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登別マリンパークニクスのトンネル水槽 [水槽]

ニクス最大の水槽にして、順路の最後に訪れるメイン水槽たるトンネル水槽。
入館してすぐに上をエスカレーターで通り抜けるので、大体の大きさと、中にトンネルがあること、2つに分かれていること、シロワニやホシエイがいることなどが分かる。あっ、それから水槽が真っ暗だってこともね。
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2つに分かれた水槽は、2つ合わせると1000t近くなるらしい。
順路は上から見た時、狭い方から通り抜ける。こちらは寒流系の魚が入った水槽だ。
多くの水族館で“冷たい海の水槽”の住人であるソイやマツカワ、ホッケなどの定番種に加え、アブラツノザメ、メガネカスベなどのサメ、エイ、大きなアブラボウズ、さらには北海道最大の淡水魚として知られているイトウ(降海する習性あり)や、巨大なダウリアチョウザメまで入ってる。
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寒流系の水槽は、真上にエスカレーターが通っていることもあって、より一層暗くて、もうホント、真っ暗。写真が撮れないとかいうレベルではなく、普通に見るのにも支障があるくらいに暗い。恐らく、余所の水族館の照明を落とした時くらいの暗さなんじゃないかと思う。とにかく夜中かと思うくらい、真っ暗なのだ。
でも、水槽の中を泳いでいる魚はかなり立派な個体が揃っているようで、それだけに悔しいやらガッカリするやら、イーッ!! って感じ。
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トンネルはそれほど大きくないんだけど、それでも水槽内への影響は大きいようで、大きなチョウザメはとても窮屈そうにしてる。そのせいなのか、ほとんど泳いでくれない。
トンネルは短い間隔でステーを持つタイプだが、そこはあまり気にならなかった。それよりも、アクリルの継ぎ目というか、垂直から円形へと至る部分の段付きがものすごく気になった。写真を撮る際に邪魔になるというより、トンネルの中を歩いていてその折り目がやけに気になるのだ。作ったメーカーの技術力の問題なのか、はたまた、この水族館が作られた80年代後半頃はこれが普通だったのか。いずれにしても、このトンネルが作られた時代なら、これでもアリだったんだろう。時代を感じさせる部分だ。

寒流系水槽のトンネルを抜けると、順路は90°折れ曲がり、その先には大きい方のトンネル水槽が待っている。
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最初のトンネルから次のトンネルがまったく見えない作りになっているのはいいと思う。しかし、こちらのトンネルも、やっぱり暗いのだけど。
こちらでは暖流水槽ということで、シロワニを主役に、ホシエイ、レモンザメ、カスリハタ、マアジ、シマアジなどが泳いでいる。IMG_6385.jpg

こちらは圧倒的にシロワニありきの水槽。細長い歯を剥き出しにした大きなシロワニが頭上を通り過ぎていくのが最大の見所であり、1匹いるレモンザメがシロワニに負けないくらいの大きさがあることを除けば、特にビックリするようなこともない。充実度というか、中の魚たちの魅力でいえば、完全に寒流系水槽の方が上だ。だからなおのこと残念だった。

北も南も、水槽内のレイアウトは何もなくシンプルそのもの。寒流水槽では人工の海藻が申し訳程度に設置してあるくらいで、擬岩などは一切なし。暗すぎる水槽では、文字通り何も見えないから、見えない部分は作り込まなくていいというメリットもあるのかも知れない。

あまりにも暗いので、バックヤードツアーの時に聞いてみた。
こんなにいつも夜みたいな暗さの中で、魚たちに問題は出ないのかと。
特に問題はないのだそうだ。ただし、潜水掃除の時は少々おっかないらしく、シャークスーツ(ステンレス製の鎖帷子)を着て入るのだそうだ。
この暗さは、海底感の演出のためらしく、当初はシロワニのトンネルを出た所にある神殿風の柱が浮かび上がるようになっていて、海中神殿のイメージだったそうだ。
神殿の柱は今でも残っているが、現在、そのスペースはお土産を扱う売店になっていて、トンネルからもぼんやりとそのお土産物店が見える。

オレはこの暗さにガッカリしていたのだけど、オレ以外の観客、とりわけカップルには悪いものではないらしい。
オレが寒流水槽のトンネルで写真を撮るために悪戦苦闘していたら、オレのいる所より少し先で“チュッ”っていう音が聞こえた。
そちらの方を振り返ると、カップルがキスしてた。真っ暗な水中トンネルにはこんな効果もあるらしい。むしろ、デートで来てるカップルには好ましいのかも!? 当たり前の話だけど、目的が違えば、同じ水槽でも印象は随分異なるものなのだろう。真っ暗なトンネルで写真を撮りたいオレのようなマニアよりも、薄暗い水中トンネルでいい雰囲気になりたいカップルの方が絶対的に多いはずで、間違いなく正解は後者の方だとオレだって思う。

ものすごい余談ながら、振り返った時、女の子の肩越しに、キスする男の顔が見えたんだけど、そのあまりの気持ち悪さに、つくづく“女に生まれなくてよかった”と変な安心感? を憶えた。
水族館でキスする機会なんてオレにはないけど、もし、そういう機会が訪れた暁には、しっかり気をつけようと思った。自分のキス顔なんて、見たことないけど、気持ちのいいものでないことだけは間違いなさそうだからね。

個人的には暗い水槽は嫌いだし、水槽が暗いと観客がその前にいる時間が短くなる傾向があることも事実なんだけど、少なくともトンネル水槽に限って言えば、あれはあれで正解なのかも知れないということは、何組かのカップルたちが教えてくれていたしね(笑)
ニクスの場合、中を泳ぐ魚たちが魅力的だったから、水槽の中が見えにくかったことは非常に残念だったんだけど、あれでもう少し明るいと、今度は水槽内の殺風景さが気になり出すのかも知れないし。
魚を見たい残念さと、なるほど!! と思わされる部分とがあった、ニクスの真っ暗なトンネル水槽の話でした。
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コメント 3

pomu.

わたしも写真を撮りたいほうなので「イーッ!」ってなりそうですが
それよりも先に眠くなってきそうな気がする暗さですねー

下から見るシロワニは、なおさら迫力がありますね
このシロワニがいて、この暗さの中での掃除……そりゃ怖いでしょうとも(汗)
by pomu. (2011-04-30 20:47) 

ミストラル

pomuさん

写真は実際よりだいぶ明るいんですよ。これでも。
ホント、真っ暗です。

シロワニはダイバーにも無関心で、近くにいてもよけたりしてくれないそうです。
時々、思い切り口を動かす時があって、それを水中で聞くと、ものすごい圧力のある波動として伝わるそうなので、ものすごく恐ろしいそうですよ。
by ミストラル (2011-05-01 12:00) 

お名前(必須)

暗い水槽、最高じゃないですか。
不気味でゾクゾクします。
自分の真後ろにシロワニが近づいて来てる様な気分になって恐怖感がたまりません。
当初は海底神殿風だったと聞いて想像するだけでウットリしますよ。
勿体ないですね。
by お名前(必須) (2018-04-21 16:33) 

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