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浅虫水族館(青森) [水族館レポート(認定)]

2016年5月。ゴールデンウィークが終わった頃に出掛けた浅虫水族館。
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5月もそろそろ半ばだというのに、その日の青森は風が強く、雨もぱらつくというコンディション。
傘が役に立たない強風の中、寒さに震えながら向かった水族館は、最寄りの浅虫温泉駅から徒歩10分ほどと、それほど遠くなかったことが救いだった。
地方の水族館というと、やたらと行きにくい場所にあることも珍しくないのだけど、浅虫水族館は、他県から来た人が公共交通機関のみでも簡単に行けるのがまずよかった。青森駅からも割と近いし。
だから、という訳ではないけれど、なかなかいい水族館だと思った。

浅虫水族館は、各県に1つずつあるような、比較的規模の大きな総合水族館だが、そこそこ規模が大きいので、“いろいろ見た”というボリュームによる満足感はあるのだけど、それ以上に、展示やイルカショーに地域色があって、他県から行ったオレみたいな者からすると、“いいもの見た”感があって、考えていたよりも大きな満足感が得られた。
館内にはレストランも完備されているから、水族館で1日を過ごす、なんていう遠征組? な人でも困ることがないのも地方の水族館では高ポイントだ。

先にも書いたように、総合的な展示を行っている比較的規模の大きな施設なので、南の海の色鮮やかな魚や、外国の淡水魚なども展示されているし、オットセイやゼニガタアザラシなどの海獣もいる。そしてそれらが地元の人たちから高い人気を集めていることも分かるのだけど、物珍しさと、そこを泳ぐ魚たちの個体クオリティの高さの両面で、やっぱりその地域の魚はその地の水族館が一番だよなぁ、と深く感じ入った。
という訳で、オレがもっとも気に入ったのが、青森周辺に生息する魚たちの展示エリア。
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海と淡水の両方が並んでいたのだけど、そこにいたタラとハタハタの美しさやカッコよさには見惚れた。
とりわけスケトウダラに関しては、これまでどこで見たものよりもクオリティが高く、浅虫水族館で得られた満足感の半分はこのエリアで得られたものじゃないかと思ってるくらいだ。
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ただ、オレが行ったのは1年半前のこと。もともとスケトウダラはあまり飼いやすい魚ではないようなので、同じ個体はもういないかも知れないけれど、この展示エリアにいたスケトウダラ、マダラ、ハタハタはいつも同じクオリティで展示されてるといいなぁ、と思う。
あっ、最近だとオオカミウオの繁殖に成功したことで話題になったけれど、そのオオカミウオがいるのもこのエリアだ。

メインの大水槽には大きなトンネルもある。
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そのトンネルに鉄骨の骨組みがあるのが歴史を感じさせるけれど、この水槽の展示は2年ほど前にリニューアルされ、地元陸奥湾をテーマにしたものへと生まれ変わっている。
どことなく涼しげで、水の冷たさをイメージできそうな照明の中、ホタテやホヤの養殖を再現したかごやロープが下がり、その中をヒラメやアイナメ、ソイ、サバなどの魚が泳いでいる。
かつては暖かい海の大型魚を中心とした展示だったそうだが、青森の海の中を想像できるような今の展示の方が素敵なんじゃないか!? と思った。
まぁ、以前の大水槽を見たことがないので、あくまで想像、だけど。

総合水族館だけあって、イルカショーもある。
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寒い地域だけに、ショーは屋内スタジアムで行われるが、ここのイルカショーは仙台うみの杜水族館ができるまで、東北地方では唯一見られたイルカショーだったのだ。
それはともかく、ここのショーがいいのは、イルカたちがジャンプするBGMが津軽三味線によるものであること。
普段聞き慣れない音や音楽であることもあって、何だかとてもカッコいいなぁ、と、強く印象に残った。
今となっては、ショーでイルカたちが繰り広げたひとつひとつの技よりも、ショーのBGMの方がハッキリ憶えているくらいで、そのくらいのインパクトがあった。
このイルカショーも、魚の展示と同じく、青森らしさを強く感じさせてくれた部分で、オレの中での浅虫水族館の印象をいいものにした要因になっているのだろうと思う。

津軽三味線みたいな、音を聞いただけでその地域を連想できる名産品がある地域は強いよなぁ!! と思う反面、日本中に水族館が山ほどある中で、その地域ならではの強みを展示に繋げていくことが、その水族館自体の魅力を高めてくれる要素なんじゃないかなぁ…… そんなことを思ってみたり。

本州最北端の水族館だけに、他地域からはちょっと遠いのが難点だけど、また行きたい、と思わせてくれる水族館でした。
行ってから時間が経過していることもあり、いい印象ばかりがオレの中で美化されてるような気もするのだけど、オオカミウオの幼魚が小さい内に、また行きたいなぁ……
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