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しものせき水族館 海響館のピラルクー水槽 [ピラルクー]

オレが海響館に行ったのは水曜日。もちろん、偶然ではなくその曜日を選んで行った。
その理由は、週に2回あるピラルクーの給餌日が水曜日だから。
給餌解説が行われることもあり、それに合わせて予定を組み立てたのだ。
前のブログでも書いた通り、海響館といえばフグだったりペンギンだったりするんだけど、オレにとってはフグよりもペンギンよりも、やっぱりピラルクーなのですよ(笑)

フグやペンギンとは違い、下関には縁もゆかりもないピラルクーは、2Fの環境と生き物のフロアで、アザラシやサンゴ礁の魚などと並んで展示されている。
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さて、その水槽だけど、アクアテラリウム風の半水面の水槽という定番? スタイル。水上部分で何かが飼われていたりということはなく、また外光も入らない作りで明かりは照明のみ。実際の水槽容量は分からないけれど、見た目にはさほど大きな感じはしなかった。
中で暮らしているのは、4匹のピラルクーと2匹のジャウー、レッドテールキャット、タイガーショベル、オキシドラス、淡水エイ、コロソマが2種類ずつ。それに400匹のペンギンテトラ。
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ペンギンテトラは大小の魚が暮らすアマゾンの環境再現を目的としたものだとか。数多くの小型テトラ類の中から、あえてペンギンテトラが選ばれた理由は、もっとも食われにくかったからだそうだ。
ピラルクーたちも、あんな小さな魚を積極的に襲うことはしないそうだが、それでも目の前を横切ったりした時に、突発的に吸い込んでしまうようなことがあるらしい。
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主役のピラルクーは4匹とも同じくらいの大きさで、どれも2m程度とそこそこの大きさ。
でも、その存在感を強さはどこの水族館よりも強いように感じた。水槽がそれほど巨大ではないことに加えて、正面のアクリル面ギリギリの所で餌が与えられるせいか、ピラルクー達は観客のほぼ目の前に集まってくる。ちょうど目線に近い位置に2m級のピラルクーの顔が並べば、イヤでもその存在感を堪能させられるというものだ。
大きさも含めた存在感もさることながら、個体のクオリティの平均レベルが高いのも特筆すべき点だ。特に赤さについては、水族館で見られる個体としては最上級クラス。これだけの大きさがありながら、これだけ赤い個体にはなかなかお目にかかれるものではない。それだけでも見に行く価値があるというものだろう。
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ピラルクーの赤さに関して、その個体が持つ素質の部分を除くと、光(太陽光)はかなり重要な要素である、と考えていたオレにとって、太陽光の差さない環境であれだけの赤さはかなりの衝撃だった。やはり素質に勝る条件はないのかも知れない。

もしかすると、濃い赤の発色の秘密かも知れない要素が、餌の時間にあった。
水族館でピラルクーの餌と言えば、アジなどの小魚やその切り身などが普通。もちろん、海響館でもアジ、サバ、ホッケ、チカなどの小魚をメインに与えられていたが、それらの前にエビがまかれた。
同じ水槽に暮らすエイたちの餌かと思ったのだが、お腹を空かせたピラルクー達も食べていた。あまり好きではないらしく、積極的には食べようとしないのだそうだ。実際、水面に落ちてきたものを突発的に吸い込む程度で、水中を舞っていたり、底に沈んだものまで食べようとはしていなかった。
話を聞いた飼育スタッフ氏によると、少しでも“赤の素材”を摂らせることで、色の違いは出るんじゃないか… と話してくれた。
ピラルクーの餌としてあまり一般的ではないエビだが、もしかすると色揚げの効果が期待できるのかも知れない。素質がありそうな個体なら、試してみる価値はありそうだ。

給餌解説はマイクを通した飼育スタッフ氏の声が水槽前で聞けるシステムになっている。
餌を与え始めた飼育スタッフ氏から集まった観客に、アクリルパネルに手を触れてみるように案内された。
例の“バフッ!!”をよりリアルに体感するためだ。
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アクリル面ギリギリに投げられた餌を、ピラルクーが勢いよく吸い込むと、激しい水しぶきと、圧力のある音が響き渡る。フロアと水槽内は完全に隔てられているから、音の迫力は大きく減衰しているのだけど、アクリルがその度にピリピリ震えるので、半減した音でも十分にビックリできる。実際、その場にいた多くの観客は声を上げて驚いていた。

給餌はピラルクーを中心に行われていたが、チカなどの小魚はどちらかというとナマズたちのメインディッシュ。オキシドラスや淡水エイは、最初にまかれたエビを食べていた。好き嫌いのないコロソマは要領よく目の前にあるものを片っ端から食べていくが、コロソマたち専用にニンジンや果物も与えられていた。

給餌が終了すると、担当スタッフ氏が標本を手に外に出てきて、補足や質問を受け付けてくれる。もちろん、オレにとっては願ってもないサービス? だから、色々と質問してしまったのだけど(笑)、しっかり付き合ってくれるものだから、途中から水族館で話を聞いているというより、飼育者同士の会話を楽しんでいる… そんな錯覚を起こしそうになった。その結果が今回のこのブログというワケだが、その話に付き合ってくれた飼育スタッフ氏は、実はバックヤードツアーで案内してくれたその人。その会話の中で、バックヤードツアーに誘ってくれていたのだ。

大きな満足感と共に海響館を後にすることができた…
というのは以前のブログに書いた通りだが、その満足感の正体はまさにこれ。
ピラルクーの綺麗さだけでも、十分満足に足る収穫だったはずだけどね。
というワケで、フグやペンギンもいいんですが、ピラルクーを目的に出掛けても、海響館、当たりです!!
給餌解説のある水曜日と日曜日は特にオススメです!!
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コメント 2

pomu.

ミストラルさんといえばピラルクー、ピラルクーといえばミストラルさんです
テレビ等でピラルクーを見るたびにミストラルさんを思い出しますもん

給餌のときにアクリルに触れるというのはいいですねぇ
耳だけじゃなくて、体で感じる迫力……いいですねぇ
その時、その場というのを実感できそうです

ピラルクーを初めて見たときには、なんだか前半分と後ろ半分とが意外な組み合わせのように感じたんですが
すっかり目になじんでしまいました
いかにも大物な風格を感じさせる顔なんて大好きです
by pomu. (2011-04-03 15:21) 

ミストラル

>pomuさん

オレと言えばピラルクーですか!?
ありがとうございます(笑)

分厚いアクリルごしなので、音などはずっと小さくなってるんですが、それが震えてしまうほどの勢いを感じさせてくれる意味では、いい案内ですよね。
オレもそう思いました。

ピラルクーは頭が小さくて、後ろにいくほど大きくなるような感じがしますもんね。
でも、10㎝くらいの幼魚だと、頭も大きくて、普通っぽく? 見えると思いますよ。
by ミストラル (2011-04-04 11:03) 

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