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久しぶりの… マリンワールド海の中道 [海獣全般]

もう1ヶ月くらい前の話になるのだけど、マリンワールド海の中道に行ってきた。
海響館まで行ったこともあり、そこまで行ったのだから、こっちにも行っておくか、みたいな感じ?
だから、明確な目的のない訪問となったのは、その前日に行った海響館と同じ。

明確な目的がなく、しかも初めてでもない水族館となると、今ひとつ気合いが入らないというのか、ダラッと見てしまう。
もっとも、普通、水族館の楽しみ方というと、そんな感じなのだろうけど、館内をぶらぶらしながら、気になったものにカメラを向け、ショーを観て、気が付いたら閉館時間、そんな感じの1日だった。

明確な目的がなかったからか、はたまた、マリンワールドのものが魅力的だったからなのか、海獣類を眺めていた時間がいつもより? 長かったような気がする。
そんな中で、前回訪問時には見られなかったコビレゴンドウのショーを見ることができた。

コビレゴンドウを飼育している水族館は3館しかなく、実はかなりのレア鯨類。
マリンワールドのショーはショーに出演する個体がチームごとの入れ替え制になっていて、コビレゴンドウが属するチームが出演しなかったため、前回訪問時には姿は見られたものの、ショーでの活躍は見ることができなかったのだ。
今回も1回目のショーには出演していなかったので、見られないのかと思っていたら、その後、チームの入れ替えがあり、それ以降のショーには出演。
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結構広いと感じていたプールが狭く見えるほどの存在感。小さなカマイルカとのペアでのジャンプでは、その巨体がひときわ目立っていた。
それこそカマイルカの数倍はある巨体故か、ジャンプでは身体が重そうだったが、最後に彼女の大技? であるスピンジャンプを披露してくれた。

鯨類と言えば、スナメリも見逃せない。
スナメリを展示している水族館はいくつかあるが、マリンワールド海の中道のものは特に可愛い。今回も2頭が代わる代わるガラス面まで顔を見せにやって来てくれた。
それだけでも個人的には満足なのだけど、知らない間にスゴ技を身につけていたようだ。
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それがコレ。
ただのバブルリングじゃない。バブルリングを作るのはオス個体。
しかし、その口に空気を入れるのはメスの役割。つまり、口移しされた空気をバブルリングにして見せるというスゴ技なのだ。
給餌時間に合わせて披露されるが、オレが行った時は練習中だったのか、特別なアナウンスもなく、スイーッとガラス面にやってきたオスが突如、バブルリングを吹き出したので“エッ!!”という感じで慌ててカメラを構えたのだった。
だから、バブルリングは何度か見たものの、口移しする所などは実は見ていない。
でも、既に話題になりつつあるから、次に行った時には、スナメリ水槽には近づけなくなってるかも知れない!?

マリンワールド海の中道で海獣と言えば、その名もずばり「かいじゅうアイランド」というアシカやアザラシを展示したエリアがあるが、そこにいるアシカの仔も印象的な1頭だった。
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そろそろ乳離れし、魚を食べ始める頃に差し掛かっていて、プール内に沈んだ餌の魚をくわえて泳いだり、それをグチャグチャ噛んでみたりと、まさに食べ始める直前段階。
オレが行ったのは3月の始めのことだったけれど、今頃はもう、魚を喜んで食べているのだろうな。
好奇心いっぱいの幼いアシカは、観客の所までよくやって来てくれるのだけど、この仔は見てもくれず、魚をくわえたままスイーッと目の前を通り過ぎていくばかり。
むしろ、母親個体の方がいくらか愛想がよかったくらい。
もっともそれも、もう少し成長したら、遊んでくれるようになるのかも知れないけれど。

マリンワールド海の中道で産まれた海獣と言えば、ラッコのマナもいる。
人工保育で育てられた子で、今現在、日本にいるラッコの中ではもっとも若い個体だ。
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給餌の際、ちょっとしたパフォーマンス? を見せてくれるのだけど、落ち着いてこなす母親個体と比べると、落ち着きがなく、すぐにトレーナーの元へと返ってしまう。
隣のプールで父親個体が餌を食べていると、上陸して仕切りからそれを覗き込んだりと、落ち着いた母親個体と比べると、慌ただしく動き回っていて微笑ましい。
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母親は落ち着いてトレーナーの指示をこなす。

