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人生が変わる水族館・3 [雑談]

意外と好評なので、第三弾(笑)

2006年から全国制覇に向けた水族館巡りを始めた。
行けば行くほど、お気に入りの施設が増えていき、また、知らない水族館が次々と見つかるので、全国制覇のゴールが見える気がしないけれど、この水族館巡りを始めたことも、オレの人生の大きな転機だったと思っている。

いろいろな考えがあって始めたことだけれど、出掛けるのが嫌いなセミ引きこもりのオレが、見知らぬ地に出掛けるきっかけとなり、普通に生きているだけでは行く機会がなさそうな場所に行くことができた。
そこで見たもの、知ったことはオレの大きな財産だし、水族館がきっかけでいろいろな人たちとのつながりができたことは、人生にさまざまな影響を与えてくれている。


今みたいに頻繁ではないけれど、小さい頃から水族館へはよく行っていた方だと思う。
そんな頃から必死に? 見ていたのがピラルクーを筆頭に、アロワナ、コロソマ、レッドテールキャットなどの大型ナマズが泳ぐアマゾン水槽。オレの原点とも言うべき展示だ。
もちろん今でも好きだし、思い入れも強い。

だけど、淡水の大水槽は海の大水槽にはいろいろな意味で敵わない、そう思っていた。
でも、淡水の水槽でも海の水槽に負けないものができる、ということを教えてくれたのがなかがわ水遊園のアマゾン大水槽だった。
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とりわけ、仕切られた大水槽の浅い方、カラシンやシクリッドが群れ泳ぐ方の部分は、水槽があるのが蒸し暑い温室内というのも手伝って、本当にアマゾン川を覗いているみたいな気分になれること。
そして、そこに泳ぐよく知ったはずの魚たちの綺麗さや大きさに「こんなになるの!!」と驚かされ続けたこと。
そして、比較的最近では、大水槽を泳ぎ、水底を走るカピバラを見た時、カピバラは好きじゃないはずなのに、カッコいい!! と思えてしまったこと。
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興味があるものへの興味をより高め、興味がないものは、それに興味を持てるようにする……
なかがわ水遊園のアマゾン水槽は、まさにそれを体現した水槽だった。
アマゾン水槽は今でも各地の水族館にあるけれど、日本最高!! と断言してるのは、まさにそれが理由だ。

同じく、展示の仕方で“水族館を見る目”をいろいろな意味で研ぎ澄ましてくれたのはアクアマリンふくしまだ。

アクアマリンふくしまには、コレを見に行く!! みたいな、所謂、看板生物がいない。
でも、帰る頃には、スゴイもの見た!! と思えてる。
そうさせるのが、驚くほどに作り込まれた水槽だ。
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こんな生き物を展示するのに、こんな水槽を作っちゃうのか!! みたいな手の込んだ水槽。
それによって、こう見せるとこう見えるのか、とか、そこで展示される生き物の見え方にいろいろな発見があり、すごく勉強になった。
まるで絵画のような水槽景観は、魚や生き物に特別な興味や思い入れがなくても、それだけを眺めているだけで十分楽しめてしまう。
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でも、そういう水槽は、作るのにも、維持するのにも、お金が掛かる。
アクアマリンにはここでしか見られないものも多いのに、それらはド直球でないものも多い。
つまり、水槽も展示生物も、お金や手間が掛かってる割に、その凄さが伝わりにくい。
なのに、ぶれることなく自己満足系(敢えてこう言ってます!!)展示に邁進できる予算や環境が整っているというのも、アクアマリンならではの魅力じゃないかと思っている。

何度も足を運んだ今では、初めて行った時の、凄すぎるが故の胸焼けみたいな感覚はもうないけれど、それでもやっぱり、スゴイ水族館だよなぁ、とは今でも行く度に思う。


アマゾン水槽と同じく、原体験が効いているのがサケに対する思い。
オレが育った70年代は、高度経済成長の影響で激しく傷んだ自然環境を何とかしなきゃいけない…… そんな考えが広まりつつあった時代。
その象徴として、多摩川をサケが帰る川にしようという運動があった。
もともとサケの遡上がない多摩川にサケを放流なんて、虐待的ですらあるのだけど、当時はそんなことは微塵も思わず、サケが遡上する川=素晴らしい、みたいな刷り込みが知らない内になされていたらしい。
6年前、札幌の川で泳ぐサケを初めて見た時、震えるほどの感動があって、そのことを思い出した。

以降、遡上サケを見に行くことは、恒例行事になったのだけど、千歳サケのふるさと館(現・千歳水族館)で水槽展示されていたカラフトマスの成熟オスを見て、こんな魚が上ってくる川があるんだなぁ!! と思うと同時に、それを見てみたい!! と思った。
驚いたことに、それが水族館で見られるというじゃないか!!
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という訳で、足を運ぶようになった標津サーモン科学館なのだけど、標津では遡上するカラフトマスによって得られる感動だけでなく、食材として、街を経済的に支える存在としてなど、さまざまなサケの姿を見られて、また、知ることができるような気がしているのがとても楽しい。

そもそもはガキの頃の刷り込みがきっかけだけど、食材としても馴染み深いサケをより深く知ることができたのは、やはりラッキーなことだった、と思っている。
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