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オススメ!! 充実の深海魚@沖縄美ら海水族館 [海の魚]

今(2018年7月1日現在)、美ら海水族館の深海エリアの展示が超充実している。
十数年ぶり、とか、初めて展示した、とか、そういう魚がゴロゴロいるのだ。
しかし、そこは飼うのが難しい深海魚だから、早めに見に行くことをオススメしたい。
深海生物を目的に沖縄に出掛けたとしても、少なくとも魚好きなら、今のラインナップを見れば間違いなく満足できるはずだ。

まず、ボロサクラダイ。
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とても華やかで綺麗な魚なのに、ボロとはまたおかしな名前が付けられたものだけど、深海性のハナダイの1種で、初めて展示された大変珍しい種類だそうだ。
深海の担当氏が「ボロサクラダイ、見ました?」と真っ先に言うくらいに“スゴイもの”なのだ。
深海から引き揚げられて以降、ガス抜きなどの処置を施したものの、なかなか餌を食べるようにならず、展示に出すまではかなりの苦労があった模様。
様々な工夫と処置がなされた結果、ようやく餌を食べるようになり、状態も安定。展示が実現した。
まだやや体が浮き気味とのことだが、餌もよく食べているそうで、見た目には“普通”に見えた。
大変珍しい魚なので、沖縄に出掛けた際はお見逃しのなきよう!!


お次はこれまた相当珍しいと思われるヒメクサアジ。
LY5A9551.jpg
幼魚時代は浅い海域で過ごし、成長とともに深場へと移るそうで、以前はサンゴ礁エリアの個水槽で展示されていたが、あらためて深海エリアへと移動になり、再展示されたとのこと。
まだ小さく、十分に若い個体だと思うのだけど、そのおかげで水槽が明るく、見やすい。
見た目にはエンゼルフィッシュ的な雰囲気の姿形をしていて、可愛らしい。
何より、見た目からして“珍しい”雰囲気なので、特別なものを見ている感もいい。
展示されている個体は、水槽の壁面に何か付いているのか、ほとんどの時間、そこに吸い付いているような感じで、あまりいい位置には来てくれない。
見る分には問題ないのだけど、写真を撮ろうとすると、なかなか角度が付かない位置まで出てきてくれないので少々難儀した。

十数年ぶりの展示が実現したというオオグチイシチビキも珍しいはずだ。
LY5A9435.jpg
沖縄ではタイクチャーマチという名で、主に釣りのターゲットとして知られている。
展示されている個体も釣りで採集されたもので、釣った後のケアがよく、無事に生き残ったため、十数年ぶりの展示へとつながったのだそうだ。
オレが行く少し前から展示が始まり、もっとも見てみたかった1匹だったのだけど、初めて見たはずなのに既視感が。
というのも、現在、このオオグチイシチビキが泳ぐ水槽には以前、似たようなサイズのオオグチハマダイがいたことがあり、魚の体色が分からない照明の中では、体型と長いライアーテールなど共通する特徴があるハマダイと見間違えてしまうのだ。
よく見れば顔が違うので分かるのだけど、でもまぁ、思った以上にハマダイと似ているということも本物を見られたからこそ分かった訳で、ありがたい話。
あとは、このまま大きくなって、それらしいカッコよさを見せつけてくれることを楽しみに待ちたい。

同じ水槽にいたミヤコベラも、展示されたのは恐らく初めてだろうとのこと。
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青い水槽の中を泳ぐクサビベラのような魚。色は分からないけれど、クサビベラでないことも分かる。
そこで、担当氏に聞いてみると、「これはミヤコベラ。多分、展示したのは初めてじゃないかと思いますよ」とのこと。
比較的深場に暮らす種類ということもあり、その扱いの難しさはよく似た浅海性の種類とはまるで違う。
この個体もずっと餌を食べずにいたそうなのだけど、環境を変えてみたら餌を食べるようになり、展示に至ったのだとか。今では展示水槽で餌食いも良好なのだそうだ。
ミヤコベラが泳ぐ水槽(オオグチイシチビキがいるのと同じ水槽)は照明が青く、中を泳ぐ魚の色はまるで分らないのだけど、人が視認できる光があると、とても綺麗な色をしていることが分かる。

最後の1匹は、これまた同じ水槽にいたキビレカワハギ。
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色なしの魚たちの中で、ひと際のっぺりとした印象のウマヅラハギ的な魚。
もちろん、こんな魚を美ら海水族館で見たのは初めて。
ミヤコベラの正体を訪ねた時、このカワハギも聞いてみると、キビレカワハギとのこと。
色が分からない水槽なので、黄鰭かどうかは分からなかったけれど、その照明のお陰でのっぺりとした感じが強調され、何だかとてつもなく変わった魚のように見えた。
とは言え、沖縄ならではの魚という訳でもないようで、本州付近でも漁獲されていたりするようだ。
ウマヅラハギに混じって流通することもあるらしいのだけど、オレが見たのは初めてのはず。

他にも、美ら海水族館では初めて見たルリハタとか、トウカイスズメダイとか、魚ではないけれど、やたら大きくて数もいるコトクラゲとか、今の美ら海水族館の深海エリア、超オススメです!!
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コメント 2

Blue

はじめまして。
ボロサクラダイを検索してこちらに辿り着きました。
宜しくお願いします。

実は先週見てきたのですが、
穴に隠れてばっかりで大変でした。(笑)

あと、少しお聞きしたいのですが、
深海の大水槽はどのように撮影しておられるのですか?

暗さも尋常じゃない上に動き回る魚が多いので、
どうせブレるだろうと思って、大きな水槽はほとんど撮ることはありません。

よろしければコツを教えていただけると幸いです。

by Blue (2018-07-20 14:29) 

ミストラル

>Blueさん

ようこそ。
コメントをありがとうございます。

ここで掲載している写真は、ヒメクサアジを除いて、ストロボを使って撮影しています。
美ら海水族館はストロボの制限がないので、空いてる時間を見計らって、ストロボ撮影しました。
ストロボなしでも頑張れば撮れなくもないのですが(失敗は多くなりますが)、その魚本来の色がまったく出ないので。
by ミストラル (2018-07-21 20:48) 

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