So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

沖縄美ら海水族館 大水槽のマダライルカ [鯨類]

昨年の5月、美ら海水族館に仲間入りしたマダライルカ。
しかしそれが入ったのは他のイルカたちが暮らす屋外のプールではなく、ジンベエザメが泳ぐ大水槽!! 
昨年の5月に行った時、姿を見ることはできたものの、大水槽での展示はまだ始まっておらず、その時点では展示時期はまだ未定、とのことだった。
IMG_3066.jpg
昨年5月に撮影

次に来る時が楽しみ、なんて思っていたら、その翌月から大水槽での展示がスタート。
ちょうどその頃に行った知人や友人のSNSにアップされた画像を見ながら、ちょっぴりジェラシーを抱いたり(笑)

その後、マダライルカの展示が中止になったり、再開されたと思ったら時間限定だったりと、見に行くタイミングが少々難しい感じに。
でも、いつしかそうした事情も忘れてしまい、思い出したのは水族館の大水槽前でマダライルカ展示についてのパネルを見てから。
今回の沖縄はいつもと違い、マンタの都合を考えなくてよかったから、これまで行かなかった所にも行ってみるつもりでいたんだけど、マダライルカの登場時刻に合わせて水族館に入るようそれを変更。その甲斐あって? ちゃんと見られましたよ。

イルカたちは時間になると、いきなり現れる。
IMG_2503.jpg
でも、あれだけ大きな水槽だから、たった1.7m程度のイルカが泳いでも、すぐには見付けられない。
正面のアクリルパネルまでやってきて初めて、その存在に気が付く、といった感じで、それ見つけて最初に思ったのは“小さい!!”
水槽が巨大だからか、はたまたイルカが小さいからなのか。いずれにせよ、あの大水槽の中ではあまり目立つものではなかった。

しかしまぁ、水槽に放たれたイルカたちはギュンギュンと落ち着きなく泳ぎ回る。
比較的ゆったり泳いでいる魚たちと比べると、少々せわしないと感じるほど。
周りの魚は、大半がイルカと同じくらいか、少し小さいくらいの大きさがあるものがほとんどのためか、気にするそぶりはあまり見せない。
それでも小さな魚には悪戯をするようで、オレが見ていた時にも、水面近くを泳いでいたマブタシマアジの1匹がどうやらやられてしまった様子だった。

一方、水槽の主役たるジンベエザメに至っては、自分の1/5程度の大きさしかない小さなイルカなんて、意にも介さない、といった感じ。
IMG_2464.jpg
イルカもイルカで、ジンベエザメの周りを縫うように泳いでいく。
ジンベエザメとイルカの組み合わせ自体は、八景島シーパラダイスで既に実現していたけれど、マダライルカとはもちろん初めて。マダライルカ自体、国内3カ所でしか展示されていない比較的珍しい種類だから、やはりちょっとばかり有り難みを感じてしまう(笑)

しばらく眺めていると、1頭がツムブリが併走(泳)を始めた。
それもかなりのペースで。
矢のように突っ走るツムブリをリードするように一生懸命泳ぐイルカ。いや、その逆か?
IMG_2938.jpg
どちらにせよ、それぞれが楽しんでいるようで、微笑ましい光景ではあったのだけど、イルカのスピードにも、それに付いて行けるツムブリのスピードの両方に驚いた。
海でのツムブリは、人が泳いでいられないような海流の強い所でも平気な顔をして? フラフラと泳いでいるらしいが、そんな遊泳力の強さを垣間見たようだった。
イルカが大水槽に放たれるのは2回見たけれど、その間、必ず決まったツムブリとの併走が見られたので、双方が楽しみにしていることなのかも知れない。

ダイバーに対しての反応は、当たり前だが魚とはまるで違っている。
魚は当然、無関心だが、イルカは積極的に寄っていき、触れられると体を預けるようにおとなしくなる。
また、作業中も近くに寄っていって、作業の手伝い(邪魔)をする(笑)
IMG_3041.jpg
マダライルカは比較的かまってちゃんな個体が多いようだけど、大水槽の2頭もどうやらそんな感じらしい。体が小さく、バンドウイルカなどと比べると線の細い感じがする種類だが、反面、それがこうした仕草と相まって、何とも可愛らしい。

太地のくじら博物館でも魚類と一緒に展示されているマダライルカだが、水槽が大きく、いろいろな魚がいる分、行動を見る分にはこちらの方が楽しいかも。

でも、昨年5月に見た時には3頭いたはずなんだけど…
その1頭はどこに行ってしまったのか? 聞いてこようと思っていたものの、他に聞きたいことがありすぎてすっかり失念。
と言うワケで、この続き(←あるのか?)は、また次に美ら海水族館に行った時にでも。

鴨川シーワールド リベンジ [鯨類]

何だか物騒なタイトルだけれど、鴨川シーワールドに行ってきた、という話。

鴨川へは昨年の12月に行っていたのだけど、その時の写真がカメラのトラブルを疑ってみたほどの不作ぶりで、カメラが悪かったのか、はたまたオレの問題なのか、これはもう1度行かなくちゃ、というワケで行ってきた。

