけど(笑)

なかがわ水遊園のピラルクー [ピラルクー]

なかがわ水遊園といえば、ピラルクーなのである!!
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あのピラルクー水槽より素晴らしいピラルクー水槽はどこかにないものかと、日本中の水族館を結構あちこち行ったつもりだが、未だ巡り会っていない。
日本最高のアマゾン水槽は、日本最高のピラルクー水槽でもある!! と断言してもよさそうだ。
知人のめnちくんのブログには、“ピラルクーの聖地”として紹介されているけれど、実際にこの水槽を見れば、それが大袈裟な表現でないことに納得できることだろう。
めnちくんのブログ
http://blog.livedoor.jp/pokomenchi0929/archives/51786193.html
ここでは、「ピラルクーを食べる以外はすべて堪能できる」と書かれているけれど、その“食べる”も堪能できることになったとのこと。
http://www.aqua.pref.tochigi.jp/topics/detail.php?id=653
恐らく、飼ってるものを調理でもしない限り、日本でピラルクーを食べられるのはここだけのはず。その味にはオレも興味津々。行きたいなぁ(笑)

ピラルクーの展示水槽としては、国内最大の400tの容量を誇る、なかがわ水遊園のピラルクー水槽(アクアコリドール)。
そこを泳ぐピラルクーは2.5m級の個体が4匹。大きさもさることながら、注目したいのはその赤さ。いずれの個体も赤みが強く、特に水中トンネルから見上げると、顎下から腹部にかけて、血がにじんでいるかのように真っ赤に染まっている。
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今回は飼育スタッフ氏にいろいろ話を聞くことができたのだけど、それによれば、餌や飼育水、水温などには特別な秘密はなさそうだから、きっと、ガラス張りの天井から水槽内に降り注ぐ太陽光が好影響を与えているのだろう。もっとも、それぞれの個体の素質によるものの可能性もあるんだけど…
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ピラルクーを飼っている人や、飼ったことがある人というのは、意外と多くいると思うのだけど、そんな人でも複数個体の飼育、管理の経験がある人はほとんどいないのではないだろうか?
他種との混泳水槽でも、食べてしまったり、パワーで圧倒してしまうことはあっても、排他的な攻撃行動を見せることはほとんどない。少なくとも性格の悪い魚というイメージは薄い。
だが、ピラルクー同士は争うのだそうだ。
普段は争うこともないそうだが、初夏頃になると、繁殖シーズンに当たるのか、個体間の闘争がしばしば起こるとのこと。
その争いは、2匹でそれぞれの尾を追いかけ合うように、水槽内でグルグル回るというもの。最終的に片側の個体が尾ビレに噛みつき、もう片方が逃げ出すことで決着がつくらしい。その噛みつく際の衝撃音や、慌てて逃げる個体がトンネルなどにぶつかったりすると、“壊れてしまうかも”と思うほどの迫力があるのだとか。
シロワニでも同じような話を聞いたことがあるけれど、やはり魚でも2mを超えるようなものになると、何をしても強烈なようだ。
個体間の闘争は、初夏の頃と時期が決まっており、その時期には体色の鮮やかさが増すことから、当初は求愛行動かと考えていたそうだが、その後、繁殖の兆候等が見られないことから、オス同士の闘争かも、と考えているとのこと。
その個体間闘争でも強い、弱いがあるようで、4匹中、長らくボスの座にいたのは最大の個体。しかし、勝負には個体による性格の違いが効くのか、もっとも気が強い最小の個体が現在は最強。ボス的存在の地位を奪取してしまっているのだとか。
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普段は平和そのもの。あくびがでちゃうくらいに(笑)

でも、先にも書いた通り、普段は争わないので、その迫力の闘争シーンは滅多に見られるものではないようだ。
体色が鮮やかになると言う初夏頃の時期になら、ひょっとすると見られるのかも。
とりあえず、今でも十分鮮やかと思える体色が、どれだけ見違えるのか、是非、その時期に出掛けてみたいと思っている。

他にも、寿命についての話もしたりしたのだけど、4匹の内、3匹は開館当初からいる10年オーバーもの。
とはいえ、餌食いや、体色、体表に老成した感じもなく、元気にしているので、まだ死んでしまうことはないだろうとのこと。
意外と長生きしない印象のある水族館のピラルクーだけど、少なくともなかがわ水遊園の4匹に関しては、まだまだ問題はなさそうだ。
でも、いつかは死んでしまうこともあるかも知れない。
だからというワケではないけれど、控えの選手が大水槽のデビューを目指し、小さな水槽で育成されていた。
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小さいのに、体側にまで赤を発色してる素性のいい個体で、「ルビー」なんて名前まで付けられてる。
誰かが死んで、その代わりにデビュー、なんていうのはイヤだけど、ものすごく綺麗になりそうな個体だから、大水槽で泳ぐ姿を早く見たい。

