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魚津水族館の富山湾大水槽&ピラルクー水槽 [水槽]

現在の魚津水族館は1981年に建った3代目なのだそうだ。
今年で33年目だから、驚くほど旧いという訳でもないのだけど、日本の水族館の歴史を語る上で、重要な水槽がある。
それが富山湾大水槽。
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大水槽と言っても、驚くほど大きい訳じゃない。
水中トンネルもあるけれど、幅は1.5mくらいの狭く小さなものだし、何より鉄骨が縦横両方に巡らされていて、今どきの水中トンネルを見慣れた人からすれば、大したものには見えないどころか、ショボイなぁ、なんて思ってしまうのかも知れない。
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でも、それは“今”だから。
この水槽ができた33年前には、誰もが驚き、体験したことのない水中感に感動したはずの、とんでもない大水槽だったはずなのだ。
何故なら、この大水槽は、日本で最初の水中トンネルを持った水槽だから。

アクリル製の大水槽は、今やどんな形でも作れる。水中トンネルだって思いのままだ。
でも、この水槽ができた33年前はまだ、アクリル製の大型水槽が実用化されて10年も経っていない頃。その可能性を確信していたからこその水中トンネルだったのだろうけど、その強度に絶対の信頼を置くことはできなかったのだろう。
新しい水族館に目をやれば、トンネルは大型化し、もはや小型ジェット機くらいの径があるというのに、鉄骨などの構造物はなく、見上げる人の頭上をマンタやらイルカやらペンギンやら、あらゆるものが泳いでいる。
それも、魚津のこの水槽から始まったのだ。そう考えると、少々大袈裟だが、水族館文化遺産のひとつ、と言ってもいいかも知れない。日本の水族館の歴史に残るものであることは間違いないのだし、ね。

水槽の歴史的価値はともかく、肝心の中身はと言うと、富山湾の名を冠した水槽ということもあり、主役はブリ。他にはマダイやスズキなど、比較的身近な大型魚に加え、富山湾にはあまりいないんじゃない? と思われるクエも数多くが泳いでいる。
日に数度、ダイバーによる餌やりショーが行われていて、オレが行った日には、遠足に来ていた幼稚園児たちのハートを鷲づかみにしてた(笑)
水槽に入るダイバーは3人いるそうで、餌の入った容器の色がそれぞれ違うとのこと。
オレの行った日は、黒い餌容器のスタッフ氏が担当。
常連になると、今日は○○さんの日だ!! とか言って見に行ったりするのかな!?

先日のリニューアルでもっとも大きく変化した(らしい)のも、この大水槽関連。
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水槽上部バックヤードが見学できるよう、順路の中に組み込まれたのだそうだ。
リニューアルの前後に行ってる友人に教えてもらったのだけど、リニューアル前にはなかったらしく、リニューアルの目玉でもあるようだ。
大水槽を上から眺められるようになった他、水族館のバックヤードがそれとなく見渡せる。
年代物の水族館にしては、バックヤードは小綺麗な印象。恐らく、展示の一部となることから、その周辺も綺麗に化粧直し? されたんだろうなぁ。

そのバックヤードの左奥に見えるのが、ピラルクー水槽。
魚津水族館にはピラルクーもいる。
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水槽はきわめてシンプルなベアタンクで、こちらもあまり大きくない。
と言うか、ピラルクーが成長したら、ちょっと(かなり?)窮屈じゃない? と心配になりそうなサイズ。
幸い、現在泳いでいるのは、まだ1m少々の個体が3匹。
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それ以外には2匹のポルカドット・スティングレイが2匹入っているのみ。
小さいとは言え、3匹もピラルクーがいて、どうやってエイに餌をやるんだろう? と心配になってしまうのだけど、エイたちは元気そうにしてたので、何かしら方法があるのだろうね。

少々小ぶりだけど、それ故に顔が綺麗だし、日本海側の水族館は、比較的“ピラルクーに会える率”が高いけれど、富山、石川両県で展示されているのはここだけのはず。
ピラルクーを目的に来る水族館ではないと思うけど、深海生物や水族館の歴史を感じられる大水槽の見学のついでに、ピラルクーもいるよ、ならば満足感も十分得られるはずだ。
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