とは言え、行った日は消費税アップを目前に控えた週末。
行き帰りの道中はもちろん、シーワールドもオレがこれまで行った中では最強の混雑ぶり。
写真を撮ろうにも、ショースタジアムにすら近づけない有様。
いつもなら、人波を避けて空いている所に… なんて行動パターンも、空いている場所がどこにもなければどうしようもない。とりあえず、撮れそうなタイミングで少し写真は撮ってみたのだけど、どこに行っても始終混雑で、1日混んでた印象しかない。
これはもう1度、さらなるリベンジが必要… だろうな(汗)

前回訪問時にとりわけ失敗写真を量産したのがシャチ。
中でもルーナの写真は全滅… だったので、今回こそは!! と意気込んではみたものの、混雑しすぎて、ショースタジアムに近づくことができず、満足できるものは結局撮ることはできなかった。少しばかり撮ってみた写真は、前回ほど酷くはなかったんだけど…

前回の反省を踏まえつつ撮ってみたルーナ。
IMG_9879.jpg
海獣に限らず、小さな仔の成長は早いもの。
昨年12月に見た時よりも、体も大きくなったように見えたし、何より、ジャンプの指示にきちんと応えられるようになっていた。
IMG_9878.jpg
まだ母親のラビーや叔母さんのララのようなクオリティではないものの、一応、ちゃんと跳んでる。(笑)
来年にはきっと、ショーのちゃんとした一員になってるんだろうなぁ。

そしてそのルーナの兄、アースはと言うと、サブプールで1頭で暮らしている。
時々覗きに来る妹と会話? したり、トレーナーや鳥に話しかけることで退屈しのぎをしてるようだ。
IMG_9885.jpg
こちらもショータイムに合わせてジャンプのトレーニングを見せてくれたが、サブプール前の車いす優先観覧スペースがなくなったお陰で、近くで見るのが難しくなってしまったのが残念なところ。

ただ、こちらもしっかり成長している模様。ランディングして全身が水から出ると、こんなに大きくなっててビックリした。
IMG_9872.jpg
いつの日か、身に付けた技をショーで披露してくれる日がくるのだろうか?

シャチを眺めていた時間はごく短かったものの、その成長ぶりにはあらためて驚かされた。
次こそちゃんと写真を撮るため、今年中のどこかでまた足を運ぼうと思った3月末の鴨川詣ででした。

アルビノ・バンドウイルカ@太地町立くじら博物館 [鯨類]

白いクジラ(鯨類)。

空想の世界の話かと思っていたけれど、実在するものらしい。
実際、シャチやザトウクジラなどでは写真も紹介されているけれど、そういう話を見聞きした時には、まぁ、そういうのもいるんだろうなぁ、と、どこか遠い世界の、自分とは無縁な話だと思ってた。
でも、それが水族館にやってきたとなれば話は別だ。

以前のブログでも書いたけれど、1月18日、太地町のくじら博物館にアルビノのバンドウイルカが搬入された。
そのニュースに付随していた白いイルカの画像は不鮮明だったけれど、それでもオレを慌てさせるには十分すぎるくらいの威力があった。
かつて、同じくじら博物館にいた腹ビレイルカほどではないにせよ、それでも、とても珍しいものであることは間違いない。しかも、画像で見たシャチやザトウクジラとは違い、太地まで行きさえすれば、その画像の主に会うことができるのだから…

そして3月。友人の協力によって、無事、会うことができた。
IMG_8346.jpg
よく見知ったバンドウイルカでも、体色は見慣れたそれとは違い、一切の色、柄を持たない全身クリーム色で、眼は赤。完全なアルビノだ。
観賞魚などではアルビノ固定された品種も珍しくないものの、オレはそういう改良品種が好きではなく、あまりいい印象を持っていなかったのだけど、同じアルビノでも人の手を介していないものは、これほどまでに美しいものなのか!!  驚きだった。
泳ぐその姿には、ちょっとした神々しさすら感じた。

同じ水槽には、3頭のマダライルカと2頭のスジイルカが暮らしているが、中でもオスのスジイルカ、ホークとは特別仲がいいようで、じゃれ合っている時間も長く、くっついて泳いでいることが多かった。
IMG_8509.jpg
そもそも、スジイルカだって、飼育下にいるものはここにいる2頭だけ。アルビノイルカとスジイルカという組み合わせ自体が強烈に珍しく、貴重なものなのだ。

バンドウイルカとスジイルカでは、バンドウイルカの方が大きくなるが、アルビノ個体はまだ若いので、現時点ではホーク(スジイルカ)の方が少し大きい。
一切の色柄を持たない白一色の体は、本来の体のつくり、体型が通常色の個体以上に分かりやすく見えるようで、スジイルカやマダライルカなど小さくて細身のStenella属のイルカと比べると、全体的にがっしりとごつい印象。
今は小さくても、やはりそこはより大きくなる種類だから、ということなのだろうね。

水面上からも見ていたのだけど、呼吸時、噴気孔が開くと、内側がピンク色をしていて、そんな部分も「あぁ、アルビノなんだなぁ…」と実感させられた。
IMG_8470.jpg
遊びたい盛りの若い個体だからなのか、水槽内を勢いよく泳ぎ回って、体をぶつけ合う、少々荒っぽい遊び方が好みなようで、水中トンネルから見上げていても、ドスンドスンと体をぶつかる音が響いていた。見ていてちょっと心配になるくらい(笑)