これは個人的な話なのだけど、オレにはラッコが撮れないのだ。
どういうワケか、綺麗に撮れたためしがない。
今回も閉館間際の給餌の際、飼育スタッフ氏がオレのカメラに気付いて、ラッコをその方に向けてくれたりしたのだけど、それでも撮れない。

思い入れや愛情が足りないから? 確かに好きな動物ではないけれど、それほど難しそうな相手とも思えないのだけどねぇ…
今回も、撮影している時は「今日はラッコが可愛く撮れちゃってるんじゃない?」なんて内心ほくそ笑んでいたのだけど、家に戻ってみてみたら、例によって、ほぼ全滅。いつも通りの証拠写真にしかなってなかった。

せっかくいろいろ見せてくれたのに…
ラッコの写真、多少は撮れるように、頑張って練習してみるかな!?

久しぶりに… 伊豆三津シーパラダイス [海獣全般]

ブログの更新も久しぶり…(汗)
書く習慣がなくなってしまったのか、なかなか書き出せず、書き始めるまでもひと苦労。
少々慌ただしかった1月も過ぎ、2月になってようやく水族館へ。
久しぶりの水族館は、約3年ぶりとこれまた久しぶりの三津シーパラダイスへ。
何か目的があったワケではないものの、長いこと行ってないし、寒い今時期なら、もしかすると何かしら珍しい深海生物に遭遇できるかも!? なんて淡い期待を抱きながら…
結果的に、“驚きの何か”に遭遇することはなかったものの、3年も行ってないとなると、あちこち変わっているものだし、オレの見方だって変わる。
そんな変化を楽しんできた。

まず、イルカたち。
愛想の良さは相変わらずながら、ショーに出ている個体の入れ替わりは多少あったようで、中でもカマイルカはメンバーの若返り? がなされた模様。
そのため、技の精度や集中力などは少々不安定。でも、ショープールで楽しそうにはしゃぎ回ってるイルカたちの動きが微笑ましくて、それはそれで楽しいものだなぁ、と(笑)
また、オキゴンドウの復活もトピックスだ。
かつてはロケットジャンプでトレーナーを驚くほど高く跳ね上げてた大きなオキゴンドウがいたが、その個体が死んで以降、しばらく三津シーでは見られなかったが、あのプールで久しぶりにその姿が見られた。
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こちらもまだ若いようで、まだまだ体も小さく、できる技のバリエーションも少ないようだけど、いずれはかつての個体のように、ショーのエースとして大技を見せてくれる日が来るのだろうと思う。

逆に、オレの方の変化? が顕著だったのがショーに登場するトドのワンくんを見た時。
自分でも驚いたほど、小さく見えた。
初めて行った時は、目の前までやって来たワンくんにビビって、すごすごと後方の席に移動したくらいだったのに、久しぶりに見たワンくんは、“こんなに小さかったっけ?”と。
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もちろん、縮んだワケじゃない。
最後に三津シーに行った3年前から今回までの間に、4回もおたる水族館に行ったことが、ワンくんの見え方を変えてしまったのだ。
ご存じの通り、おたる水族館はトドショーの総本山みたいな場所だ。
ショーのエースであるモンキチは600㎏。ワンくんより150㎏も大きいのだ。
トド=モンキチ、みたいなイメージが固定化しつつあった中で、久しぶりに見たワンくんが小さく見えてしまったというワケだ。
でも、ワンくん、ベテランらしく、安定感は抜群。
自分のすべきことをちゃんと分かってるようで、確実にすべきことをこなしていく。
ワンくんなら、トレーナーがいなくてもショーを成立させられるんじゃ? なんて思うほど、絶対的な安心感。
性格も真面目なんだろうけど、いつでもちゃんとショーを見せてくれる。
日本の水族館のトド界では、ワンくんも特別なスターの1頭であることは間違いないと確信した。