ピラルクーたちは毎日給餌がなされていて、14時30分がその時間。
丸のままのニジマスを各個体1匹ずつと、アジの切り身を少しずつ。
意外と少ない量だが、十分大きな成長した個体のため、このくらいで十分なのだろう。
ピラルクーの給餌と言えば、餌を吸い込む際の炸裂音が見所なワケだけど、なかがわ水遊園の場合、天井が高すぎるせいか、反響がなく、ビックリするほど迫力がない。
動画
http://youtu.be/LnJo0uY8HMA
初めて見たという同行者たちは、十分驚けたというのだけど、このオレをして、おしっこ漏らすくらいの衝撃があった水族館もあったので、それに比べると…
なお、給餌は、水中から見るよりも、絶対に水上がオススメ!!
あの炸裂音と強烈な水しぶきは、水面でなければ絶対に楽しめないからね。

というワケで、“ピラルクーの聖地”でピラルクーを色々楽しんできた、という話なのだけど、体色が美しくなる頃にまた行こう!! そう思ってた。
でも、ピラルクーを食べてみたいという好奇心に背中を押されていて、かなり行く気になってる(笑)今回は写真も少なく、そのクオリティにも納得がいってないからね。
というワケで、ピラルクーを食べに行ったら、その頃にまた“ピラルクーの聖地の話”が登場することになると思います。

かすみがうら市水族館のピラルクー水槽 [ピラルクー]

かすみがうら市水族館に行った最大の目的はピラルクーを見ること。
ひとつ前のブログに書いた、かすみがうら市水族館を紹介したブログというのに、うっすらピラルクーの姿が見てとれていたので、コイツは見に行かなくちゃ!! となったワケだ。
小規模な水族館であることは以前から聞いていたので、まさかそこにピラルクーがいようとは想像もしていなかったのだ。

目的のピラルクー水槽は、館内中央にあった。
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それほど大きな水槽ではないものの、この水族館では最大。
幅4m、奥行き3.5mくらいだろうか?
半水面になっていて、ガラス面には水が流れるという、ピラルクー水槽としては定番的なスタイル。

ただ、水槽内は岩組みのレイアウトがなされ、底には砂も敷かれている。
ピラルクーなど大型魚の水槽は、殺風景なベアタンクが多い印象があるけれど、見た目の印象を考えて、こういうスタイルを採用しているらしい。
余談ながら、中の岩組みは擬岩ではなく、軽石が使われている。固定はされているが、1年前の大震災で崩れてしまい、石の数を減らしつつ修復。現在の形になったそうだ。

この水槽は市営の時代からアマゾン水槽だったそうだが、かつては今とは違うベアタンクで、水も上まで入っていたそうだ。
2.4mのピラルクーを筆頭に、コロソマやパールム、大きなレッドテールキャットなどもいたらしい。先にも書いた通り、あまり広い水槽ではないため、まさに魚がひしめき合う状態だったという。掃除などで入ると、魚が暴れ始め、館長はピラルクーと衝突し、水槽内で気を失ったこともあったとか。
そんな話を聞くと、その頃も見ておきたかったなぁ、と。
2.4mのピラルクーなんて、なかなかお目にかかれないサイズだしね。

現在もピラルクーは2匹いるが、いずれも70㎝くらいの小さな個体。
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小さいから最近入ったものなのかと聞いてみたら、3年半ほど飼われているらしい。
水槽が大きくない分、巨大化させると何かと大変なので、餌の量をコントロールしながら成長を抑えているとのこと。
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年齢的には幼魚ではないのだが、どこか顔つきはあどけない。

給餌の際も、他の魚に餌が回らなくなるので、優先的に与えられるそうだが、最初に与えてしまうと、同居魚の餌を奪いにいくことはあまりないとか。最初に与えられるという餌の量も、意外なほど少なかったので、そんな話を聞いていると、それならウチでも飼えるんじゃない!? みたいな勘違いをしそうになる(笑)
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水槽のバックヤード側からも見せてもらったのだけど、餌がもらえると思ったのか、すぐに寄ってきた。

水槽内にはピラルクー以外に、シルバーアロワナ、レッドテールキャット、スポッテッドナイフ、ロングノーズガー、カムルチー、クララ、チャンネルキャット、オキシドラスが同居メンバー。
カムルチーとかクララとか、凶悪そうなのが一緒に入っているにも関わらず、平和な混泳が成り立っているらしい。

ピラルクーは2匹とも、水槽の奥でいることが多くて、水槽の前面にはあまり出てこない。よく見ようと思ったら、少し待っている必要があるけれど、茨城県の水族館で会えるピラルクーはこの2匹だけだから、他の魚たちを眺めながら出待ちしてみて欲しい。
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幸い、小さい水族館だから、他の水槽を眺めていても、ピラルクーが出てくればすぐに気づけるので、出てきたのを確認してから水槽前に行ってもちゃんと間に合う。
どうせ行くなら、もう少し大きくなってから、というのはオススメしない。
普通なら少し待っていれば大きくなるのがピラルクーだが、ここのものは今のサイズになるまでに3年半もかかっているのだから、1mを超えるのもあと1年はかかりそうな気がする。

というワケで、大きなピラルクーを見たい人には物足りなさを感じるかも知れないが、ピラルクーも見られる!! と思えば、きっとその満足度も大きなものになるはずだ。
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