一方、人に対しては、少なくともオレが行った3月初めの時点では、同じ水槽にいる他の個体ほどのフレンドリーさはなくて、何となく興味はあるけど、近寄っていくのはちょっと怖い、そんな感じ。
もっとも、人に馴れやすいバンドウイルカだけに、しばらくすれば、愛想を振りまいてくれるようになるんじゃないか、なんて期待している。

アルビノの赤目は、視力が弱く、遮光性が弱く、物が眩しく見えるものなのだそうだ。
IMG_8513.jpg
アルビノイルカがいるプールは屋根があるので、直射日光は射さないが、それでも日中は結構明るい。
プールで目をつぶっているイルカはよく見掛けるが、アルビノの子もしばしば目をつぶっていた。
また、手渡しで給餌する際も、餌との距離感や、正確な位置の把握が、通常色の個体と比べると苦手らしく、水面を軽く叩くようにして、音で餌まで誘導していると飼育スタッフ氏は教えてくれた。
くじら博物館のブログによれば、今ではしっかりスタッフ氏の前に寄って、顔を上げて餌を食べているらしい。それどころか、体に触れられるのを喜んだり、同じ水槽を泳ぐ魚を食べてしまったりもしてるらしい。バンドウイルカらしさが出てきているようで、微笑ましい、というか安心する。

赤い眼だけでなく、白い体も紫外線に弱い。
屋外のプールから、屋根のあるマナリウムの水槽へ移されたのも、紫外線の影響を考えてのものだったようだ。

耐紫外線や視力の弱さというハンデを抱え、さらに外敵から見つかりやすい真っ白な体色など、多くのウィークポイントを抱えたアルビノ個体が、今まで海で暮らせてきたという事実にはあらためて驚かされる。
イルカに限らず、アルビノなど色彩変異個体の自然下での生存率は低いと言われるが、水族館でなら、自然下でネックとなる部分の多くは解消される。あとはそこで長生きしてくれることを祈るばかりだ。
IMG_8505.jpg
何より、その美しい姿を見られたことに感謝したいと思う。

山の上にイルカがやって来た@箱根園水族館 [鯨類]

ある頃から、「箱根園水族館」「大水槽」などの検索ワードで、当ブログへのアクセスが伸び始めた。
箱根園水族館の大水槽の話は、このブログを始めて間もない頃に書いたものがあるけれど、それが今さらブレイク? 何があったんだろう? なんて思っていたら、昨年12月に大水槽にハナゴンドウが搬入されていたらしい。

という訳で、お待たせしました。
見たかったのは、コレでしょ?
IMG_9374.jpg

長らくノーマークだった箱根園水族館なのだけど、検索でアクセスしてきてくれた人たちのお陰で、ハナゴンドウが展示されたことも1月には分かってた。
でも、そこは寒い箱根である。
路面凍結の注意情報や、大雪などに阻まれ、今になってようやく行けた、というワケだ。

行って見るまでは、あの水槽にハナゴンドウなんて… と思っていたんだけど、意外と狭苦しい感じはしない。流石に1255tもある大水槽だから、といったところか。
もっとも、搬入されたハナゴンドウは1歳半くらいの若い個体とかで、もう少し大きくなりそうだ。

ハナゴンドウというとキズ痕が模様のようになっていて、それが名前の由来にもなっているくらいだが、ある程度以上の年齢の個体では、全身が白っぽく見えたりするものだ。
箱根の子は、まだ若いためか黒っぽくてキズ痕模様もほとんどなく、肌はツルリと綺麗。
海にいた時期はそれほど長くなかっただろうに、治りかけのダルマザメの噛み痕があったのは少々意外だった。
ダルマザメの生態はほとんど知られていないが、ほとんどのイルカにその噛み痕が残っていることから考えても、かなり広範囲に、大量にいて、鯨類の皮膚が餌の多くを占めていのだろう、みたいなことが想像できた。
IMG_9581.jpg
話が逸れたが、イルカと魚類の混泳展示は、箱根園以外でも見ることができる。
しかし、イルカからすれば魚は食べ物である。
給餌されているので、積極的に襲うことはしなくても、やはり暇つぶしに捕まえてみたり、気が向いたらおやつにしてしまう、なんてこともよくある。
箱根園水族館の大水槽は、個人的にお気に入りの水槽だったから、魚が怯えて泳がなくなってしまったり、お気に入りの魚たちを食い散らかされていたら… みたいな不安があったのだけど、どうやら、だからこそのハナゴンドウだったようだ。

ハナゴンドウはイカを好んで食べる。
箱根園の子も、餌としてイカをもらっていたが、そのため、積極的に魚を襲うことはしないようだ。
興味がないのか、あまり魚たちを追いかけ回すようなこともしていなかったし、魚たちもハナゴンドウを警戒しているそぶりはなかった。

