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上越市立水族博物館うみがたり(新潟) [水族館レポート(認定)]

上越市立水族博物館が新しい水族館「うみがたり」へと生まれ変わり、3日前の26日、グランドオープンを果たした。
2018年にオープンした水族館の中では、シーライフ名古屋と並び、もっとも注目度の高い施設ではないだろうか?

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「うみがたり」として生まれ変わった新生水族館は、場所こそ以前の水族館とほぼ変わらないが、建物の雰囲気は大きく変わった。内外装共に木材が多く使われた落ち着いた色合いで、旧水族館と比べると大幅にモダナイズされている。

観覧順路は入館するとまずエスカレーターで3Fまで上がり、そこから展示を見ながら1Fへと至る構成。
ちょっとした迷宮感があった旧水族館と比べると大幅に分かりやすくなり、迷ったり、何かを見落としたり、ということは起きないだろう。
ただ、通路はあまり広くなく、混雑していると逆行が難しいほぼ一方通行。もう1度見たい展示がある場合は、1Fまで戻り、順路の最初から再スタートするか、エレベーターで各階を移動するかする必要があるので、今後しばらくは見にくい水槽が出てきそうだ。

エスカレーターで3Fに上がると、そこには広々と水場が広がっている。
背後の日本海につながっているような、開けた景色に驚かされる。
そこにある水場こそ、この水族館のメインたる3つの水槽だ。
ひとつはイルカショースタジアム。一番広々としているのが日本海大水槽。そして一番小さいのがシロイルカのいるふれんどプールだ。

この3つの水槽の内の2つ、イルカショープールとシロイルカプールは新生上越水族博物館の目玉とも言える水槽だ。
以前はイルカショーは夏場のみの期間限定だったものが定番化され、いつでも見られるようになった。また、八景島からシロイルカが2頭移籍してきたことで、日本で5か所目のシロイルカ展示館ともなった。
ゆくゆくはゴマフアザラシとの混合展示を目指しているそうだ。

ショースタジアムは珍しく木材で作られており、落ち着いた雰囲気。
プールは日本海を借景としているため、とても広々として見えるが、実際はそれほど大きくはない。
しかし、そこで繰り広げられるショーは、それほど大きくないプールなのに、トレーナーもイルカと一緒に水に入り、ダイナミックな技を見せてくれる。

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オープン間もないというのに、イルカたちは様々な技を見せてくれることに驚いた。何でも、オープンする1年以上前から準備が進められてきたそうで、現時点で既に、ショーとして見せるのに十分なクオリティに達している。
しかも、トレーナー氏によれば、まだまだ高めていく!! とのこと。期待していいと思う。
ただ、気になったのが、観客席の傾斜が緩いこと。前の席に座る人がかなり視界に入ってくるのだ。後ろの方の座席に座ると、少々見にくく感じる人もいるかも知れない。

壁を隔ててイルカプールと並ぶ大水槽は、広々とした水面をテラスから眺められるようになっている。
しかし、そのテラスの縁が何ともいびつな形をしている。変なデザインだなぁ、なんて思って眺めていたのだけど、大水槽に浮かぶ島が佐渡島の形をしていることに気が付いた。

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つまり、この淵は新潟の沿岸。水槽が日本海を表現しているという訳だ。
そのため、手前(テラス側)は水深が浅くなっていて、奥に行くと急激に深くなる地形も再現されている。
中を泳ぐ魚も日本海で見られるもの。ブリやマダイ、ウマヅラハギ、コブダイ、水面を覆う沢山のマイワシに加え、小ぶりなサケの姿も見られた。
順路はこの大水槽を様々な角度から眺めながら下へ降りていくようになっていて、水中トンネルを除くと、大きな1枚パネルの窓がないので、見る位置によって違う水槽を見ているように感じたくらい表情が異なる。
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水槽内の複雑かつ大量の擬岩にコケでも付く頃には、より魅力的な日本海ができあがるのではないだろうか?
展示の大半を大水槽が占める日本海に特化した展示は、新潟の水族館らしさ、という点ではいいのかも知れないけれど、大水槽の周辺に並ぶ小水槽も中にいるのは日本海の生き物が中心で、淡水魚や外国の魚などはごく僅かがいるのみ。旧水族館のような展示生物のバラエティはない。また、同じ県内のマリンピア日本海とキャラが被ってくる部分もあるだろう。今度はイルカショーもあるしね。
両施設はかなり離れていて、どちらに行くか迷うほど近くないからいいのかも知れないけれど、個人的には、魚をがっつり見たいならマリンピア、イルカショーはうみがたり、かなぁ?

上越市立水族博物館と言えば、旧施設の時代から数多くのマゼランペンギンを飼育していたことでも知られていたが、もちろんうみがたりでも、マゼランペンギンは主役のひとつを担う重要な展示となっている。
何が凄いって、とにかくペンギンと近いのだ。
イメージとしては、動物園にあるフライングバードケージのペンギン版。
ペンギンの展示エリアにお客が入っていけるようになっており、観覧通路とペンギンの生活エリアを仕切るのは紐だけ。
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そのため、観覧通路にペンギンが出てきて、お客の足元を歩いていたりする。混雑で詰まった観客の列に並ぶみたいにペンギンがいたりして、手を伸ばせば触れられるような距離、ではなく、ペンギンと同じ場所で見学できるのだ。
ただ、ここは館内でもっとも強烈な混雑発生エリアでもある。ペンギンの息遣いまで聞こえてきそうな展示エリアだが、そんな風に楽しめるようになるのは、まだまだしばらく先のことになりそうだ。
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