そんなワンくんの後継者? となるべく、現在修行中なのが、二見シーパラダイス生まれの鉄丸だ。
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おたるのショーで活躍している鉄平の兄弟で、これまた日本の水族館のトド界のエリート家系の1頭。
鉄丸のショーを見たのは初めてだったけれど、大きさも含め、まだワンくんに取って代わるほどではないようで、とりわけできる技のレパートリーや、安定感では遠く及ばない模様。でも、鉄丸にはワンくんにはない強力な武器? がある。
それが上の写真
300㎏もあって、見た目はかなりトドらしい? のに、まだまだ顔つきには幼さがあって可愛らしいのだ。
こんな顔を見てると、ワンくんほど技の精度がなくても、可愛いからいいや!! となってしまうのだ(笑)

三津シーで可愛いと言えば、やはりオットセイは外せないだろう。
かつてラッコが展示されていたラッコ館は、オットセイ・ペンギン館と名を変え、旧ラッコ水槽はオットセイの子供が暮らす水槽となっているということは、いつぞやのブログにも書いたような憶えがあるのだけど、オットセイの仔はとんでもなく可愛いのである!!
海を仕切った展示場にも沢山の個体が暮らしているが、やはり目の前で見られる水槽は魅力的だ。
この水槽は三津シーでの楽しみのひとつになってる。

水槽の前に立って、泳ぐオットセイに手を振ってみる。
その時の反応に手応えを感じたので、カメラバッグからタオルを取りだした。
このタオル、カメラを拭くために持っているただの白いタオルなのだけど、各地のイルカやアザラシの心を掴んできた“伝家の宝刀”であり、オットセイにも通用するだろうと振ってみた。
案の定、プールにいた3頭が集まってきた。
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こういう時の反応で、それぞれの個体の性格が見て取れるのが面白い。
積極的な性格で、反応がいい子がいると楽しいが、遊んでいると写真が撮れないのが難点。
薄暗いプールで、しかも真っ黒なオットセイは、そうでなくても撮りにくい相手なのだ。
楽しそうな顔を見せてくれるのに、数少ない写真はほぼ全部がブレブレ。
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とは言え、オットセイたちの気を引き続けなければ、すぐにどこかに行ってしまうのが難点だが、写真を撮ろうとさえしなければ、ずっと遊んでくれる。
しばらくすると、誰でも“連れて帰りたい!!”そんな気分になるはずだ。

久しぶりの三津シーパラダイスで、未来のスターたち、可愛いオットセイたちによって、楽しい1日を過ごしてきた、という話でした。

鳥羽水族館の “いつものスペシャル” [海獣全般]

“今だけ”のベビーたちは文句なくスペシャルだ。
でも、鳥羽水族館には“いつもの”スペシャルもある。
それを目的とはしていなかったものの、今回の訪問でも“そうだったらいいな”と思いつつ見に行ったんだけど、やっぱり今回も最高に楽しませてくれた。

何がスペシャルかって?
ひとつめは、とても愛想のいいスナメリたち。
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以前行った時にも、オレの前までやってきてくれていたが、今回も来るかなぁ!? と期待半分で水槽まで行き、泳ぐスナメリたちに手を振ってアピールすると、ちゃんと来てくれた。
目の前まで来てくれる個体は3~4個体いたが、その中でも1頭はずっとオレの前にいてくれる。
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他の観客の前にも行くが、オレがいる間はずっとオレの前だけにいてくれる。
他の観客の所に行っていても、オレが水槽の前に戻ると、すぐに戻ってきてくれるのだ。どうしてオレの所にばかり来てくれるのかは分からないけれど、もしかするとオレは、その子(メスなのです)の好みのタイプなのかも知れない。

その子は口から歯が少し飛び出ている“出っ歯”。顔だけなら、他の個体の方が可愛いかも知れない。でも、オレの所にばかり来てくれるので、オレにとっては日本で一番可愛いスナメリだ(笑)
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もちろん、その子(名前を知らないのです)に会うのは、鳥羽水族館に行った時の大きな楽しみになっている。
前に行った時の写真を振り返ってみても、同じ個体の顔のアップが沢山あったけれど、今回もまた、それが大幅に増えちゃったよ(笑)

今回の訪問は、仕事のついでということもあり、友人でもある仕事仲間が同行してくれていた。
その友人は、行った先に水族館があれば行くレベルで、特別な水族館好きでも、生き物好きでもない所謂、普通の人。
そんな友人も、盛んに寄ってくるスナメリには、「可愛いね~」と頬を緩めていた。

