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速報!! マリホ水族館(広島) [水族館レポート(認定)]

本日6月24日、広島にマリホ水族館がオープンした。
広島市の南、観音マリーナにあるアウトレットモール「マリーナホップ」にできた水族館なので“マリホ水族館”。
広島県下では3つめ、広島市内では初めての水族館だ。
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水族館ができたのは、マリーナホップのほぼ中心、フードコートの跡地。
そのため、規模的には小さい部類。また、“ここでしか見られない”とか目玉的な水族展示とか、そういうのもない。そういう意味ではちょっと異質と言えるかも知れない。

じゃあ何があるの?

テーマはズバリ「生きた水塊」。
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「水塊」とは、この水族館を手掛けた水族館プロデューサー、中村元氏が常々口にする、多くの人が水族館に求めている要素、人を惹き付ける水槽(展示)の要因、などの展示哲学。(オレはそんな風に理解している)
水塊をテーマに据えた施設だけに、これまで中村さんが手掛けてきた水族館以上に「水塊」全開な水族館だ。

だから、魚はもちろんいるが、それが主役にはなってない。
広島の水族館だから、広島の海とか瀬戸内海とか、そういう展示もあるにはある。でも、そんな水槽も「水塊」をテーマに作られている。
この水族館の主役は、あくまで水槽と、その中で動きを感じさせる“水”なのだ。
“流れ”“揺らめき”“青の綺麗さ”“水中感”等々、水槽の中を動く水を見て、感じて、癒される、そんな水族館だ。

それをもっとも象徴しているのが、入館者を最初に出迎えてくれる「波の向こうへ」という水槽。LY5A0223.jpg

中村さん曰く「ずっと眺めていても見飽きない水槽」。
水槽の左右から押し寄せる波が水槽中心でぶつかり、それが観客の方へ向かって押し寄せてくるという作り。
左右から押し寄せる波がぶつかることで産まれる泡や、水面の渦、そんな波と戯れるように泳ぐニジハギたちなど、確かに目の前の水中世界はリアルタイムに変化し続け、もっとも水の動きを目で見て感じられる水槽になっている。
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だからこそ、入館して最初にお客を出迎える水槽、つまりこの水族館の顔としてこの水槽が選ばれているのだろう。

また、波の~ と同じく、TVなどで紹介されることも多い、この水族館らしい水槽が「うねる渓流の森」という水槽。
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水槽内に川の激流が再現され、泡立つ強い流れの中をイワナの西日本産の亜種、ゴギが泳いでいる。
中を泳ぐ魚に広島らしさもありながら、それ以上に、生きているかのように水槽内をうねる強い流れが存在を主張する。
白い飛沫と泡は、見ていて涼しげでもあり、これからの時期、眺めるのにピッタリな水槽だと思う。

個人的に、マリホ水族館のお気に入りポイントも付け加えておこう。

まず、館内が暗いこと。
明るい屋外から来ると、一瞬、何も見えない気がするほどに館内は暗いが、その分、明るい水槽が非常に引き立ち、とても見やすい。
素晴らしい水槽でも、周囲が明るいばかりに、ものすごく見にくくなってしまっている水族館もあるだけに、この暗さは流石!! と思わされるポイント。
また、観覧通路側はしっかり暗いので、アクリル面への映り込みも少なく、写真も撮りやすい。

2つめが、水槽の高さ。
大人向けの水族館、とされているだけあって、水槽の高さはやや高め。そのため、しゃがんだり、かがんだりすることなく、とても見やすい。
どんな素晴らしい展示でも、床と同じ高さではこれまたすごく見にくいので、このちょうどいい高さは好感が持てるポイントだ。
といっても小さい子供が見えない高さでもないから、小さな子供連れでもちゃんと水槽を見ることができる。

3つめ。館内通路が広く取られていること。
水族館の規模に対して、館内通路が広めに取られている。
そのため、せせこましい感じがなく、比較的ゆったりしている。
混雑を見越して、あるいは、車椅子やベビーカー対応などの理由もあるのだろうけど、水中世界にゆったり浸るのに、この狭くない感じは心地よかった。

本日オープンということで、今はすごく混雑しているらしい。
もちろん、この先もしばらくはそんな状態が続くのだろうと思う。
テーマがテーマだけに、ゆったりと眺めて欲しいところ、なのだけど……

「水塊」をテーマに据えた異色の? 新水族館。
それを見てどう思うのか、感じるのか。水族館好きの皆さんにこそ、是非、見てみて欲しいと思う。
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