ただ、エイのことは気になるようで、すぐ横を泳いだり、胸ビレで触ったりと、近くにいることが多かった。
あの水槽ではサイズや質感が近いため、親近感を憶えるのかも!? もっとも、エイの方は迷惑そうにしていたけれど…(笑)
IMG_9469.jpg
ダイバーショーが始まっても、ダイバーには関心を示すことはなく、その近くに寄っていくことはしなかった。まったく興味がない、そんな感じ。
ダイバーにすら寄っていかないのだから、お客に寄ってくるはずもなく、いろいろアピールしてみるも、チラッとこちらの方に目線をくれるのがいいところ。
箱根に来て日が浅いからなのか、個体の性格なのかは分からないけれど、アクリル越しに遊んでもらおう!! なんていう期待には応えてもらえなさそうだ。
IMG_9520.jpg
それにしても、山の上でイルカを見られるなんて、何という贅沢だろうか!!
たった1頭とは言え、糞の量なども多く、水の汚し方は魚たちとは桁違いのはず。
もちろん、オレが見たのは、今まで通りの綺麗な水槽だったけれど、魚だけの時よりも、水の管理はよりシビアさを増しているはずだ。
オレが行っていた時にも、ちょうど海水を運んできたトラックがやって来ていたけれど、同じハナゴンドウでも、海に面した水族館で見るよりも、もっと有り難がるべき1頭と言えるかも!?

鴨川シーワールドと言えば… やっぱりシャチ!! [鯨類]

少なくとも日本においては、シャチと言えば鴨川シーワールドであり、鴨川シーワールドと言えばシャチ、なのである!!
とは言え、主力が名古屋へ出張している今は、4頭しか会うことはできないのだけど、それでも日本にいる個体の半数がいる訳で、しかもそのすべてが鴨川生まれ、鴨川育ち。
やっぱりスゴイとしか言えないよね。

以前のブログにも書いた通り、鴨川に行ったのは久しぶりなんだけど、その間にもラビーの仔、ルーナがぐんぐん成長していて、1歳を迎えてた。
産まれてすぐに見に行って以来だから、当たり前の話だけれど、ずいぶん大きくなってた。
IMGP2718.jpg
ショーの時間は、母親のラビーがショーに出る関係もあって、トレーナーの前でジッとしている。トレーナーの前にいれば、撫で回してもらえるとは言え、遊びたい盛りのチビが、ジッと待っていられるのはなかなかスゴイことだ。
IMGP2471.jpg
ジャンプの指示も出るんだけど、なかなか跳ばない(笑)
それでも時々、トレーナーの前を離れて、ラビーやララにくっついていってしまう時もあったけれど、その前後にはジャンプの練習をしていたり、体温測定もできるようになってた。まだ幼いのにずいぶん聞き分けのいい子らしい。
IMG_7105.jpg
ルーナからみれば、年下の叔母さんにあたる名古屋のリンよりも、その辺は“いい子”だったりするのかしらん? 同い年とは言え、少し先に生まれた差かな?
いずれにしても、動きのひとつひとつに成長ぶりが感じられて、たった1年見てなかっただけで、ずいぶんいろいろな場面を見逃してしまったような気分にさせられた。

でも、ルーナが元気に泳ぎ回っているというのに、プールはやけに広くなったような気が。
そういえば、オスカーがいなくなってから、鴨川に来たのは初めてだった。
ショーはラビーとララの姉妹がしっかり務めていて、オスカーの抜けた穴は塞がっているように見える。
IMG_6975.jpg
しかし、いつもそこにいた一番大きな個体がいないとなると、やっぱり物足りなさを感じてしまうもの。しかもそれが、いつか戻ってくるかも知れないステラやビンゴたちとは違い、絶対に戻ってくることがないというのも寂しい。
今さらながらに、もう1度、見ておきたかったなぁ、と。
ルーナの成長ぶりもそうだけど、もっとちゃんと足を運ばなくちゃダメ、ってことなんだろうね。

でも、プールではしゃぐシャチたちを眺めている分には、そんな寂しさはまったく感じさせない。
ひとりでも遊ぶようになったルーナはもちろん、その母親のラビーや、叔母さんのララもご機嫌だったようで、始終、楽しそうに遊んでた。
彼女たちのお気に入りは、ステージ上にランディングすること。
IMG_6991.jpg
1頭が上がると、もう1頭がその後に続く、を飽きもせずにずっと続けてた。
動画
http://www.youtube.com/watch?v=1CXjknqriAw
2頭でステージ上でポーズを決めるようなそぶりを見せたり、陸上で押し合って、片方をプールに落としたりと、いろいろなバリエーション? がある模様。
ただ、2頭目が上陸し、1頭目とぶつかり合う時のバシッ!! という怖いくらいに圧力のある音に、シャチの大きさをあらためて強く実感したり。

久しぶりの鴨川だったというのに、今回はいつにも増して写真の出来が酷く、カメラのトラブルを疑ってみたものの、カメラの問題ではないらしく… ヘコむやら、気分が悪いやら…
という訳で、鴨川へは、近い内に“やり直し”に行ってきます!!