ふたつめのスペシャルはセイウチだ。
2年前より巨大化していた2頭に驚いていたら、オレの横で友人も「デケー!!」
鳥羽水族館の2頭はまだ若いので、セイウチとしてはまだまだ小ぶり。でも、セイウチを知らない人なら、それが普通の反応だ。
しかし、セイウチの魅力は、大きさじゃない。
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その日の鳥羽水族館は比較的空いていたからか、セイウチたちもすぐに近くまでやって来てくれた。
ガラスに顔を近づけると、オスのポウちゃんも顔をグッと近づけてきて、甲高い声を出しながら、口から泡を吐き出す。
何を言っているのかはもちろん分からないけど、オレや友人に何かを話しかけているのだろう。

メスのクウちゃんも、ガラス面についたヒレをガラス越しに叩くと、ハイタッチよろしく叩き返してくる。
水槽前から少し離れると、今度はオレを呼ぶかのようにガラスをバンバン叩く。

見ている人の想像や期待? を大きく上回る表情の豊かさと、「こんなことできるの!?」という数々の反応こそ、セイウチならではの魅力だ。
隣にいた友人はもちろん、水槽の周りにいた他の人たちも驚きの声を上げていた。

セイウチがそんな動物だとは知らなかった友人は、その後もセイウチと遊ぶことを楽しんでいた。どうやら、すっかりその魅力にやられてしまったらしい(笑)
遊んでくれるセイウチは、鳥羽水族館にしかいないワケではないけれど、2頭をかなりの時間独占できてしまったのは、かなりのスペシャルなひと時だった。
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こんな顔して近寄ってくる(笑)

ほんの数年前まで、興味のない生き物だったというのに(笑)
セイウチが可愛いということを知った一緒に行った友人も、きっとセイウチ好きになったことだろう。
何しろ、その後のセイウチショーの時間を盛んに気にしていたくらいだし。

でも、その可愛さにやられてはいても、家に連れて帰りたい!! と思ったことは1度もないのだけれど…(笑)

うみたまごの気になる海獣 [海獣全般]

以前のブログに書いた通り、うみたまごの主役はどちらかと言うと海獣のような気がする。充実ぶりも考えていた以上で、セイウチにトド、3種類のイルカ、アザラシは4種類もいて、ラッコまでいる。
ハンドウイルカやハナゴンドウ、ゴマフアザラシなら九州の他の水族館にもいるが、セイウチやトドは兵庫県以西ではここだけ。ハイイロアザラシは日本で3カ所にしかいないし、アゴヒゲアザラシは三重県以西では唯一の個体だ。加えて、1頭が飼われているハセイルカは、現在、飼育下にある国内唯一の個体。水族館巡りをしているオレには、初めての動物はいなかったけれど、意外と見るのが簡単でない海獣たちが揃っているのである。

ショーもやっていて、同時にふれあいにも力を入れているとなると、その主役になるのはやはりセイウチだ。
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うみたまごには4頭のセイウチが飼われているが、時間が来ると、その内の2頭がショースペースに出勤。様々なパフォーマンスを披露する。
ショータイムが終了すると、観客のすぐ目の前までやってきて、“目以外ならどこを触っても構いません”の説明とともに、触ったり、記念撮影したりできる時間へと続く。
もちろん、セイウチにも個体ごとの性格があるのだろうけど、セイウチのショーを見ていると、アシカがやけにピリピリした動物に思えるくらい、穏やかでいいヤツに見える。
あれだけ大きな動物なので、どこでも飼えるものではないのだろうけど、どこで見ても“いいなぁ”と思わせてくれる。
もっとも、見た目については、アシカの方が綺麗な顔をしてると思うけど(笑)
余談ついでに、うみたまごにアシカはいない。

