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エノスイの新クラゲ展示 [無セキツイ]

クラゲが人気だ。
もちろん、水族館での話だけれど、新しくできる水族館や、リニューアルが行われたりすると、必ずクラゲコーナーが作られるし、実際、そうしたコーナーは混雑していることが多い。
クラゲの魅力が分からないオレには? と不思議に思えてしまうのだけど…

そんなクラゲにこだわり、古くからその飼育、展示に力を注いできたのが江ノ島水族館だ。
現在の新江ノ島水族館になる時にも、クラゲファンタジーホールは広く、大きくなり、イルカ(ショー)、相模湾と並ぶ、エノスイの主力看板展示となっている。

先日、エノスイは小規模な部分リニューアルを行った。
リニューアルと言っても、既存の建物内に新たな水槽が追加されただけなんだけど、注目すべきはその中身。すべてがクラゲなのだ。
現在、水族館でクラゲと言えば、“世界一のクラゲ水族館”を名乗り、専用の展示ゾーンでは常時30~40種が展示されているらしい山形の加茂水族館が有名だが、エノスイは、そのNo.1の座を奪還しようとしているらしい?

新しいクラゲ展示コーナーが完成したことで、50種類ものコレクションが実現しているのだとか。
注目は既存のクラゲコーナーに作られた球体水槽だ。
今回のリニューアルの象徴的な新水槽だ。
IMG_3749.jpg
薄暗いクラゲコーナーの中心に、浮かび上がるように配置された球体。
外側には球体を包み込むように水が流れていて、中にはカラージェリーがポコポコと泳ぎ回っていた。

今回、エノスイへは友人、知人たちと連れだって行っていたんだけど、
(水族館オフ会:http://page.mixi.jp/view_page.pl?page_id=204792
そこに来ていた人の中には、球が思ったより小さくインパクトに欠ける、とか、中が見にくいなどの意見もあったようだ。
確かに、中は見にくい。と言うか見えない。
IMG_3730.jpg
こんな感じ。
“でも、いいんじゃない!?”というのがオレの意見。
だって、クラゲを見に来ている人というのは、クラゲのディティールはそれほど重要じゃなくて、水中をふわふわ漂う浮遊感? なんかを楽しんでいるのだろうから、中のクラゲが漂っているのさえ感じられれば、それでいいんじゃないのかなぁ、と。

ただし、この水槽、技術的にはかなり大変なものだったらしい。
球体全面にまんべんなく水を流す(そもそもそれがすごく難しいらしい)ための注水量、クラゲを漂わせる水流、オーバーフローした水にクラゲが吸われてしまわないようにする水流や水量の調整など、それはそれは大変だったようだ。
観客がクラゲが暮らす水を直接感じられるよう、水槽から溢れた水は触れられるようになっているが、日焼け止めや虫除けなど、クラゲに有毒な物質が飼育水に混入する可能性もあるため、その循環には新鮮海水が多めに注水されているのだとか。
江ノ島周辺の海水の質が落ちるこの時期に、それもまた大変そうだ。

他にも、水槽設置に至るまでの苦労話、技術的な話など、いろいろ聞かせてもらうことができたが、そんな話を聞いた後では、“この水槽、大変だったんだなぁ…”と、ついついしみじみしてしまう(笑)
この球形水槽、実はスゴイんです!!

新しいクラゲ水槽は球形水槽だけじゃない。
IMG_3752.jpg
サンゴ礁やサメの水槽なんかがある隣のフロアにまで広がっているのだ。
丸い小さな水槽が互い違いに並んだ中には、これまた多数のクラゲが。

50種の内訳の大半は、ここに並んでいる。
まずは50種類を揃えただけでもスゴイ。でも、中で漂うクラゲたちのほとんどは、オレには残念ながら同じに見える(笑)
スペースが限られるという事情もあったようだが、この水槽群、かなりメンテナンス性が悪いらしい。飼育スタッフ氏の苦労? の上に成り立っている水槽なのだそうだ。
丸い水槽の下の軸の中に、循環経路などが収められているなど、小さいけれど、その作りもかなりのスペシャル。
球形水槽も含め、これまでにないものを形にするというのもテーマだったようなのだけど、何事も初めてというのは、何かと大変なものだ。

小さな水槽の中のクラゲたちは、小さい種類が中心で、老眼気味の目にはちょっとしんどいほどだったりするんだけど、その種類ならではの小ささを感じてもらいたい、というのも、担当スタッフ氏の思いとしてあったようだ。

こんなクラゲたちが漂っている。
IMG_3764.jpg
IMG_3755.jpg
今回は、同行した友人の中に、エノスイにずっと通っていて、スタッフ氏たちとも親しい人がいたお陰で、様々な話を聞かせてもらうことができた。
個人的に興味の薄いクラゲだが、それについてとても楽しそうに語る担当スタッフ氏の話は、オレに知識や親しみがない分、何もかもが新鮮で珍しく、ずっと聞いていたいと思うくらい楽しいものだった。
そんな機会のきっかけを作ってくれた友人には感謝しなくちゃ、だな。

できれば、「水族珍」をやる前に、こんな話が聞けてたらなぁ、と、今さらながらに思ったり…
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