海きららのイルカ [鯨類]

海きららがとても綺麗な水族館だったことは、前のブログにも書いた通りだが、“楽しさ”という要素は、主にイルカたちの担当だ。
IMG_5064.jpg
長崎でイルカショーを楽しめるのは海きららだけ。
もちろん、ショー自体の楽しさもさることながら、何より、イルカたちがとても楽しそうにしているので、それを見ているとこちらまで楽しい気分になってくるのだ。

イルカはバンドウイルカが2頭とハナゴンドウ1頭の3頭。
いずれも比較的若い個体というのもあるんだろうけど、3頭ともにかく遊び好き。
ショーの前後はプールに入れられたおもちゃで遊び、ショー中もずっと何かしらの音を発し、鳴き続けていて、楽しそうに種目をこなす。
IMG_4994.jpg
ショーが終わった後もトレーナーと遊び、その後はボールで遊ぶといった具合。
ひとり遊びに飽きると、プール周辺にいるお客にボールを投げてきて、今度はキャッチボールして遊び始める。

とにかくずっと遊んでいて、楽しそうにしている。
最後のショーの後、トレーナー氏に話を聞くことができたのだけど、これでも以前よりは少し落ち着いたのだそうだ。

当たり前の話だが、水族館にやって来たばかりのイルカは、何もできない。
そこからショーをできるようにするには、トレーニングを積まなくちゃいけない訳だが、イルカは楽しくもないことはしない動物だ。
人より大きく、力も強い野生動物だから、力ずくで言うことを聞かせることもできない。
そこで、徹底的に一緒に遊んで“人と遊ぶのは楽しい”とイルカに思わせることで、その後のトレーニングもスムーズに行えるようになるのだという。
今でもイルカたちにとっては、ショーもトレーニングも、トレーナーたちと一緒に遊んでいるようなものなのだろう。
ショー中のイルカは“楽しそう”なのではなく“楽しい”のかも知れない。

海きららがオープンした約5年前にはほとんど何もできなかったというイルカたちだが、今ではとんでもないスゴ技も身につけている。
それがキャッチボール。
と言っても、トレーナーやお客とするものではなく、イルカ同士が、何と空中で!! 行う。
話で聞いたり、写真や動画で見たことはあったけれど、そこはやはり自分の目で見てみたいもの。今回の遠征でも、見るのをとても楽しみにしていたものだった。

そして、実際に見てみると…
これまでどこでも見たことがなかったものだけに、やはり驚かずにはいられなかった。
IMG_4956.jpg
目の前のイルカが跳び上がり、空中でボールを投げ、受け取る側のイルカも跳び上がってそれをキャッチする。
プールの小ささも幸いして、飛んできたボールをキャッチする音まで聞こえた。
スピード感や迫力は、大きな観客席を持つショースタジアムでは味わえないライブ感。
この圧倒的な近さも、海きららのイルカショーならではの大きな魅力だ。

この空中キャッチボール、どこにもない技を、ということでトレーニングされた種目だそうだが、ボールを受け取る、投げる、それを空中でやる、それをトレーナーではなくイルカを相手にやる、等々、いくつかの種目が合わさって完成している。
ショーで披露されるのはバンドウイルカのニーハとナミのコンビによるものだが、ハナゴンドウのリリーも投げるのはできるのだそうだ。口の形状がバンドウイルカと違っているため、空中でのボールキャッチはできないらしい。

だが、そのリリーにも見せ場がある。
IMG_4957.jpg
跳ね上げたボールを空中でテールキックするオーバーヘッドキック。
尾ビレで叩かれたボールは勢いよく空中へと飛んでいく。

ちなみに、これらの種目に使われるボールは、軽く強い特殊なナイロン素材を用いて、トレーナー氏が手作りしたものなのだそうだ。
そのため、非常に軽量で観客席に飛んでいっても危険性が少なく、かつ、イルカが噛んでも壊れない。
かつては普通のサッカーボールを使っていたそうだが、新品でも10分ほどで噛み割ってしまい、毎日いくつものボールをダメにしまうことが悩みだったとか。
ちなみに、お客とキャッチボールするボールも、海外から取り寄せた特殊な素材を用いたボールなのだそうだ。
イルカトレーナーは、イルカやそのトレーニングのことだけでなく、様々なマテリアルに関する知識も持っている必要があるようだ。

最後のショーの後、トレーナー氏が声をかけてきてくれたのをいいことに、興味のあるイルカトレーニングについての話をたっぷり聞かせてもらうことができた。
すっかり満足して、館内に戻ると、別のスタッフ氏が
「閉館間際はイルカたちがよく寄ってきますよ」と教えてくれたので、再びイルカプールの水中観察窓へ。

スタッフ氏の言葉通り、3頭すべてが集まってきた。
閉館間際の短い時間ではあったけれど、オレもイルカたちと目一杯遊んできた。
IMGP1681.jpg
若い女の子たちにモテモテで気をよくしているオッサンの図(笑)

余談ながら、人気投票ではリリーがトップの人気を集めているそうだが、オレはニーハ(中央)がお気に入り。

今回の長崎行きで、九州の水族館はほぼ制覇した訳だけれど、オレ的には海きららが九州でもっともお気に入りの水族館となった。
その理由は、ここまでのブログを読んでもらえれば伝わると思うのだけど、それ以前に、海きららに行ってみてもらえば、きっと賛同してもらえることと思う。

今の鳥羽水族館と言えば… その2 [鯨類]

9月に入り、夏休みの終わりとともに、水族館ブログのアクセス数もそれまでがウソみたいに伸びなくなった。
更新していないせいもあるんだろうけど、それまで連日多くの人の見てもらえていただけに、ちょっぴり寂しい気分でいたのだけど、先週末以降、夏休みシーズンほどではないけ
れど、それまでよりアクセス数の伸びがいいような…
ひょっとして、鳥羽水族館のダイオウグソクムシの話をしたから? だとしたら恐るべしダイオウグソクムシ効果、なのだけど、今の鳥羽水族館には、まさに今しか見られないものもある。