ショーと言えば、以前のブログにも書いた通り、イルカたちも簡単なパフォーマンスを見せてくれる。
水族館の規模からすれば、ショースタジアムは意外なくらいに小さいけれど、その分、観客席にバンバン水が飛んできて、観客はそれなりに盛り上がっていた。
そのショープールの脇にあるサブプールに1頭で暮らしているイルカが激レア種のハセイルカだ。
ハセイルカと言えば、以前、鴨川シーワールドにカペラという名前のメスが飼われていたが、それが死んでしまった今では、うみたまごの個体(ハルカという名前が付けられている)が飼育下唯一。日本中の水族館で見られる鯨類の中でも、もっともレアな存在だ。
定置網に迷い込んだものが保護されたそうだが、搬入された時は瀕死の状態だったらしい。
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若い個体だからか、はたまた性格の問題なのか、人懐っこいようで、結構寄ってきてくれる。うみたまごのイルカたちは比較的愛想がいいけれど、ハルカは構われるのが好きらしい。呼ぶとすぐに近づいてきて、プールの縁に顔を乗せて、こちらを見上げる。
もちろん、触ったりすることはできないが、そんなのを見ていると、プールサイドに飛び降りて、撫で回したくなってくる(笑)

ハルカは自分のチャームポイントが長い吻にあると知っているのか、写真を撮ろうとすると、少し顔を振って、正面顔ではなく横顔をこちらに向けてくる。
すると、その長い吻と、模様の入った体側がこちらに見える。お陰でこんな写真がたくさん撮れた(笑)
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現在は上からしか見られないサブプールで暮らしているが、その内、他のイルカたちと同じプールに引っ越す日も来るかも知れない。
そうすれば、細長く美しい体つきを水中から眺めることができるようになるし、ショーに参加してジャンプを見せてくれるようになるかも知れない。
若い個体だけに、この先が楽しみな1頭だ。

2012年3月現在、日本の水族館では14種類の鯨類を見ることができるが、その内、ハセイルカはこのハルカ1頭のみで、それが見られるのはうみたまごだけというのは前にも書いた通り。
そのためだけに足を運ぶ価値があると言っていいだろう。実際、オレも会うのを楽しみにしていたし。

セイウチやトドが暮らすプールは、館内側にアクリルパネルが取り付けられていて、水中を泳ぐ姿を見ることができるんだけど、そこには、その他の海獣用のプールも並んでいる。
そこで驚かされたのが、ラッコが暮らすプール。
通りがかった時、“ああ、ラッコもいるのね”くらいにしか思わなかったのだけど、そのプールにアゴヒゲアザラシが一緒に入っているのに気がついた瞬間、“ええっ!!”と驚かされた。
同じスペースで飼育、展示がなされていることはどこかで聞いて知っていたけれど、実際にそれを目の当たりにすると、やはり驚かされる。
どちらも寒い地域の住人だから、同じ環境で飼われていても驚くことではないのかも知れないけど、水中への適応度や、それぞれの暮らしぶりは大きく異なっている。温度管理以外、両者を混成飼育するメリットはないというのが一般論だろう。
恐らく、どちらも1頭ずつしかないから、一緒にしてみるか… みたいなところから始まった同居なのかも? みたいなことを思ったり。
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説明パネルによると、どちらも神経質で干渉を嫌がるため、プール内でうまく棲み分けて共存している、とのこと。
確かに、泳いでいる時は、ラッコが水面、アザラシが水中と棲み分けが成立していたが、掃除が始まり、プールの水が落水されると、それぞれの行動範囲が重なり始める。すると、それぞれにキャラクターが際立つようになり、見ていて面白かった。

水が引いたプールの底で、ジッとしているアザラシ。一方、ラッコはいかにもイタチらしく、片時もジッとしていることなくウロウロウロウロ。
落水清掃は結構長い時間行われていたけれど、それに飽きてイラついたのか、アザラシに攻撃を始める始末。
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水がない中ではやはりラッコに分があるらしく、動きの良さを活かして咬みに行く。
それに対するアザラシの反撃は、短い前足をブンブン振り回して、叩こうとする? だけ。
終いにはその手を噛まれたりと、陸上ではだらしないアザラシ。噛もうともしないのは、性格的に優しいからなのか?

水がなくなったばっかりに、面白いシーンに遭遇したけれど、プールに水が入った状態だと、お互い、それぞれの環境でスイスイ泳いでいるだけなので、こうしたバトル? を見ることは難しいのかも知れない。
でも、ラッコとアザラシの混成飼育、一見の価値アリかも。
そもそも、アゴヒゲアザラシがなかなか見られない種類だし。

ブログを書いてて確信したね。
やっぱり、うみたまごは海獣の水族館なんだ、って。

鳥羽水族館の魅力的な海獣類 [海獣全般]

オレは魚好きだから、水族館に行くと、どうしても魚を中心に見てしまい、それら以外のものを見落としてしまったりすることも多い。
いや、海獣や無脊椎動物に興味がないワケじゃないのだけど、好きな魚がいたりすると、どうしてもそちらばかり見てしまい、結果的に見逃してしまう、なんてことになるワケだ。だが、鳥羽水族館ではいつもとは違って? 海獣類を見ていた時間が随分長かったような気がする。ひとつ前のブログにも書いたように、リニューアルされた海獣の王国や、水の回廊が楽しかったこともその理由だが、鳥羽水族館ならではの海獣類がそれまで思っていた以上に魅力的な存在であることに、今さらながらに気付かされた。

鳥羽水族館には順路がない。そのため、どう見ていくかは観客次第。
オレはいつも、メインエントランスより右側から見ていくのが流儀になっているのだけど、すると、最初に見ることになるのが、伊勢志摩の海・日本の海(エリアE)。
そこでの目玉は、恐らく、奥の一番大きな水槽にいるスナメリだろう。
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何故かは分からないけど、スナメリは愛知県よりも東の水族館では見られない。
だから、東京に住んでる者にとっては、あまり目にする機会のない稀種だ。
それが関係しているのかは分からないけど、とにかく可愛い
水槽の前に立つオレの前にやってきては、こちらを覗き込んだり、顔をガラス面に押しつけて口をパクパク。何かを喋りかけてきてるのだろうか?
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その体色と、よく曲がる首が、まるで小さなシロイルカみたいだ。
こんなに可愛くて、しかも小さい。さらに、棲んでいる場所もすぐ近くと、水族館で飼育するにはこれ以上ないような条件が揃っているように思うのだけど……
もっといろんな水族館で飼えばいいのに……


そこの水族館でしか見られない展示物というと、それはしっかり見ておこう!! と強く思う。ことさら、鳥羽水族館みたいになかなか来られない場所ならなおさらだ。
鳥羽水族館でしか見られない動物の代表選手はやはり、ジュゴンとアフリカマナティに尽きるだろう。どちらも、ここでしか見られない激レア動物だけに、どちらの水槽の前にもかなり長い時間いたのだけれど、長い時間見ていて思ったのは、ジュゴンはマナティよりも表情が豊かで可愛いかも、ということ。
鳥羽水族館に来るのは4回目だから、その回数だけジュゴンも見ているはずなのだけど、こんなに可愛かったんだ!! と、これまでの認識を新たにしたほどだ。
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マナティはぬぼーっとゆったりしていて、あまりいろいろなことを考えていなさそうに見える。そういう意味では癒し系なのかも知れないけれど、一方のジュゴンは、マナティよりもよく動くからか、表情も豊かなように見えて、マナティよりもいろいろ考えていそう? 飼育する分には、神経質なジュゴンの方がよっぽど大変らしく、飼えない動物に近いほどだそうだが、ひょっとしたら、可愛らしい表情とか、動きを作り出している要因はその神経質さなのか? なんて思ったり。
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周りに群れる魚たちやウミガメと一緒に餌のアマモをモシャモシャ食べる姿は、平和そのもの。ジュゴンを見てると、何だかほのぼのとした気持ちになれる。

可愛いといえば、もうひとつ。
水の回廊にいるミナミアフリカオットセイ。
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どの個体もまだ子供だからか、元気に泳ぎ回り、走り回り、跳び回りといった感じで、ものすごく元気な感じが見ていて楽しい。
餌を与える飼育スタッフの周りを飛び跳ねていたり、たどたどしく技をこなす姿も可愛らしく、ついつい顔がほころんでしまう。
しかも、オットセイの子供の顔はメチャクチャ可愛いから、どうしてもその前に行くと足を止めてしまうのだ。
オットセイはキタオットセイの方が可愛いな、なんて勝手に思っていたのだけど、ミナミオットセイでも同じくらい可愛いんだなぁ、ということがよ~く分かった。

他にもゴマフアザラシの子供とか、東京近郊では見られなくなったイロワケイルカとか、いつになく海獣類の可愛らしさを堪能した1日になった。
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