そのひとつが、6/15に産まれたイロワケイルカの仔。
IMG_4274.jpg
何年か前に、マリンピア松島水族館で出産直前の大きなお腹をしたものは見たことがあったけれど、産まれて間もないイロワケイルカを見たのは初めてだ。
小さい種類だから当たり前ではあるのだけど、仔イルカの小ささは驚くほど。
きわめてスムーズな泳ぎの母親とは対照的に、カクカク音がしそうなほどのぎこちなさで尾ビレを振り振り泳いでいるのが可愛い。
あまりのぎこちなさに、“もしかして作り物なんじゃ!?”なんて思えてきたり…

母子それぞれ1頭で泳いでいることが多かったが、それでも時にはこんなシーンも。
IMG_4464.jpg
こんな様子を見れば、流石に作り物とは思わないけれど、不思議なことに、母親とランデヴー遊泳する時は、泳ぎがスムーズに、そしてスピードも速まるのだ。
普通に泳げるんじゃん!! 母親に寄り添って泳ぐ方が、やはり単独で泳ぐよりも泳ぎやすいということなのだろうか?
IMG_4285.jpg
今やイロワケイルカは国内では2館でしか飼われていない。
それ自体がかなり貴重な存在なのだけど、そのベビーなんて見られる機会は滅多にない。
その作り物的可愛さ? を楽しめるのは今の時期だけだ!!


貴重なベビーと言えばもうひとつ。
9/3に産まれたオウムガイの幼体にも注目だ。
IMG_4413.jpg
産まれたばかりということで、大きさは直径3㎝ほどと、とても小さい。
形は成長した個体と同じような感じだが、殻の色はオレンジ色で、縞模様もうっすら。
だいぶ印象が違っている。
オウムガイ水槽の端に設置されたケースに1匹で入っていたが、行った時は水面に浮かんでいて、見えやすい位置には降りてきてくれなかった。
水面は観覧面より少し高い位置にあるため、さらに水面にいるとなると、綺麗な写真は撮れない。
いい位置にいるのを見られたなら、それもラッキーと言えるのかも。

その色、大きさ、まるで卵の黄身がプカプカ浮かんでいるようだ。
こんな小さいのに、刻んだ魚などを親と同じものを食べるらしい。
これがどんな風に大きくなって、オウムガイらしくなっていくのか、これまた次に行く時の楽しみ。
ちなみにこのオウムガイ、孵化したのは4年ぶりとのこと。
そもそも、孵化に成功している例が鳥羽水族館以外ではほとんどないため、そんな意味でも貴重な存在と言えるのだ。

夏休みシーズンも終わり、そろそろ水族館も空いてくる頃のはず。
1ヶ月前なら恐らく無理だったと思うが、今ならこうした“今だけスペシャル”もじっくり楽しむことができる。
どちらもなかなか見られないものに加え、時間が経てば経つほど、成長してしまうので、今ならではの可愛さを見たければ、早く行くしかない。

これらも含めて、鳥羽水族館自体がいろいろ“旬”なようです。

名古屋に出張中の鴨川ステラファミリー [鯨類]

南知多でコマッコウを見てたら、近くまで来てることも手伝ってか、ステラに会いたくなってきた。
どうせ帰り道である。というワケで名古屋港もハシゴ。
“名古屋生まれのシャチの赤ちゃん”なんてポスターがそこいら中に貼られているのを見ると、何ともムッとさせられる。
くどいようだけど、それ、鴨川のシャチだから!!

鴨川のステラ一家が出張して以来、個人的な印象が悪くなりつつある名古屋港水族館なのだけど、それでも、実際のシャチたちに会うと、イヤな気分も忘れてしまう。
IMG_3501.jpg
つい先日、リンという名前が付いたステラ仔と会うのは、昨年の12月以来。
ずいぶん大きくなっていて、1頭で遊び回っていることもしばしば。
IMG_3465.jpg
それに加えて、ランがずいぶんしっかりした感じになっていて、それも驚きだった。
鴨川にいた頃は、ガキンチョって感じだったのに…
その成長ぶりが嬉しく感じる反面、取られてしまったような寂しさも。

ステラのゴッドマザーぶりも健在だった。
入館した直後、観覧面のある手前のプールにランとリンの姿を見つけたと思っていたら、奥のプールからステラが、見ているオレが後ずさりしてしまいそうな勢いで出てきた。
ステラが身を翻したと思ったら、ランもリンもそれに付いて奥のプールへと消えてしまった。最初の突進は「誰がそっち行っていいって言ったの!!」という感じだったんだろうな。
IMG_3440.jpg
その後、待てど暮らせど、観覧面のある方のプールには誰もやって来ない。
名古屋に暮らす友人の話だと、いつもそんな感じらしい。
他に見たいものも特になかったし、シャチに会いに来たのだからという理由で、意地? になってその場で待っていたら、餌を与える時間になったのか、ステラ一家全頭がやって来た。
IMG_3452.jpg
ジャンプなどをしていたようで、水が激しく泡立つ。
鴨川で何度も見ていたはずのビンゴも、目の前を通り過ぎていく姿というのは新鮮で、あらためてその大きさに圧倒されたり。
IMG_3468.jpg
出張中の鴨川のシャチたちの元気な様子を見ていると、嬉しくなるけれど、同時に、鴨川に帰ってこないんじゃないか、みたいな不安感もよぎる。
そんなオレの回りで、自慢げ(そう聞こえる)にシャチを語る地元の人の話し声にもムッとすることも。
産まれたのは名古屋でも、妊娠したのは鴨川での話だし、産んだのも鴨川のシャチ。
そこにいるのは名古屋のシャチではありません!!!!
と言ってやりたくなるのを抑えつつ、何とも複雑な気分に。

帰りがけ、プールの上から奥のプールを眺めに行ったんだけど、反対側のメインプールではトレーナーとイルカたちが技の練習に励んでいた。
もちろん、練習中だからというのもあったんだろうけど、シャチとトレーナーたちの間には、何だか見えない壁があるような…!?
シャチのレンタル契約など、再展示に至るまでの経緯は、現場で働くスタッフ氏のはるか頭上で行われて決定されることなんだろうけど、実際、自分の働く現場に、そういう政治的な決定でやってきた存在というのは、どう映るんだろうなぁ。
イルカのトレーニング風景を眺めながら、ふと、そんなことを思った。

ステラ仔のリンや、ランの成長ぶりを見ていたら、随分長く行ってない鴨川に行きたくなってきた。ステラ仔よりも先に生まれたラビー仔のルーナも大きくなってるんだろうなぁ。

激レア小型鯨類、コマッコウ@南知多ビーチランド [鯨類]

日本の水族館では2013年6月現在、16種類の鯨類を見ることができる。
その内、スジイルカ、ハセイルカ、コマッコウの3種類は各1頭ずつしか飼育されていない激レア種。
しかし、その中でも特に珍しいと言えるのがコマッコウだろう。
以前、水族館で飼育、展示がなされていた例もあるが、いずれもストランディング個体などを保護したもの。これまでの最長飼育記録は鴨川シーワールドでの394日。健康な個体が搬入されたワケでないことも大きいのだろうけど、飼育も難しいのかも知れない。
そのコマッコウが4月7日に保護され、南知多ビーチランドに搬入されたという。
それも過去の例と同様、ストランディングしたもの。
幸いにも死んでしまうこともなく、無事に水槽へと搬入され、餌も食べるようになったとブログでは書かれていた。
スナメリや魚が泳ぐ大水槽で保護されているため、搬入直後から観客の目に触れる場所にいたため、オレの友人にはスクランブルした人が数名(笑)

オレとしては、漠然と見てみたいとは思いつつも、何が何でも、というほどではなかったので、いつか… なんて思っていたんだけど、その“いつか”がふいに訪れた。
愛知で仕事になったので、その翌日、まだ見ぬコマッコウに会いに行ってきた。

入館してすぐ、大型魚の回遊水槽から、流行りのイワシの水槽へと模様替えした大水槽へと向かう。コマッコウはそこにいるからだ。
IMG_3133.jpg
でも、暗い… と言うか、明るい所と暗い所の差が激しく、コマッコウはアクリル面の近くまで来てくれないのも手伝って、陽の光が差し込んでいるというのに暗く感じてしまうのだ。
水槽は、中にあった岩山がなくなっていて、広く見えるようになった反面、瓦礫みたいな底砂利がやけに目に付くような気が。暗くなったお陰で、以前より古くさく見えるようになってしまったようで、ちょっと残念。
でも、以前よりアクリルが綺麗になったような気がするし、スナメリによって刺激されるからか、イワシの群れは動きもよく、最近増えたイワシ水槽の中でももっとも綺麗に見える群れだと思った。
話が逸れてしまったけれど、その薄暗い中、目を凝らして探すと、奥の方に目的のコマッコウの姿を見つけた。
IMG_3079.jpg
頭を下に向けて、立ち泳ぎのような状態のままずっとその場にいる。
どこかおかしいの? なんて思ってしまうけれど、何しろ初めて見る生き物だから、それが普通なのか、おかしいのか、見当も付かない。
しばらくすると、呼吸のために浮上し、それまでいた側とは逆側の水面へと移動し、しばらくそこで浮かんでる。
IMG_3159.jpg
その繰り返しだった。
同じ水槽には2頭のスナメリや、沢山の小魚が入っているが、それらと遊んだり、捕まえたりすることもなく、水面に浮かんでいるか、頭を下に向けてじっとしているかのどちらか。不思議な生き物だ。

顔つきは、カバをロングノーズにしたみたい、というかムーミンのよう。
のんびりした動き(それも普通なのかは分からないけど)も手伝って、優しそうに見える。
スナメリにはない背ビレがあり、頭部先端からはかなり後ろにある口は細く、小さい。
胸ビレもかなり小さめだ。
IMG_3327.jpg
可愛い… のかなぁ!?

時々泳ぎ回ったり、水面からジャンプして跳び上がることもあったけれど、同居のスナメリと比べると、ジッとしている時間が長い。
大きさはほぼ同じくらいか、少しコマッコウが大きいくらい。
背中はげっそりこけているようで、かなり痩せているように見える。また、肌もデコボコしていて、荒れているような…
でも、それが異常なのか、そういう状態が普通なのかは分からない。何せ初めて見る生き物だから…

ホンの一瞬、スナメリとつるむようなそぶりを見せたけれど、あまり関心はない様子。
でも、水槽内にいるクロウミガメにはかなり関心があるようで、カメにまとわりつくような様子が何度か見られた。
一見、鳥羽水族館のジュゴン、セレナとアオウミガメのカメ吉を連想させるが、クロウミガメはまったくの無関心。
IMG_3314.jpg
それにしても、クロウミガメとコマッコウの2ショットなんて、ウルトラ激レアショット!! これが撮れただけでも、南知多まで足を運んだ甲斐があったというものだ。

保護されてから2ヶ月が経過し、餌もちゃんと食べているという。
決していい状態とは言えないようだけど、元気になって、これが本来のコマッコウの姿、というのが見られることを願うばかり。
知られていないことも多い種類だけに、1日も長い長期飼育が実現されることを期待したい。

沖縄美ら海水族館で珍に会う・鯨類編 [鯨類]

そういう名前の本が出る、という話ではありませんよ(笑)

6月1日、ジンベエザメが泳ぐ黒潮大水槽でマダライルカの展示が始められた。
http://oki-churaumi.jp/info/news/archives/8368
それによって沖縄美ら海水族館は、国内2カ所目となるマダライルカの展示館となった。

このニュースの公表以降、オレの見える範囲? ではかなりの反響で、SNSなどに“見に行きたい!!”という書き込みもチラホラ。
とは言え、大水槽でイルカと魚の混泳は美ら海水族館が初めてではないし、ジンベエザメとイルカの混泳だって初めてじゃない。もっともこちらは一時的に、だけど。
珍しいマダライルカだから? それともあの大水槽にイルカがいることが凄い?

オレが美ら海水族館に行ったのは、以前のブログにも書いた通り5月10日前後のこと。その時点では大水槽での展示は始まっていなかったけれど、マダライルカが搬入されたことは和歌山遠征の際に教えてもらっていたから、既に知っていた。
今回の美ら海水族館も、目的はマンタの出産シーンだったことは以前のブログに書いたけれど、マダライルカを探すことも目的のひとつだった。
オレの予想では、オキちゃん劇場のショープールの裏側、もしくは向かって左側のプールにいるだろうと考えていたんだけど、結構自信があったその読みも見事に外れ。まったく予想もしない所にいた。

水族館に到着し、マンタの仔が産まれていないことを確認した後、大水槽の上部へ。
眼下の予備水槽にいるサメなんかを眺めていると、響き渡るようなピターン、ピターンという音が聞こえてくる。
魚でも跳ねたのかと思ったのだけど、それにしてはずっと続いてる。
何が跳んでるんだ? と音のする方を見てみると、何とイルカ。
IMG_9742.jpg
「あっ!! こんな所にいた!!」話に聞いていたマダライルカは、大水槽の一角を仕切った簡易生け簀の中にいた。
IMG_9753.jpg
近くにいた飼育スタッフ氏をつかまえて、早速話を聞く。
オレ:「マダライルカって、大水槽で泳がせるんですか?」
スタッフ氏:「その予定です」
オ:「魚を食べちゃったり、他の魚に悪戯したりしません?」
ス:「小さい魚を食べちゃうことはあるでしょうね。ジンベエザメとかにちょっかいを出すようなことはしないと思います」
オ:「いつから公開ですか?」
ス:「一応、6月頃からの予定なんですが、どうなるか分かりません。今も開館前とかに生け簀から放して泳がせてみるんですが、あまり出て行こうとしないんですよね」
IMG_3054.jpg
神経質で環境の変化に敏感であるという太地で聞いた話、そして「あまり出て行きたがらない…」という上記の話を鑑みると、大水槽で泳ぐのは結構先の話になりそうだな、なんて考えていたんだけど、その読みもまたまた外れ。
予定通り? 6月からの公開に漕ぎ着けたようだ。

何かで読んだのだけど、美ら海水族館の飼育スタッフ氏のインタビューだったかな?
「大水槽にイルカを入れてみたい」なんて一節があったような記憶があるが、あの大水槽にイルカを泳がせてみるという計画(妄想に近い?)は結構前からあったようなのだ。
それが美ら海水族館のオープンから10年経った今、ようやく実現したというワケだ。
それがマダライルカだった、というのは少々驚きだったけれど…

余談ながら、美ら海水族館以外にもう1館、マダライルカを搬入した水族館があるそうなのだけど、公式発表が何もないので、どこの水族館かはここには書かない。
でも、太地くじら博物館の4頭、美ら海水族館の3頭、そしてもう1館が何頭搬入したかは分からないけど、仮に1頭だけだったとしても飼育下のマダライルカの頭数は、シャチと同じ8頭ということになり、飼育頭数の少なさによる希少性という点では、中ランクくらいになったことになる。
IMG_3066.jpg
美ら海水族館に話を限定すると、そこでしか飼われていないミナミバンドウイルカやシワハイルカの方が数が少なく珍しい、ということになるんだけど…
IMG_2983.jpg
シワハイルカのミンタとミナミバンドウイルカのムク。

そこは“旬”な話題として、やっぱり注目しておくべきかな?
ここに掲載しているのは公開前の画像のみ。大水槽を泳ぐ様子もあった方がいいよね? というワケでYoutubeにアップされてたものをリンクしておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=eZa9Sg5qHrA

オレが美ら海水族館に行かなくちゃならない理由は無くなってしまったけれど、この先もどこかで行くことになるだろうから、その時は大水槽を泳ぐイルカの姿を載せたいと思う。